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公開番号2025080707
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-26
出願番号2023194037
出願日2023-11-14
発明の名称盤箱体内における機器の斜め配置、及び、盤箱体
出願人株式会社力電
代理人個人
主分類H05K 5/02 20060101AFI20250519BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】箱取付面部と機器取付面部が成す斜配置角を、0°より大きく90°より小さくして「盤内スペースの有効利用」等を実現する。
【解決手段】盤箱体10内に機器20を取り付ける取付具1で、盤箱体10内に取り付けられる箱取付面部2と、機器20を取り付ける機器取付面部3が成す斜配置角αは、0°より大きく90°より小さい。又、盤箱体10内の後面に箱取付面部2が取り付けられた取付具1を介して、機器20が盤箱体10内で斜めに配置された状態において、機器20前端から箱取付面部2後端までの距離が、盤箱体10内における前後長さより短かったり、機器取付面部3の後方側に、別の機器20’が取り付けられていても良い。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
盤箱体内に、機器を取り付ける取付具であって、
当該取付具は、盤箱体内に取り付けられる面状の箱取付面部(2)と、機器を取り付ける面状の機器取付面部(3)を有し、
前記機器取付面部(3)は、前記箱取付面部(2)に斜め配置された状態で取り付けられ、
前記機器取付面部(3)と箱取付面部(2)が成す斜配置角(α)は、0°より大きく90°より小さいことを特徴とする取付具。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
請求項1に記載の取付具(1)と、機器(20)を有した盤箱体であって、
当該盤箱体は、前方側に開閉可能な扉(10a)が設けられ、且つ、後方側の面に前記取付具(1)の箱取付面部(2)が取り付けられ、
前記取付具(1)を介して、前記機器(20)が当該盤箱体内で斜めに配置された状態において、
前記機器(20)前端から箱取付面部(2)後端までの距離が、当該盤箱体内における前後長さより短いことを特徴とする盤箱体。
【請求項3】
前記斜めに配置された状態において、前記機器取付面部(3)後方側で、斜めに配置された機器(20)とは別の機器(20’)が、前記箱取付面部(2)、及び/又は、当該盤箱体内における後方側の面に取り付けられていることを特徴とする請求項2に記載の盤箱体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、盤箱体内に機器を取り付ける取付具と、その取付具を有した盤箱体に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電気機器収納用箱体が知られている(特許文献1参照)。
この電気機器収納用箱体は、複数の板部材を組み立てることで前面を除く他の5面が閉塞され、電気機器が搭載されたパネルを背板に取り付けてなる箱本体と、該箱本体に組み付けられ、前記前面を開閉する扉部材とからなる電気機器収納用箱体であって、前記背板にパネル取付部材を装着し、該パネル取付部材を介して前記パネルを取り付け可能とする一方、前記パネル取付部材に、前記箱本体を前記背板後方の設置面へ固定する固定部材を挿通可能な挿通孔を設け、前記固定部材を、前記挿通孔から前記背板を貫通させて前記設置面へ固着することにより、前記背板を前記パネル取付部材とともに前記設置面に固定可能としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-172900号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載された電気機器収納用箱体は、その段落0016等に記載されたように、パネル8が搭載している電気機器が、図8、9においては、3つの直方体にて表されているところ、これら3つの電気機器の前後方向(奥行方向)の長さが短く、箱体内の前後方向において、電気機器が配置されていない大きなデッドスペースがあるため、箱体内の空間効率が悪く、箱体(特に、正面視)が大型化する問題がある。
【0005】
本発明は、このような点に鑑み、箱取付面部と機器取付面部が成す斜配置角を、0°より大きく90°より小さくすることによって、「盤内スペースの有効利用」などを実現する取付具や、盤箱体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る取付具1は、盤箱体内に、機器を取り付ける取付具であって、当該取付具は、盤箱体内に取り付けられる面状の箱取付面部2と、機器を取り付ける面状の機器取付面部3を有し、前記機器取付面部3は、前記箱取付面部2に斜め配置された状態で取り付けられ、前記機器取付面部3と箱取付面部2が成す斜配置角αは、0°より大きく90°より小さいことを第1の特徴とする。
【0007】
本発明に係る盤箱体10は、上記の特徴を有した取付具1と、機器20を有した盤箱体であって、当該盤箱体は、前方側に開閉可能な扉10aが設けられ、且つ、後方側の面に前記取付具1の箱取付面部2が取り付けられ、前記取付具1を介して、前記機器20が当該盤箱体内で斜めに配置された状態において、前記機器20前端から箱取付面部2後端までの距離が、当該盤箱体内における前後長さより短いことを第1の特徴とする。
【0008】
本発明に係る盤箱体10の第2の特徴は、上記第1の特徴に加えて、前記斜めに配置された状態において、前記機器取付面部3後方側で、斜めに配置された機器20とは別の機器20’が、前記箱取付面部2、及び/又は、当該盤箱体内における後方側の面に取り付けられている点にある。
【0009】
これらの特徴により、機器取付面部3と箱取付面部2が成す斜配置角αを、0°より大きく90°より小さくすることによって、特許文献1(図1(a)に示した従来例)で、各機器が盤箱体10の後方側の面と略平行に配置されているため、前後長さが短い機器の手前側に、何も配置されていないスペースが大きく、盤箱体内のスペースを有効活用できなかった場合とは異なり、機器20の前後長さが短くても、図1(b)に示したように、盤箱体10内の前後方向に亘って当該機器20を配置できて、盤箱体10内の空間効率が向上し(「盤内スペースの有効利用」)、盤箱体10(特に、正面視)のコンパクト化が可能になる。
尚、本発明は、取付具1を介して、盤箱体10内で機器20を斜めに配置することから「盤箱体内における機器の斜め配置」構造であるとも言える。
【0010】
又、盤箱体10内の後面に箱取付面部2が取り付けられた取付具1を介して、機器20が盤箱体10内で斜めに配置された状態において、機器20前端から箱取付面部2後端までの距離を、盤箱体10内における前後長さより短くすることによって、「盤内スペースの有効利用」を最大限に図りつつ、盤箱体10内に機器20を収納できる。
(【0011】以降は省略されています)

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