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公開番号
2025087909
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2025041376,2021091033
出願日
2025-03-14,2021-05-31
発明の名称
単語登録方法および単語登録装置
出願人
三菱重工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G10L
15/06 20130101AFI20250603BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】移動体の操縦に用いられる音声認識エンジンの発音辞書への単語の登録作業の効率化を図る。
【解決手段】単語登録方法は、移動体の操縦時に発声されるセリフを入力する音声認識エンジンの発音辞書への単語の登録方法であって、前記操縦時に発声されるセリフに含まれる単語を抽出するステップと、前記抽出した単語のうち母音の配列パターンが同じ単語が複数存在する場合に、当該母音の配列パターンが同じ単語のうちの一つを、前記セリフ中における前後の単語と結合して一単語にまとめる第1のまとめステップと、前記抽出した単語、および、一単語にまとめられた単語を前記発音辞書に登録するステップと、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
移動体の操縦に用いられる音声認識エンジンの発音辞書への単語の登録方法であって、 前記操縦時に発声されるセリフに含まれる単語を抽出するステップと、
前記抽出した単語のうち母音の配列パターンが同じ単語が複数存在する場合に、当該母音の配列パターンが同じ単語のうちの一つを、前記セリフ中における前後の単語と結合して一単語にまとめる第1の結合処理を行うステップと、
前記抽出した単語、および、前記一単語にまとめられた単語を前記発音辞書に登録するステップと、
を有する単語登録方法。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記セリフ中でつなげて使用される二つの単語の組のうち、一つ目の単語の最後の母音と二つ目の単語の最初の母音とが一致する場合に、当該組に属する二つの単語を一単語にまとめる第2の結合処理を行うステップを更に有する、
請求項1に記載の単語登録方法。
【請求項3】
前記第1の結合処理を実行した後に前記第2の結合処理を実行する、
請求項2に記載の単語登録方法。
【請求項4】
移動体の操縦に用いられる音声認識エンジンの発音辞書に単語を登録する装置であって、
前記操縦時に発声されるセリフに含まれる単語を抽出する抽出部と、
前記抽出した単語のうち母音の配列パターンが同じ単語が複数存在する場合に、当該母音の配列パターンが同じ単語のうちの一つを、前記セリフ中における前後の単語と結合して一単語にまとめる第1の結合処理部と、
前記抽出した単語、および、一単語にまとめられた単語を前記発音辞書に登録する登録部と、
を備える単語登録装置。
【請求項5】
移動体の操縦に用いられる音声認識エンジンの発音辞書への単語の登録方法であって、
前記操縦時に発声されるセリフに含まれる単語を抽出するステップと、
前記セリフ中でつなげて使用される二つの単語の組のうち、一つ目の単語の最後の母音と二つ目の単語の最初の母音とが一致する場合に、当該組に属する二つの単語を一単語にまとめるステップと、
前記抽出した単語、および、一単語にまとめられた単語を前記発音辞書に登録するステップと、
を有する単語登録方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、単語登録方法および単語登録装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
通常、船舶などの移動体では、発令者(船長など)が発声した操舵号令を操縦員が聞き、その意味を認識し、操舵を行う。近年、働き手の減少による省人化を進めるべく、音声認識エンジンを用いて、発令者の操舵号令の発声により、操縦員を介さずに操縦することが望まれている。そのためには、操舵号令の音声認識の精度を高める必要がある。
【0003】
本開示に関連する技術として、特許文献1には、指示音声データに対して音声認識処理を行うことによって指示動作情報を特定することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-214466号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一般的な音声認識エンジンでは、発音辞書に単語(テキスト情報)と発音(音響モデル)の組み合わせを登録することで、一単語として認識すべき単語をカスタマイズすることができる。音声認識エンジンの認識率を高めるためにはこの発音辞書を作りこむ必要があるが、音声認識エンジンの誤認識の傾向を把握しながらの試行錯誤を要するため、手間がかかる。
【0006】
本開示の目的は、移動体の操縦(操舵)に用いられる音声認識エンジンの発音辞書への単語の登録作業の効率化を図ることにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様によれば、単語登録方法は、移動体の操縦に用いられる音声認識エンジンの発音辞書への単語の登録方法であって、前記操縦時に発声されるセリフに含まれる単語を抽出するステップと、前記抽出した単語のうち母音の配列パターンが同じ単語が複数存在する場合に、当該母音の配列パターンが同じ単語のうちの一つを、前記セリフ中における前後の単語と結合して一単語にまとめる第1の結合処理を行うステップと、前記抽出した単語、および、前記一単語にまとめられた単語を前記発音辞書に登録するステップと、を有する。
【0008】
本開示の一態様によれば、単語登録装置は、移動体の操縦に用いられる音声認識エンジンの発音辞書に単語を登録する装置であって、前記操縦時に発声されるセリフに含まれる単語を抽出する抽出部と、前記抽出した単語のうち母音の配列パターンが同じ単語が複数存在する場合に、当該母音の配列パターンが同じ単語のうちの一つを、前記セリフ中における前後の単語と結合して一単語にまとめる第1の結合処理部と、前記抽出した単語、および、一単語にまとめられた単語を前記発音辞書に登録する登録部と、を備える。
【0009】
本開示の一態様によれば、単語登録方法は、移動体の操縦に用いられる音声認識エンジンの発音辞書への単語の登録方法であって、前記操縦時に発声されるセリフに含まれる単語を抽出するステップと、前記セリフ中でつなげて使用される二つの単語の組のうち、一つ目の単語の最後の母音と二つ目の単語の最初の母音とが一致する場合に、当該組に属する二つの単語を一単語にまとめるステップと、前記抽出した単語、および、一単語にまとめられた単語を前記発音辞書に登録するステップと、を有する。
【発明の効果】
【0010】
上述の各態様によれば、移動体の操縦に用いられる音声認識エンジンの発音辞書への単語の登録作業の効率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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