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公開番号2025080574
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-26
出願番号2023193821
出願日2023-11-14
発明の名称情報処理システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類G08G 1/09 20060101AFI20250519BHJP(信号)
要約【課題】ユーザの高精度な位置を特定可能な情報処理システムを提供する。
【解決手段】複数の移動体と情報処理装置を含む情報処理システムであって、前記複数の移動体は、テラヘルツ波を用いた通信が可能な通信装置を備え、前記情報処理装置は、第1移動体に対してセンシング要求を送信することと、前記第1移動体から,検出物の検出位置を含むセンシング結果を受信することと、前記センシング結果が所定のユーザを検出した結果である場合に、前記所定のユーザの位置に関連する情報を、第2移動体に通知することと、を実行する制御部を備え、前記第1移動体によるセンシングは、前記送受信装置によるテラヘルツ波を用いたセンシングである、ことを特徴とする、情報処理システム。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の移動体と情報処理装置を含む情報処理システムであって、
前記複数の移動体は、テラヘルツ波を用いた通信が可能な通信装置を備え、
前記情報処理装置は、
第1移動体に対してセンシング要求を送信することと、
前記第1移動体から,検出物の検出位置を含むセンシング結果を受信することと、
前記センシング結果が所定のユーザを検出した結果である場合に、前記所定のユーザの位置に関連する情報を、第2移動体に通知することと、
を実行する制御部を備え、
前記第1移動体によるセンシングは、前記通信装置によるテラヘルツ波を用いたセンシングである、
ことを特徴とする、情報処理システム。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記通信装置は、携帯通信のために用いられる携帯通信装置である、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記制御部は、
前記所定のユーザの位置を表す第1位置情報を取得することと、
前記所定のユーザの位置へ移動させる移動体を前記第2移動体として選択することと、
前記第2移動体が、前記第1位置情報から所定の範囲内に位置するときに、前記第1移動体へのセンシング要求を送信することと、
前記センシング結果に基づいて、前記第1位置情報よりも精度の高い前記所定のユーザの位置情報である第2位置情報を取得することと、
前記第2移動体の現在位置から前記第2位置情報によって示される位置までの経路を、第2位置情報が道路のどちら側に面した位置であるかを考慮して探索し、探索された経路を前記第2移動体に通知することと、
をさらに実行する、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記制御部は、
前記所定のユーザと関連するUE IDを取得することと、
前記UE IDを有するUEの位置を、位置情報サーバから取得することと、
前記センシング結果が、人物を検出した結果であり、かつ、検出位置が前記UEの位置の範囲に含まれる場合に、前記センシング結果が前記所定のユーザを検出した結果であると判定することと、
をさらに実行する、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記第1移動体によるセンシングは、カメラによるセンシングを含み、
前記制御部は、前記センシング結果から求められる検出物の特徴量と、あらかじめ格納された前記所定のユーザの特徴量とが一致する場合に、前記センシング結果が前記所定のユーザを検出した結果であると判定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理システムに関し、特に、ユーザの高精度な位置を特定可能な情報処理システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、車両に搭載されたカメラとレーダーを用いて歩行者の位置を決定することを開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-116424号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の態様の一つは、ユーザの高精度な位置を特定可能な情報処理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の態様の一つは、
複数の移動体と情報処理装置を含む情報処理システムであって、
前記複数の移動体は、テラヘルツ波を用いた通信が可能な通信装置を備え、
前記情報処理装置は、
第1移動体に対してセンシング要求を送信することと、
前記第1移動体から,検出物の検出位置を含むセンシング結果を受信することと、
前記センシング結果が所定のユーザを検出した結果である場合に、前記所定のユーザの位置に関連する情報を、第2移動体に通知することと、
を実行する制御部を備え、
前記第1移動体によるセンシングは、前記通信装置によるテラヘルツ波を用いたセンシングである、
ことを特徴とする、情報処理システムである。
【0006】
本開示の態様の他の一つは、
複数の移動体と情報処理装置を含む情報処理システムによって実行される情報処理方法であって、
前記情報処理装置が、第1移動体に対してセンシング要求を送信することと、
前記第1移動体は、テラヘルツ波を用いた通信が可能な通信装置によりセンシングを行い、センシング結果を前記情報処理装置に送信することと、
前記情報処理装置が、前記第1移動体から,検出物の検出位置を含むセンシング結果を受信することと、
前記情報処理装置が、前記センシング結果が所定のユーザを検出した結果である場合に、前記所定のユーザの位置に関連する情報を、第2移動体に通知することと、
を含む、情報処理方法である。
【発明の効果】
【0007】
本開示の態様によれば、ユーザの高精度な位置を特定し、高精度な位置情報に基づく情報処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態にかかる情報処理システムの概要を説明する図。
実施形態における情報処理装置および車両の構成を示す図。
実施形態における情報処理装置が行う処理の流れを示すフローチャート。
センシング対象が対象ユーザであるか否かの判定処理の一例を説明する図。
センシング対象が対象ユーザであるか否かの判定処理の別の例を説明する図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(概要)
ユーザの位置情報を精度良く把握できれば、位置情報をより効果的に利用できる。例えば、配車サービスのようなユーザが道路のどちら側の歩道に位置しているかまで考慮して車両を移動させたいという要求がある。このような場合には、道路幅よりも細かい精度での位置検出が必要となるが、GPS装置では十分な精度が得られない場合がある。
【0010】
ところで、近年の5G通信ではテラヘルツ波を用いた通信が行われている。さらに、5G通信用の通信装置によるテラヘルツ波を用いた物体検出が提案されている。このようなセンシングを本開示では5Gセンシングとも称する。5Gセンシングを用いることで、精度の高い位置検出が可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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