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公開番号
2025081834
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-28
出願番号
2023194867
出願日
2023-11-16
発明の名称
目地補修用コンクリート床版および目地の補修方法
出願人
株式会社ガイアート
,
ケイコン株式会社
,
株式会社高速道路総合技術研究所
,
東日本高速道路株式会社
,
中日本高速道路株式会社
,
西日本高速道路株式会社
代理人
弁理士法人来知国際特許事務所
,
個人
,
個人
主分類
E01C
11/04 20060101AFI20250521BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】従来工法と同等以上の品質を維持するとともに、施工時間を短縮し、規制時間を短縮できる補修技術を提供する。
【解決手段】補修対象は、既設ダウエルバーを有するコンクリート舗装の既設目地構造である。本願目地補修用コンクリート床版1は、略中央に目地板11とダウエルバー12とを備える。まず、既設目地の前後の所定位置にてコンクリートを切断する。切断により形成される撤去範囲のコンクリートを撤去する。撤去により形成される空間2に、目地補修用コンクリート床版1を設置する。既設残部3端面と目地補修用コンクリート床版1の端面の間に充填剤4を充填する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
略中央に目地板とダウエルバーとを備えることを特徴とする目地補修用コンクリート床版。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
床版端面は目荒らし処理されている
ことを特徴とする請求項1記載の目地補修用コンクリート床版。
【請求項3】
破損目地を含む範囲が撤去された既設コンクリート舗装残部と、
撤去により形成される空間に設置される請求項1または2記載の目地補修用コンクリート床版と、
前記既設コンクリート舗装残部の端面と前記目地補修用コンクリート床版の端面との間に形成される充填剤充填部と、
を備えることを特徴とする補修目地構造。
【請求項4】
既設ダウエルバーを有するコンクリート舗装の目地の補修方法であって、
前記目地の前後の所定位置にてコンクリートを切断し、
前記切断により形成される撤去範囲のコンクリートを撤去し、
前記撤去により形成される空間に、請求項1または2記載の目地補修用コンクリート床版を設置し、
前記撤去により形成される残部端面と前記目地補修用コンクリート床版の端面の間に充填剤を充填する
ことを特徴とする目地の補修方法。
【請求項5】
前記撤去により形成される残部端面と前記目地補修用コンクリート床版の端面の間隔は10~50mmである
ことを特徴とする請求項4記載の目地の補修方法。
【請求項6】
前記充填剤は樹脂系接着剤またはグラウトを含む
ことを特徴とする請求項4記載の目地の補修方法。
【請求項7】
前記撤去により形成される残部端面に目荒らし処理をする
ことを特徴とする請求項4記載の目地の補修方法。
【請求項8】
既設コンクリート舗装の目地の補修方法であって、
前記目地の前後の所定位置にてコンクリートを切断し、
前記切断により形成される撤去範囲のコンクリートを撤去し、
前記撤去により形成される空間に、請求項1または2記載の目地補修用コンクリート床版を設置し、
前記撤去により形成される残部端面と前記目地補修用コンクリート床版の端面の間に充填剤を充填する
ことを特徴とする目地の補修方法。
【請求項9】
既設コンクリート舗装の目地の補修方法であって、
前記目地の前後の所定位置にてコンクリートを切断し、
前記切断により形成される撤去範囲のコンクリートを撤去し、
前記撤去により形成される空間に、目地補修用コンクリート床版を設置し、
前記撤去により形成される残部端面と前記目地補修用コンクリート床版の端面の間に充填剤を充填する
ことを特徴とする目地の補修方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は目地を有するコンクリート舗装技術に関し、特に補修技術に関する。
続きを表示(約 800 文字)
【背景技術】
【0002】
舗装は、アスファルト舗装とコンクリート舗装に大別される。コンクリートの温度伸縮を吸収するために、コンクリート舗装には横目地や縦目地が設けられている。
【0003】
目地機能を維持するとともに、目地部における荷重伝達を図るため、目地にはダウエルバー(スリップバーともいう)が設けられている。ダウエルバーは片側にアスファルトなどを塗布することにより、スリップ可能である。
【0004】
経験的に、コンクリート舗装における損傷は目地および目地周辺で発生することが多い。目地上部には目地材が設けられ、水の侵入を防止しているが、経年劣化により水が浸入し、水によりダウエルバーが腐食する。また、侵入した水は路盤を脆弱にする。これらの相互作用によりダウエルバーに沿ってコンクリートにクラックが発生する。クラックの進展に伴い、目地周辺のコンクリートが剥離する。
【0005】
損傷を早期に発見できれば簡易補修により対応できるが、コンクリート剥離等が広範囲となると、打ち換えによる抜本的な補修が必要となる。
【0006】
したがって、コンクリート舗装において目地の補修は重要である。
【0007】
一般的なコンクリート舗装における目地の補修について説明する。
【0008】
図4は、補修対象である目地構造の一例である。目地構造は、目地材とダウエルバーを有する。
【0009】
図5は、従来型補修方法の一例(例えば特許文献1記載)である。上図が撤去状態示す斜視図であり、下図が従来補修目地構造を示す断面図である。
【0010】
まず、撤去範囲を設定し、コンクリート版を切断し、損傷個所を含む部位を撤去する。
(【0011】以降は省略されています)
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