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公開番号2025086182
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-06
出願番号2023200073
出願日2023-11-27
発明の名称高周波モジュール及び通信装置
出願人株式会社村田製作所
代理人弁理士法人北斗特許事務所
主分類H05K 1/18 20060101AFI20250530BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】高周波モジュールの低背化と実装基板の強度とを両立する。
【解決手段】高周波モジュール1は、実装基板2と、第1電子部品3と、第2電子部品4と、を備える。実装基板2は、第1主面21及び第2主面22を有する。実装基板2は、第1凹部61と、第2凹部62と、を有する。第1電子部品3の第1バンプ33は、実装基板2の第1凹部61に配置されている。第2電子部品4の第2バンプ43は、実装基板2の第2凹部62に配置されている。実装基板2は、第1領域と、第2領域と、を有する。第1領域は、第1凹部61及び第2凹部62を含む複数の凹部が形成されている領域である。第2領域は、複数の凹部が形成されていない領域である。実装基板2の第2領域は、実装基板2の厚さ方向D1からの平面視において、第1電子部品3の第1バンプ33と第2電子部品4の第2バンプ43との間に位置している。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
互いに対向する第1主面及び第2主面を有する実装基板と、
前記実装基板の前記第1主面に配置されており、第1バンプを有する第1電子部品と、
前記実装基板の前記第1主面に配置されており、第2バンプを有する第2電子部品と、を備え、
前記実装基板は、
前記第1主面に形成されている第1凹部と、
前記第1主面に形成されており、前記第1凹部と異なる第2凹部と、を有し、
前記第1バンプは、前記実装基板の前記第1凹部に配置されており、
前記第2バンプは、前記実装基板の前記第2凹部に配置されており、
前記実装基板は、
前記第1凹部及び前記第2凹部を含む複数の凹部が形成されている第1領域と、
前記複数の凹部が形成されていない第2領域と、を有し、
前記実装基板の前記第2領域は、前記実装基板の厚さ方向からの平面視において、前記第1電子部品の前記第1バンプと前記第2電子部品の前記第2バンプとの間に位置している、
高周波モジュール。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
前記第1バンプはRFバンプであり、
前記第2バンプはグランドバンプである、
請求項1に記載の高周波モジュール。
【請求項3】
前記実装基板の前記第1凹部及び前記第2凹部の少なくとも一つの側面は、前記実装基板の前記厚さ方向からの平面視において曲面である、
請求項1に記載の高周波モジュール。
【請求項4】
前記実装基板は、前記第1凹部及び前記第2凹部の少なくとも一つの側面に形成されている側面電極を有する、
請求項1に記載の高周波モジュール。
【請求項5】
前記実装基板は、前記第1凹部及び前記第2凹部の少なくとも一つに形成されている配線パターン導体を有する、
請求項1~4のいずれか一つに記載の高周波モジュール。
【請求項6】
前記第1凹部及び前記第2凹部の少なくとも一つに配置されている巻線型インダクタを更に備える、
請求項1~4のいずれか一項に記載の高周波モジュール。
【請求項7】
前記実装基板の前記第2主面に配置されており、第3バンプを有する第3電子部品を更に備える、
請求項1~4のいずれか一項に記載の高周波モジュール。
【請求項8】
前記実装基板は、前記第2主面に形成されている第3凹部を更に有し、
前記第3電子部品の前記第3バンプは、前記実装基板の前記第3凹部に配置されている、
請求項7に記載の高周波モジュール。
【請求項9】
前記実装基板の前記第3凹部は、前記実装基板の前記厚さ方向からの平面視において、前記実装基板の前記第1凹部及び前記第2凹部の少なくとも一つと重なっている、
請求項8に記載の高周波モジュール。
【請求項10】
前記実装基板の前記第1主面に接しかつ前記第1電子部品及び前記第2電子部品の少なくとも一部を覆っている樹脂層を更に備える、
請求項1~4のいずれか一項に記載の高周波モジュール。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、一般に高周波モジュール及び通信装置に関し、より詳細には、複数の電子部品を備える高周波モジュール、及び、高周波モジュールを備える通信装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、凹部を有する基板を備える受動オンパッケージが記載されている。特許文献1に記載された受動オンパッケージでは、基板の凹部にバンプが配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2017-515295号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載された従来の受動オンパッケージでは、受動オンパッケージのような電子部品が実装基板に配置される高周波モジュールにおいて、高周波モジュールの低背化と実装基板の強度とを両立することが難しい。
【0005】
本発明は、上記の点に鑑みてなされ、低背化と実装基板の強度とを両立することができる高周波モジュール及び通信装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る高周波モジュールは、実装基板と、第1電子部品と、第2電子部品と、を備える。前記実装基板は、第1主面及び第2主面を有する。前記第1主面及び前記第2主面は、互いに対向する。前記第1電子部品は、前記実装基板の前記第1主面に配置されており、第1バンプを有する。前記第2電子部品は、前記実装基板の前記第1主面に配置されており、第2バンプを有する。前記実装基板は、第1凹部と、第2凹部と、を有する。前記第1凹部は、前記第1主面に形成されている。前記第2凹部は、前記第1主面に形成されており、前記第1凹部と異なる。前記第1バンプは、前記実装基板の前記第1凹部に配置されている。前記第2バンプは、前記実装基板の前記第2凹部に配置されている。前記実装基板は、第1領域と、第2領域と、を有する。前記第1領域は、前記第1凹部及び前記第2凹部を含む複数の凹部が形成されている領域である。前記第2領域は、前記複数の凹部が形成されていない領域である。前記実装基板の前記第2領域は、前記実装基板の厚さ方向からの平面視において、前記第1電子部品の前記第1バンプと前記第2電子部品の前記第2バンプとの間に位置している。
【0007】
本発明の一態様に係る通信装置は、前記高周波モジュールと、信号処理回路と、を備える。前記信号処理回路は、前記高周波モジュールに接続されている。
【発明の効果】
【0008】
本発明の上記態様に係る高周波モジュール及び通信装置によれば、高周波モジュールの低背化と実装基板の強度とを両立することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態1に係る高周波モジュールの断面図である。
図2は、同上の高周波モジュールの平面図である。
図3は、実施形態1に係る通信装置のブロック図である。
図4は、実施形態2に係る高周波モジュールの実装基板の要部の平面図である。
図5Aは、実施形態3に係る高周波モジュールの実装基板の要部の断面図である。図5Bは、実施形態3の変形例1に係る高周波モジュールの実装基板の要部の断面図である。図5Cは、実施形態3の変形例2に係る高周波モジュールの実装基板の要部の断面図である。
図6は、実施形態4に係る高周波モジュールの実装基板の要部の平面図である。
図7は、実施形態5に係る高周波モジュールの実装基板の要部の平面図である。
図8は、実施形態6に係る高周波モジュールの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、実施形態1~6に係る高周波モジュール1及び通信装置9について、図面を参照して説明する。下記の実施形態等において参照する図1、図2、図4~図8は、模式的な図であり、図中の各構成要素の大きさや厚さそれぞれの比は、必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。図1は、図2のX1-X1線の断面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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