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公開番号
2025081107
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-27
出願番号
2023194646
出願日
2023-11-15
発明の名称
高周波モジュール及び通信装置
出願人
株式会社村田製作所
代理人
弁理士法人北斗特許事務所
主分類
H04B
1/04 20060101AFI20250520BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】温度変動時の特性劣化を低減させる。
【解決手段】高周波モジュール1は、パワーアンプ2と、外部接続端子31と、スイッチ4と、を備える。外部接続端子31は、トラッカモジュール9及びパワーアンプ2に接続される。トラッカモジュール9は、パワーアンプ2に電源電圧を出力する。スイッチ4は、外部接続端子31とパワーアンプ2とを繋ぐ経路を、互いに異なる遅延時間を有する複数の経路P1~P3から選択的に切り替える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
パワーアンプと、
前記パワーアンプに電源電圧を出力するトラッカモジュール及び前記パワーアンプに接続される外部接続端子と、
前記外部接続端子と前記パワーアンプとの間の経路を、互いに異なる遅延時間を有する複数の経路から選択的に切り替えるスイッチと、を備える、
高周波モジュール。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
前記スイッチは、温度に基づいて、前記外部接続端子と前記パワーアンプとを繋ぐ前記経路を切り替える、
請求項1に記載の高周波モジュール。
【請求項3】
温度センサを更に備え、
前記スイッチは、前記温度センサが計測した温度に基づいて、前記外部接続端子と前記パワーアンプとを繋ぐ前記経路を切り替える、
請求項2に記載の高周波モジュール。
【請求項4】
前記複数の経路の少なくとも一つは、配線導体のみで構成される、
請求項1~3のいずれか一項に記載の高周波モジュール。
【請求項5】
前記複数の経路の少なくとも一つに設けられており、抵抗及びキャパシタを有するRC回路を含む遅延回路を更に備える、
請求項1~3のいずれか一項に記載の高周波モジュール。
【請求項6】
前記複数の経路の全てに設けられており、各々が抵抗及びキャパシタを有するRC回路を含む複数の遅延回路を更に備える、
請求項1~3のいずれか一項に記載の高周波モジュール。
【請求項7】
パワーアンプと、
前記パワーアンプに電源電圧を出力するトラッカモジュール及び前記パワーアンプに接続される外部接続端子と、
前記外部接続端子と前記パワーアンプとを繋ぐ経路に接続されているサーミスタと、を備える、
高周波モジュール。
【請求項8】
請求項1~3及び7のいずれか一項に記載の高周波モジュールと、
前記トラッカモジュールと、
前記高周波モジュールに接続されている信号処理回路と、を備える、
通信装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般に高周波モジュール及び通信装置に関し、より詳細には、パワーアンプを備える高周波モジュール、及び、高周波モジュールを備える通信装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、トラッカ(トラッカモジュール)からパワーアンプに出力される電源電圧と高周波信号とのタイミングを合わせるため、トラッカとパワーアンプとの間に遅延素子を備えることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2020/0350866号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載された従来の高周波モジュールでは、どのような温度でも、トラッカモジュールからパワーアンプに出力される電源電圧の遅延が常に同じ量となるため、温度変動によっては電源電圧の遅延が不適切な量となり、EVM特性などの劣化が生じることがある。
【0005】
本発明は、上記の点に鑑みてなされ、温度変動時の特性劣化を低減させることができる高周波モジュール及び通信装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る高周波モジュールは、パワーアンプと、外部接続端子と、スイッチと、を備える。前記外部接続端子は、トラッカモジュール及び前記パワーアンプに接続される。前記トラッカモジュールは、前記パワーアンプに電源電圧を出力する。前記スイッチは、前記外部接続端子と前記パワーアンプとを繋ぐ経路を、互いに異なる遅延時間を有する複数の経路から選択的に切り替える。
【0007】
本発明の一態様に係る高周波モジュールは、パワーアンプと、外部接続端子と、サーミスタと、を備える。前記外部接続端子は、トラッカモジュール及び前記パワーアンプに接続される。前記トラッカモジュールは、前記パワーアンプに電源電圧を出力する。前記サーミスタは、前記外部接続端子と前記パワーアンプとを繋ぐ経路に接続されている。
【0008】
本発明の一態様に係る通信装置は、前記高周波モジュールと、前記トラッカモジュールと、信号処理回路と、を備える。前記信号処理回路は、前記高周波モジュールに接続されている。
【発明の効果】
【0009】
本発明の上記態様に係る高周波モジュール及び通信装置によれば、温度変動時の特性劣化を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施形態1に係る高周波モジュール及び通信装置のブロック図である。
図2は、同上の高周波モジュールの遅延回路の回路図である。
図3は、同上の高周波モジュールにおけるパワーアンプの電源電圧と高周波信号との関係を示す波形図である。
図4は、比較例1の高周波モジュールにおけるパワーアンプの電源電圧と高周波信号との関係を示す波形図である。
図5は、実施形態1の変形例に係る高周波モジュールにおけるパワーアンプの電源電圧と高周波信号との関係を示す波形図である。
図6は、比較例2の高周波モジュールにおけるパワーアンプの電源電圧と高周波信号との関係を示す波形図である。
図7は、実施形態2に係る高周波モジュール及び通信装置のブロック図である。
図8は、実施形態3に係る高周波モジュール及び通信装置のブロック図である。
図9は、実施形態4に係る高周波モジュール及び通信装置のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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