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公開番号2025085346
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-05
出願番号2023199154
出願日2023-11-24
発明の名称予測システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類B60S 5/02 20060101AFI20250529BHJP(車両一般)
要約【課題】合計充填時間を精度よく予測することができる技術を提供する。
【解決手段】水素ステーションに待機している1台以上の燃料電池車両に水素を充填するのに要する合計充填時間を予測する予測システムは、少なくとも一つの制御装置を備えている。少なくとも一つの制御装置は、水素ステーションに設置された蓄圧器の圧力を取得する処理と、水素ステーションに待機している1台以上の燃料電池車両を撮像した撮像画像を取得する処理と、水素ステーションの設置場所における外気温を取得する処理と、撮像画像を処理して、撮像画像中に存在する1台以上の燃料電池車両のそれぞれについて、その車種を特定するとともに、特定した車種、外気温、及び、圧力に基づいて、当該燃料電池車両への水素の充填時間を算出する処理と、1台以上の燃料電池車両のそれぞれについて算出した充填時間を合計して、合計充填時間を算出する処理と、を実行する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
水素ステーションに待機している1台以上の燃料電池車両に水素を充填するのに要する合計充填時間を予測する予測システムであって、
少なくとも一つの制御装置を備え、前記少なくとも一つの制御装置は、
前記水素ステーションに設置された蓄圧器の圧力を取得する処理と、
前記水素ステーションに待機している前記1台以上の燃料電池車両を撮像した撮像画像を取得する処理と、
前記水素ステーションの設置場所における外気温を取得する処理と、
前記撮像画像を処理して、前記撮像画像中に存在する前記1台以上の燃料電池車両のそれぞれについて、その車種を特定するとともに、特定した車種、前記外気温、及び、前記圧力に基づいて、当該燃料電池車両への水素の充填時間を算出する処理と、
前記1台以上の燃料電池車両のそれぞれについて算出した前記充填時間を合計して、前記合計充填時間を算出する処理と、
を実行する、予測システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書に開示の技術は、水素ステーションにおける合計充填時間を予測する予測システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に、複数の水素ステーションと、複数の燃料電池車両と、サーバと、を備える運行システムが開示されている。サーバは、複数の水素ステーションのそれぞれが供給可能な水素量に基づいて、燃料電池車両への水素の充填時間を低減するための運行ルートを決定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-18846号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ある水素ステーションにおいて、当該水素ステーションに待機している1台以上の燃料電池車両に水素を充填するのに要す合計充填時間は様々である。このため、合計充填時間を精度よく予測することができる技術が望まれている。
【0005】
本明細書では、合計充填時間を精度よく予測することができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書では、水素ステーションに待機している1台以上の燃料電池車両に水素を充填するのに要する合計充填時間を予測する予測システムを開示する。前記予測システムは、少なくとも一つの制御装置を備え、前記少なくとも一つの制御装置は、前記水素ステーションに設置された蓄圧器の圧力を取得する処理と、前記水素ステーションに待機している前記1台以上の燃料電池車両を撮像した撮像画像を取得する処理と、前記水素ステーションの設置場所における外気温を取得する処理と、前記撮像画像を処理して、前記撮像画像中に存在する前記1台以上の燃料電池車両のそれぞれについて、その車種を特定するとともに、特定した車種、前記外気温、及び、前記圧力に基づいて、当該燃料電池車両への水素の充填時間を算出する処理と、前記1台以上の燃料電池車両のそれぞれについて算出した前記充填時間を合計して、前記合計充填時間を算出する処理と、を実行する。
【0007】
上記の構成では、制御装置は、特定した車種、外気温、及び、圧力に基づいて、燃料電池車両への水素の充填時間を算出し、1台以上の燃料電池車両のそれぞれに対応する充填時間を合計して前記合計充填時間を算出する。従って、水素ステーションにおける合計充填時間を精度よく予測することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
車両システム2の構成を示す。
サーバ50によって実行される予測処理のフローチャートを示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(実施例)
図1に示すように、車両システム2は、予測システム10と、端末装置100と、を備えている。予測システム10は、合計充填時間を予測するためのシステムである。合計充填時間は、ある水素ステーションにおいて、当該水素ステーションに待機している1台以上の燃料電池車両に水素を充填するのに要する時間である。以下では、水素を充填するために待機している燃料電池車両のことを、「待機車両」と記載する。端末装置100は、例えば、携帯電話、スマートフォン等の可搬型の端末装置である。端末装置100は、インターネット4に接続されている。
【0010】
予測システム10は、水素供給システム20と、サーバ50と、を備えている。水素供給システム20は、ある水素ステーション6に設置される。水素ステーション6は、オンサイト型の水素ステーションであってもよいし、オフサイト型の水素ステーションであってもよい。水素供給システム20は、燃料電池車両に水素を供給するためのシステムである。水素供給システム20は、水素ディスペンサ22と、プレクーラ24と、蓄圧器26と、圧力センサ26aと、圧縮機28と、カメラ30と、温度センサ32と、通信インターフェース34と、第1の制御装置36と、を備えている。以下では、インターフェースのことを「I/F」と記載する。圧力センサ26aは、蓄圧器26の圧力(内圧)を検出する。カメラ30は、水素ステーション6の1台以上の待機車両を撮像する。温度センサ32は、水素ステーション6が設置されている場所の外気温を検出する。通信I/F34は、インターネット4に接続されている。通信I/F34は、他の装置との通信を実行するためのI/Fである。第1の制御装置36は、水素供給システム20の各構成要素の動作を制御する。
(【0011】以降は省略されています)

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