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公開番号
2025080258
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-26
出願番号
2023193312
出願日
2023-11-14
発明の名称
車両運転支援システム、車載装置、管理装置および車両運転支援方法
出願人
住友電気工業株式会社
,
住友電装株式会社
,
株式会社オートネットワーク技術研究所
代理人
弁理士法人ワンディ-IPパ-トナ-ズ
主分類
G08G
1/16 20060101AFI20250519BHJP(信号)
要約
【課題】運転者への負担を軽減しつつ、通信コストの増大を抑制する。
【解決手段】車両運転支援システムは、第1車両に搭載される車載装置と、管理装置とを備え、前記車載装置は、前記第1車両の運転者の生体情報、および前記第1車両の運転に関する計測結果を示す計測情報を取得し、取得した、前記生体情報および前記計測情報を前記管理装置へ送信し、前記管理装置は、前記車載装置から受信した、前記生体情報および前記計測情報に基づいて、前記第1車両とは異なる第2車両の走行に対する危険因子に関する危険情報を作成する作成処理を行い、作成した前記危険情報を前記第2車両へ送信する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
第1車両に搭載される車載装置と、
管理装置とを備え、
前記車載装置は、前記第1車両の運転者の生体情報、および前記第1車両の運転に関する計測結果を示す計測情報を取得し、取得した、前記生体情報および前記計測情報を前記管理装置へ送信し、
前記管理装置は、前記車載装置から受信した、前記生体情報および前記計測情報に基づいて、前記第1車両とは異なる第2車両の走行に対する危険因子に関する危険情報を作成する作成処理を行い、作成した前記危険情報を前記第2車両へ送信する、車両運転支援システム。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記計測情報は、前記運転者による前記第1車両のハンドルの操作方向の履歴を示すハンドル情報を含み、
前記管理装置は、さらに、前記車載装置から受信した前記計測情報に含まれる前記ハンドル情報に基づいて、前記第1車両が前記危険因子を回避した時刻である回避時刻において前記第1車両が走行していた車線を特定する車線特定処理を行い、
前記管理装置は、さらに、特定した前記車線を前記危険因子の発生場所として示す情報を前記第2車両へ送信する、請求項1に記載の車両運転支援システム。
【請求項3】
前記管理装置は、前記回避時刻における前記操作方向と反対の方向に位置する前記車線を前記発生場所として示す情報を前記第2車両へ送信する、請求項2に記載の車両運転支援システム。
【請求項4】
前記ハンドル情報は、前記ハンドルの舵角の時系列変化を前記履歴として示す、請求項2または請求項3に記載の車両運転支援システム。
【請求項5】
前記車載装置は、さらに、前記第1車両において撮影された時系列の画像を示す画像情報を前記管理装置へ送信し、
前記管理装置は、さらに、前記車載装置から受信した前記画像情報に基づいて、前記第1車両が前記危険因子を回避した時刻である回避時刻において前記第1車両が走行していた車線を特定する車線特定処理を行い、
前記管理装置は、さらに、特定した前記車線を前記危険因子の発生場所として示す情報を前記第2車両へ送信する、請求項1に記載の車両運転支援システム。
【請求項6】
前記車載装置は、さらに、前記第1車両の位置の時系列変化を示す位置情報を前記管理装置へ送信し、
前記管理装置は、さらに、前記車載装置から受信した前記位置情報、および地図情報に基づいて、前記第1車両が前記危険因子を回避した時刻である回避時刻において前記第1車両が走行していた車線を特定する車線特定処理を行い、
前記管理装置は、さらに、特定した前記車線を前記危険因子の発生場所として示す情報を前記第2車両へ送信する、請求項1に記載の車両運転支援システム。
【請求項7】
前記管理装置は、複数の前記第1車両にそれぞれ搭載された複数の前記車載装置の各々について前記車線特定処理を行い、
前記複数の車載装置は、第1の前記車載装置および第2の前記車載装置を含み、
前記管理装置は、前記第1の車載装置が搭載された前記第1車両の前記回避時刻である第1回避時刻と、前記第2の車載装置が搭載された前記第1車両の前記回避時刻である第2回避時刻との時間差が所定値以下であり、かつ前記第1回避時刻において前記第1の車載装置が搭載された前記第1車両が走行していた前記車線と、前記第2回避時刻において前記第2の車載装置が搭載された前記第1車両が走行していた前記車線とが同じである場合、前記危険因子が存在すると判断し、前記作成処理を行うことを決定する、請求項2に記載の車両運転支援システム。
【請求項8】
前記車載装置は、さらに、取得した、前記生体情報または前記計測情報に基づいて、前記運転者の精神状態に関するイベントを検出し、
前記車載装置は、さらに、前記第1車両の位置情報、および地図情報に基づいて、検出した前記イベントの発生時刻を含むイベント期間における、前記第1車両の走行に関する走行情報を前記管理装置へ送信し、
前記管理装置は、さらに、前記車載装置から受信した前記走行情報に基づいて、前記危険因子の回避に関する回避情報を作成し、作成した前記回避情報を前記第2車両へ送信する、請求項1または請求項2に記載の車両運転支援システム。
【請求項9】
前記走行情報は、前記イベント期間における前記第1車両の走行軌跡を示す情報を含む、請求項8に記載の車両運転支援システム。
【請求項10】
前記走行情報は、前記イベント期間における前記計測結果を示す前記計測情報を含む、請求項8に記載の車両運転支援システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両運転支援システム、車載装置、管理装置および車両運転支援方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車両の前方の状況を当該車両の運転者に認識させる技術が開発されている。たとえば、特許文献1(特開2003-331936号公報)には、以下のような技術が開示されている。すなわち、車両用死角監視装置は、第1の車両に搭載され、周囲の映像を撮影する撮影装置と、前記第1の車両に搭載され、前記撮影装置により撮影された映像(以下、撮影映像と呼ぶ)を無線により送信する第1の無線通信装置と、第2の車両に搭載され、前記第1の無線通信装置から送信された前記撮影映像を受信する第2の無線通信装置と、前記第2の車両に搭載され、前記第2の無線通信装置により受信した前記撮影映像を表示する表示装置とを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-331936号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の技術では、運転者は、車両の前方の状況、たとえば障害物および故障車等の有無を確認するために、当該車両より先行する先行車両において撮像された映像を注視する必要がある。そのため、運転者への負担が大きい。また、先行車両は、走行中において映像を常時送信する必要があるため、通信コストが大きくなる。運転支援を行うにあたって、運転者への負担を軽減しつつ、通信コストの増大を抑制することが可能な技術が望まれる。
【0005】
本開示は、上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、運転者への負担を軽減しつつ、通信コストの増大を抑制することが可能な車両運転支援システム、車載装置、管理装置および車両運転支援方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の車両運転支援システムは、第1車両に搭載される車載装置と、管理装置とを備え、前記車載装置は、前記第1車両の運転者の生体情報、および前記第1車両の運転に関する計測結果を示す計測情報を取得し、取得した、前記生体情報および前記計測情報を前記管理装置へ送信し、前記管理装置は、前記車載装置から受信した、前記生体情報および前記計測情報に基づいて、前記第1車両とは異なる第2車両の走行に対する危険因子に関する危険情報を作成する作成処理を行い、作成した前記危険情報を前記第2車両へ送信する。
【0007】
本開示の一態様は、このような特徴的な処理部を備える車両運転支援システムとして実現され得るだけでなく、かかる特徴的な処理のステップをコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現され得たり、車両運転支援システムの一部または全部を実現する半導体集積回路として実現され得る。
【0008】
本開示の一態様は、このような特徴的な処理部を備える車載装置として実現され得るだけでなく、かかる特徴的な処理をステップとする方法として実現され得たり、かかるステップをコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現され得る。また、本開示の一態様は、車載装置の一部または全部を実現する半導体集積回路として実現され得る。
【0009】
本開示の一態様は、このような特徴的な処理部を備える管理装置として実現され得るだけでなく、かかる特徴的な処理をステップとする方法として実現され得たり、かかるステップをコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現され得る。また、本開示の一態様は、管理装置の一部または全部を実現する半導体集積回路として実現され得る。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、運転者への負担を軽減しつつ、通信コストの増大を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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