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公開番号
2025081405
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-27
出願番号
2025020591,2023202753
出願日
2025-02-12,2012-02-23
発明の名称
表示装置
出願人
株式会社半導体エネルギー研究所
代理人
主分類
H10K
50/844 20230101AFI20250520BHJP()
要約
【課題】外部から物理的な力が与えられた際に、発光素子が破壊されることを抑制した信
頼性の高い発光装置を提供する。
【解決手段】第1の基板上に形成された第1の電極層と発光層と第2の電極層からなる発
光素子と、第1の基板上に形成された構造体と、第1の基板と対向して設けられた第2の
基板と、第2の基板との間に設けられた接着層と、を有し、発光層は構造体により分離さ
れ、構造体と接着層、または構造体と第2の電極層の密着性を強めることにより、発光素
子が破壊されることを抑制した信頼性の高い発光装置を実現することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1のトランジスタ及び発光素子を画素に有する画素部と、信号線駆動回路と、
前記信号線駆動回路と電気的に接続された電極と、前記電極と電気的に接続されるFPCと、を有する表示装置であって、
前記第1のトランジスタ上に配置された領域、及び、前記信号線駆動回路の第2のトランジスタ上に配置された領域を有する絶縁層と、
前記絶縁層上に配置された領域を有し、かつ、前記絶縁層上に配置された前記発光素子の第1の電極層の周縁を覆う領域を有する隔壁と、
前記発光素子の第2の電極層上に配置された領域を有し、かつ、酸素とアルミニウムを含む第1の層と、
前記第1の層の上面と接する領域を有するように配置された接着層と、
前記接着層上に配置された領域を有する着色層と、
前記着色層上に配置された領域を有する基板と、を有し、
前記発光素子の第1の電極層は、前記第1のトランジスタのソース又はドレインと電気的に接続される、
表示装置。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
第1のトランジスタ及び発光素子を画素に有する画素部と、信号線駆動回路と、
前記信号線駆動回路と電気的に接続された電極と、前記電極と電気的に接続されるFPCと、を有する表示装置であって、
前記第1のトランジスタ上に配置された領域、及び、前記信号線駆動回路の第2のトランジスタ上に配置された領域を有する絶縁層と、
前記絶縁層上に配置された領域を有し、かつ、前記絶縁層上に配置された前記発光素子の第1の電極層の周縁を覆う領域を有する隔壁と、
前記発光素子の第2の電極層上に配置された領域を有し、かつ、酸素とアルミニウムを含む封止膜と、
前記封止膜の上面と接する領域を有するように配置された接着層と、
前記接着層上に配置された領域を有する着色層と、
前記着色層上に配置された領域を有する基板と、を有し、
前記発光素子の第1の電極層は、前記第1のトランジスタのソース又はドレインと電気的に接続され、
前記封止膜は酸化アルミニウムを含む、
表示装置。
【請求項3】
請求項1又は請求項2において、
前記絶縁層は、上面に平坦な領域を有する、
表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の一態様は、エレクトロルミネッセンスを利用した発光装置に関する。また、発光
装置を用いた電子機器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、エレクトロルミネッセンス(Electroluminescence:EL)を
利用した発光素子の研究開発が盛んに行われている。これら発光素子の基本的な構成は、
一対の電極間に発光性の物質を含む層を挟んだものである。この素子に電圧を印加するこ
とにより、発光性の物質からの発光が得られる。
【0003】
上述の発光素子は自発光型であるため、これを用いた発光装置は、視認性に優れ、バック
ライトが不要であり、消費電力が少ない等の利点を有する。さらに、薄型軽量に作製でき
、応答速度が高いなどの利点も有する。
【0004】
また、上述の発光素子を有する発光装置としては、薄型軽量化に加え、可撓性や耐衝撃性
が図れることから、フレキシブル基板への採用が検討されている。また、フレキシブル基
板への採用は、発光装置だけではなく、半導体特性を利用することで機能する半導体装置
などにも適用されている。
【0005】
フレキシブル基板を用いた半導体装置の作製方法としては、ガラス基板や石英基板といっ
た基材上に薄膜トランジスタなどの半導体素子を作製した後、基板から他の基材(例えば
フレキシブルな基材)へと半導体素子を転置する技術が開発されている。半導体素子を他
の基材へ転置するためには、半導体素子を作製する際に用いた基材から半導体素子を分離
する工程が必要である。
【0006】
例えば、特許文献1には次のようなレーザーアブレーションを用いた剥離技術が記載され
ている。基板上に、非晶質シリコンなどからなる分離層、分離層上に薄膜素子からなる被
剥離層を設け、被剥離層を接着層により転写体に接着させる。レーザー光の照射により分
離層をアブレーションさせることで、分離層に剥離を生じさせている。
【0007】
また、特許文献2には人の手などの物理的な力で剥離を行う技術が記載されている。特許
文献2では、基板と酸化物層との間に金属層を形成し、酸化物層と金属層との界面の結合
が弱いことを利用して、酸化物層と金属層との界面で剥離を生じさせることで、被剥離層
と基板とを分離している。
【0008】
また、特許文献2においては、陽極、有機発光層、及び陰極を含む発光素子上に、層間絶
縁膜を形成し、さらに、層間絶縁膜と支持体を接着層で貼り合わせている。次いで、酸化
物層と金属層との界面で剥離することにより、発光素子を有する被剥離層は、接着層によ
りフィルム基板に貼り合わせ、フレキシブル基板を用いた発光装置が作製されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開平10-125931号公報
特開2003-174153号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
ここで、被剥離層に形成された発光素子は、一対の電極間に発光層を挟持した構造である
。発光層に有機化合物を用いた場合、発光層に接して形成される陰極あるいは陽極である
電極との密着性が弱い。発光層と電極との密着性が弱い場合、剥離層と被剥離層とを物理
的な力で分離する際に、発光層と電極との界面で剥がれてしまう恐れがある。
(【0011】以降は省略されています)
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