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公開番号2025084013
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-02
出願番号2023197754
出願日2023-11-21
発明の名称情報処理装置及び制御方法
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B60R 16/02 20060101AFI20250526BHJP(車両一般)
要約【課題】音声入力に対する返答を出力する技術の利便性を向上させる情報処理装置及びその制御方法を提供する。
【解決手段】システム10において、情報処理装置20は、車両12の乗員からの音声入力に応じた機能を制御する制御部を備える。制御部は、乗員を識別し、識別した乗員によって、音声入力に対する返答の簡潔度合いを調整し、音声入力に対する出力としての返答の簡潔度合いをユーザに合わせて変更することで利便性を向上させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
車両の乗員からの音声入力に応じた機能を制御する制御部であって、前記乗員を識別し、識別した前記乗員によって、前記音声入力に対する返答の簡潔度合いを調整する制御部を備える情報処理装置。
続きを表示（約 440 文字）【請求項２】
前記制御部は、前記返答として、前記機能についての確認を省略した音声を出力することで、前記簡潔度合いを上げる請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項３】
前記制御部は、前記乗員を識別すると、前記乗員の前記情報処理装置の利用状況を示す利用状況データを参照して、前記乗員の前記情報処理装置の利用に関する習熟度を判定し、判定した前記習熟度が高いほど、前記簡潔度合いを上げる請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項４】
前記制御部は、前記乗員の、前記車両の所有者との関係によっても、前記簡潔度合いを調整する請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項５】
コンピュータが、車両の乗員からの音声入力に応じた機能を制御することと、
前記コンピュータが、前記乗員を識別することと、
前記コンピュータが、識別した前記乗員によって、前記音声入力に対する返答の簡潔度合いを調整することと
を含む制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、情報処理装置及び制御方法に関する。
続きを表示（約 960 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、ユーザからの音声入力に対して回答を行う方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２２－１０２３０５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
従来の方法では、音声入力に対する回答が、どの発話者に対しても一律にしか行われない。そのため、利便性が不十分である。
【０００５】
本開示の目的は、音声入力に対する返答を出力する技術の利便性を向上させることである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示に係る情報処理装置は、
車両の乗員からの音声入力に応じた機能を制御する制御部であって、前記乗員を識別し、識別した前記乗員によって、前記音声入力に対する返答の簡潔度合いを調整する制御部を備える。
【０００７】
本開示に係る制御方法は、
コンピュータが、車両の乗員からの音声入力に応じた機能を制御することと、
前記コンピュータが、前記乗員を識別することと、
前記コンピュータが、識別した前記乗員によって、前記音声入力に対する返答の簡潔度合いを調整することと
を含む。
【発明の効果】
【０００８】
本開示によれば、音声入力に対する出力としての返答の簡潔度合いをユーザに合わせて変更することができるので、利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
本開示の実施形態に係るシステムの構成を示す図である。
本開示の実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。
本開示の実施形態に係る利用状況データの例を示す表である。
本開示の実施形態に係る情報処理装置の動作を示すフローチャートである。
本開示の実施形態に係る情報処理装置の動作の変形例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、本開示の一実施形態について、図を参照して説明する。
（【００１１】以降は省略されています）

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