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公開番号
2025078849
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-20
出願番号
2025037803,2022062096
出願日
2025-03-10,2019-11-18
発明の名称
表示装置
出願人
Kepler株式会社
,
国立大学法人東北大学
代理人
個人
,
個人
主分類
G09G
3/36 20060101AFI20250513BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】印刷表示媒体の光学特性を再現する表示装置を提供し、特にあたかも表示装置が紙のような印刷媒体であるかのような感覚を与える表示装置を提供する。
【解決手段】表示装置において、表示パネル内の特定領域に入射する外光の光束に対して、特定領域内の画素から出射される光束が、所定の割合の拡散反射率で制御され、出射光束が入射光束と拡散反射率の積により求められる。これにより、表示装置における表示を、紙のような印刷媒体であるかのような感覚を与えることが可能となる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
表示光を放出するため2次元的に配置された画素を備えた液晶表示パネルと、
外光を検出する光センサと、
バックライトと、を備え、
前記バックライトには拡散板が積層され、
前記液晶表示パネルは、2枚のガラス基板の間に液晶層を挟み込んだ構造となっており、
前記2枚のガラス基板の、互いに対向する面の反対側の面にはそれぞれ、偏光板が密着構造で設けられ、かつ一対の前記偏光板の外側の面にはそれぞれ、アンチグレア層が密着構造で設けられ、
前記画素が、薄膜トランジスタで電圧駆動される液晶素子で構成され、
印刷表示媒体の外光に対する拡散反射光を再現するために、
前記液晶表示パネルの特定領域に対応して配置された前記光センサによって検出された外光の光束に対して、前記特定領域内の画素から出射される光束が、所定の割合の拡散反射率と、前記特定領域に対応して配置された前記光センサによって検出された外光の光束との積により制御され、
前記印刷表示媒体の外光に対する拡散反射光を再現する場合の画素の輝度を設定する3原色の駆動信号は、前記液晶表示パネルの特定領域に対応して配置された前記光センサによって検出された外光の光束に基づく照度を用いて、拡散反射率×照度/πの計算式に基づき調整され、
前記画素の輝度を設定する3原色の駆動信号を調整するための計算式に用いられる前記拡散反射率は1以下の値を有する、液晶表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は表示装置に関し、特に印刷表示媒体の拡散反射光を再現する表示装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【0002】
従来より、液晶表示装置や有機EL表示装置等の表示装置が知られている。これらの表示装置においては、表示の輝度を外光の照度に応じて制御する方法も知られている。
バックライトを用いた液晶ディスプレイなどの従来の表示装置では、周囲が明るいときに視認性を高めるため輝度を高める一方、周囲が暗いときにはぎらつき感を無くすため輝度を下げる方法が一般的である。また、さらに暗所では、省電力の観点からも輝度を押さえることが求められている。
【0003】
一方、コピー紙、写真、カレンダーなど紙の印刷表示媒体の光学特性に似た表示を行うような、電気泳動ディスプレイや反射型液晶ディスプレイなどの、外光などの周囲光を反射して表示する反射ディスプレイの開発も行われている。
【0004】
特許文献1には、表示装置において、外光の明るさに応じて輝度や色調を調整し、部分ごとに表示装置の輝度を変化させたり、物の影になって外光の照度が低くなった場合に、該当箇所の輝度を下げて表示させる技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2011-48196号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来技術や特許文献1に開示されている技術は、外光の明るさに応じて輝度や色調を調整して、表示装置の輝度を変化させることについては記載されているものの、見やすさや省電力の観点から輝度を調整することが記載されているに留まっている。特許文献1には、実物の紙に文字を書いているような雰囲気を提供することができるという記載はあるものの、これについても、ペンの影になる領域に含まれている絵素の輝度を下げることによって、ペンの影が映り込んでいるように見せることが示されているだけであって、物の影になって外光の照度が低くなった場合に、低くなった外光の照度に合わせて該当箇所の輝度を下げて表示させる点に変わりはない。
【0007】
また、外光などの周囲光を反射して表示する反射ディスプレイにおいても、カラー表示にすると、3原色のカラーフィルタによる光吸収などで反射光が大きく減り、印刷媒体に比べると視認性が著しく低下するおそれがある。
【0008】
そこで本発明は、印刷表示媒体の光学特性を再現する表示装置を提供し、あたかも表示装置が紙のような印刷媒体であるかのような感覚を与え、視認者に対して見慣れた印刷媒体であるかのような表示を行って、違和感なく情報を伝えることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の表示装置は、表示パネルと、少なくとも1つの光センサとを備え、印刷表示媒体の外光に対する拡散反射光を再現するために、表示パネル内の特定領域において、画素から出射される光束が、所定の割合の拡散反射率で制御されることを特徴とする。
上記の構成によれば、画素から出射される光束が、所定の割合の拡散反射率で制御されていることによって、表示装置によって、印刷表示媒体の拡散反射光を再現して、表示装置が紙のような印刷媒体であるかのような感覚を与えることが可能となる。
【0010】
また、拡散反射率は1以下の値として定めることもできる。表示装置における光束の出射量に比べて、紙などの印刷媒体の出射量は少なくなることが一般的であるため、拡散反射率の値を1以下とすることによって、よりよく拡散反射光の制御を行うことが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
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