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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025080408
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-26
出願番号
2023193522
出願日
2023-11-14
発明の名称
食事見守り装置、食事見守りシステム、食事見守り方法、食事見守りプログラム、学習装置及び推論装置
出願人
三菱電機株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06T
7/00 20170101AFI20250519BHJP(計算;計数)
要約
【課題】従来のカロリー推定プログラムでは、画像から料理を正確に推定することができず、誤った料理に基づいた見守り対象者の見守りや健康管理の支援を行い、不適切な対応となる場合があるという課題があった。
【解決手段】本開示に係る食事見守り装置は、見守り対象者の食卓の画像から検出された器の領域である器領域を画像から抽出した器画像と、食卓における器の位置に関する情報とを含む器情報から、見守り対象の食事状況を推定する食事状況推定部と、食事状況と通常であると判断される食事状況を示すモデルデータとを用いて、見守り対象者の状況が要注意状況に該当するか否かを判断する要注意状況判断部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
見守り対象者の食卓の画像から検出された器の領域である器領域を前記画像から抽出した器画像と、前記食卓における前記器の位置に関する情報とを含む器情報から、前記見守り対象の食事状況を推定する食事状況推定部と、
前記食事状況と通常であると判断される食事状況を示すモデルデータとを用いて、前記見守り対象者の状況が要注意状況に該当するか否かを判断する要注意状況判断部と、
を備えた食事見守り
装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記食事状況推定部は、前記器情報から推定した前記器の色、形状、大きさ、又は数の少なくとも一つを用いて食事状況を推定する
請求項1に記載の食事見守り装置。
【請求項3】
前記食事状況は、食事人数、品数、使用された座席、食事をした人物、使用された器、食事時間の長さ又は食事量の少なくとも何れか一つから示される、前記見守り対象者が食事を行った際における状況である
請求項1に記載の食事見守り装置。
【請求項4】
前記要注意状況は、食事時間の不規則さ、食事時間の長さの変化、品数の減少、食事人数の減少、器の使用回数の減少又は食事量の増減のうち、少なくとも一つを含む状況である
請求項1に記載の食事見守り装置。
【請求項5】
見守り対象者の食卓の画像を取得する画像取得部と、
前記画像から器の領域である器領域を検出する器領域検出部と、
検出した前記器領域を前記画像から抽出した器画像と、前記食卓における前記器の位置に関する情報とを含む器情報を作成する器情報作成部と、
前記器情報から、前記見守り対象者の食事状況を推定する食事状況推定部と、
前記食事状況と通常であると判断される食事状況を示すモデルデータとを比較し、前記見守り対象者の状況が要注意状況に該当するか否かを判断する要注意状況判断部と、
前記要注意状況判断部が要注意状況に該当すると判断した場合に、予め登録された報知先に報知する報知部と
を備えた食事見守りシステム。
【請求項6】
見守り対象者の食卓の画像を取得する画像取得ステップと、
前記画像から器の領域である器領域を検出する器領域検出ステップと、
検出した前記器領域を前記画像から抽出した器画像と、前記食卓における前記器の位置に関する情報とを含む器情報を作成する器情報作成ステップと、
前記器情報から、前記見守り対象者の食事状況を推定する食事状況推定ステップと、
前記食事状況と通常であると判断される食事状況を示すモデルデータとを比較し、前記見守り対象者の状況が要注意状況に該当するか否かを判断する要注意状況判断ステップと、
を備えた食事見守り方法。
【請求項7】
前記要注意状況判断ステップにおいて、前記見守り対象者の状況が要注意状況に該当すると判断した場合に、予め登録された報知先に報知する報知ステップを更に備えた
請求項6に記載の食事見守り方法。
【請求項8】
見守り対象者の食卓の画像から検出された器の領域である器領域を前記画像から抽出した器画像と、前記食卓における前記器の位置に関する情報とを含む器情報から、前記見守り対象の食事状況を推定する食事状況推定ステップと、
前記食事状況と通常であると判断される食事状況を示すモデルデータとを比較し、前記見守り対象者の状況が要注意状況に該当するか否かを判断する要注意状況判断ステップと、
をコンピュータに実行させるための食事見守りプログラム。
【請求項9】
前記要注意状況判断ステップにおいて、前記見守り対象者の状況が要注意状況に該当すると判断した場合に、予め登録された報知先に報知する報知ステップを更に備えた
請求項8に記載の食事見守りプログラム。
【請求項10】
見守り対象者の食卓の画像から検出された器の領域である器領域を前記画像から抽出した器画像及び前記食卓における前記器の位置に関する情報を含む器情報と、前記画像を取得したときの食事状況とを含む学習用データを取得するデータ取得部と、
前記学習用データを用いて、前記器情報から前記食事状況を推論するための学習済モデルを生成するモデル生成部と、
を備える学習装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、食事見守り装置、食事見守りシステム、食事見守り方法及び食事見守りプログラム、学習装置及び推論装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
単身者又は高齢者の見守り又は健康管理の一環として、食事を見守る食事見守りシステムがある。食事見守りシステムの一つに、器に盛られた料理のカロリーを推定するカロリー推定プログラムがある。
【0003】
特許文献1に開示されたカロリー推定プログラムは、撮像された料理の画像から料理が盛られている器の形状及び料理の色を検出し、検出された器の形状及び料理の色に基づいて、複数の料理及び該料理のカロリーが器の形状及び料理の色に対応付けられたデータベースから料理及びそのカロリーを推定するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-113627号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示されたカロリー推定プログラムでは、撮影された画像から料理を推定してカロリーを推定することは難しく、見守り対象者の見守りまたは健康管理の支援を行うことができない場合があるという課題があった。
【0006】
本開示は、上述の課題を解決するためになされたものであり、料理やカロリーを推定せずに見守り対象者の見守り又は健康管理の支援を行うことができる食事見守り装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の食事見守り装置は、見守り対象者の食卓の画像から検出された器の領域である器領域を画像から抽出した器画像と、食卓における器の位置に関する情報とを含む器情報から、見守り対象の食事状況を推定する食事状況推定部と、食事状況と通常であると判断される食事状況を示すモデルデータとを用いて、見守り対象者の状況が要注意状況に該当するか否かを判断する要注意状況判断部とを備える。
【発明の効果】
【0008】
このため、本開示の食事見守り装置は取得した食卓の画像から作成した器情報から、見守り対象者の食事状況を推定し、食事状況と通常であると判断される食事状況を示すモデルデータとを比較し、見守り対象者の状況が要注意状況に該当するか否かを判断することができる。従って、本開示の食事見守り装置は、料理やカロリーを推定せずに見守り対象者の見守り又は健康管理を支援することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1における食事見守りシステムの構成図である。
実施の形態1における食事見守りシステムの機能ブロック図である。
実施の形態1における器領域検出部が食卓の画像から検出した器領域を示す模式図である。
実施の形態1における器情報作成部が食事状況推定部に送信する器情報の例を示す模式図である。
実施の形態1における食事状況推定部が推定する食事状況の例と推定方法を示した図である。
実施の形態1における食事状況推定部が器の数から食事時間を推定した模式図である。
実施の形態1における記憶部が保存する情報の例を示す表である。
実施の形態1における要注意状況判断部が要注意状況に該当するかを判断する方法の例を示す表である。
実施の形態1におけるサーバ装置のハードウェア構成図である。
実施の形態1における食事見守りシステムの動作を示すフローチャートである。
実施の形態2における学習装置の構成図である。
実施の形態2におけるニューラルネットワークの例を示す模式図である。
実施の形態2における学習装置の学習処理を示すフローチャートである。
実施の形態2における推論装置の構成図である。
実施の形態2における推論装置の推論処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図において共通または対応する要素には、同一の符号を付して、説明を簡略化または省略する。また、以下に示す実施の形態に示した構成は、本開示による技術的思想の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本開示に記載の複数の技術的思想を組み合わせることも可能である。また、本開示の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略または変更することも可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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