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公開番号2025079105
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-21
出願番号2023191564
出願日2023-11-09
発明の名称外部刺激検出装置
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類H10N 30/30 20230101AFI20250514BHJP()
要約【課題】取り付け時における意図しない通知を抑制することができる外部刺激検出装置を提供すること。
【解決手段】外部刺激検出装置は、発電部と、蓄電部と、通信部と、制御部と、筐体と、外部刺激抑制部とを持つ。発電部は、外部刺激に応じて発電する。蓄電部は、発電部から出力された電力を蓄電する。通信部は、無線通信を行う。制御部は、蓄電部により蓄電された電荷量が第1閾値を超えた場合に起動し、蓄電部により蓄電された電力に基づいて、外部刺激が加えられたことを通知する。筐体は、発電部と蓄電部と通信部と制御部とを収容する。外部刺激抑制部は、筐体が取り付けられる物体と筐体との間に位置するように筐体に設けられ、外部刺激を抑制する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
外部刺激に応じて発電する発電部と、
前記発電部から出力された電力を蓄電する蓄電部と、
無線通信を行う通信部と、
前記蓄電部により蓄電された電荷量が第1閾値を超えた場合に起動し、前記蓄電部により蓄電された電力に基づいて、前記外部刺激が加えられたことを通知する制御部と、
前記発電部と前記蓄電部と前記通信部と前記制御部とを収容する筐体と、
前記筐体が取り付けられる物体と前記筐体との間に位置するように前記筐体に設けられ、前記外部刺激を抑制する外部刺激抑制部と、
を備える外部刺激検出装置。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
前記外部刺激は、前記筐体に加えられた振動である、
請求項1に記載の外部刺激検出装置。
【請求項3】
自装置を識別する識別情報を記憶する記憶部を備え、
前記制御部は、前記外部刺激が加えられたことを通知する場合、前記外部刺激が加えられたことを示す情報と前記識別情報とを含む通知情報を他の装置へ前記通信部に送信させることにより、前記外部刺激が加えられたことを通知する、
請求項1に記載の外部刺激検出装置。
【請求項4】
前記蓄電部は、前記電力を蓄電する容量を切り替える容量切替部を備える、
請求項1に記載の外部刺激検出装置。
【請求項5】
受け付けた操作に応じて、前記第1閾値を複数の値のいずれかに切り替える閾値切替部を備える、
請求項1に記載の外部刺激検出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、外部刺激検出装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、外部刺激に応じて発電し、発電した電力を用いて、筐体が取り付けられている物体へ外部刺激が加えられたことを通知する検出装置が知られている。外部刺激は、例えば、振動、熱、圧力、音、超音波等である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2022-549634号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、特許文献1に記載されたような検出装置は、取り付け時に発生してしまう外部刺激を検出してしまうことがあった。これは、意図しない通知を発生させてしまうことに繋がり、望ましいことではない。
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、取り付け時における意図しない通知を抑制することができる外部刺激検出装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の外部刺激検出装置は、発電部と、蓄電部と、通信部と、制御部と、筐体と、外部刺激抑制部とを持つ。発電部は、外部刺激に応じて発電する。蓄電部は、発電部から出力された電力を蓄電する。通信部は、無線通信を行う。制御部は、蓄電部により蓄電された電荷量が第1閾値を超えた場合に起動し、蓄電部により蓄電された電力に基づいて、外部刺激が加えられたことを通知する。筐体は、発電部と蓄電部と通信部と制御部とを収容する。外部刺激抑制部は、筐体が取り付けられる物体と筐体との間に位置するように筐体に設けられ、外部刺激を抑制する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
外部刺激検出装置1が使用されている様子の一例を示す図である。
外部刺激検出装置1の構成の一例を示す図である。
制御装置12の構成の一例を示す図である。
蓄電部122の構成の一例を示す図である。
蓄電部122に蓄電される電力の電圧の時間的な変化の一例を示す図である。
外部刺激検出装置1が通知情報を送信する処理の流れの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
実施形態に係る外部刺激検出装置を、図面を参照して説明する。各図において、同一構成については同一の符号を付す。実施形態に係る外部刺激検出装置の一例として、外部刺激検出装置1を例に挙げて説明する。
【0009】
(外部刺激検出装置の構成)
外部刺激検出装置1の構成について説明する。図1は、外部刺激検出装置1が使用されている様子の一例を示す図である。
【0010】
外部刺激検出装置1は、外部刺激検出装置1が取り付けられる対象となる物体へ加えられた外部刺激を検出する装置である。外部刺激検出装置1は、例えば、産業用機械、設備、ロボット等を使用する工場において、作業者の安全を確保するために使用されるセンサーの一種である。外部刺激は、例えば、振動、熱、圧力、音、超音波等であるが、これらに限られるわけではない。一例として、外部刺激が、振動である場合について説明する。この場合、外部刺激検出装置1は、当該物体に取り付けられた外部刺激検出装置1に加えられた振動を、当該物体へ加えられた振動として検出する。
(【0011】以降は省略されています)

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