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公開番号2025078241
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-20
出願番号2023190672
出願日2023-11-08
発明の名称光発電装置、その融雪方法、積雪時発電パネル、およびその融雪方法
出願人合同会社SSE
代理人個人
主分類H02S 40/12 20140101AFI20250513BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】 受光量の低下により発電量が低下することなく、降雪時に積雪した雪を除去することが可能な光発電装置、光発電装置による融雪方法、光発電パネル、および光発電パネルによる融雪方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 降雪時に、光発電パネルのうち積雪部となる積雪光発電パネル120が積雪され、積雪により発電することができない積雪部となる積雪光発電パネル120に接続された積雪時発電部である除積雪光発電パネル110が、光発電パネルのうち積雪時の雪が除去された状態になることで発電可能となる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
光発電パネルに積雪した雪を融解させる光発電装置において、
前記光発電パネルのうち積雪する部分である積雪部と、
前記積雪部に接続された、前記光発電パネルのうち積雪時の雪が除去された状態になることで発電可能な部分となる積雪時発電部と、
を備えることを特徴とする光発電装置。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記積雪時発電部は、
前記積雪部の電気的な上流側に直列接続されていること、
を特徴とする請求項1記載の光発電装置。
【請求項3】
前記積雪時発電部は、
前記積雪部と並列接続されていること、
を特徴とする請求項1記載の光発電装置。
【請求項4】
前記並列接続は、
逆流可能に接続されること、
を特徴とする請求項3記載の光発電装置。
【請求項5】
前記積雪時発電部は、
発熱なることで積雪除去する発熱光発電パネルであること、
を特徴とする請求項1記載の光発電装置。
【請求項6】
前記積雪時発電部は、
雪が積雪する表面と前記表面の反対側である裏面との両面が、光を受けて発電する両面光発電パネルと、
雪が積雪する表面が、光を受けて発電する片面光発電パネルと、
前記両面光発電パネルと前記片面光発電パネルと、を直列に接続するパネル接続部と、
を備えることを特徴とする請求項5記載の光発電装置。
【請求項7】
前記積雪時発電部は、
前記光発電パネルが積雪しない状態で設置された非積雪光発電パネルであること、
を特徴とする請求項1記載の光発電装置。
【請求項8】
前記非積雪光発電パネルは、
前記光発電パネルが垂直に設置された状態であること、
を特徴とする請求項7記載の光発電装置。
【請求項9】
前記積雪部は、
路面に設置された前記光発電パネルであること、
を特徴とする請求項1記載の光発電装置。
【請求項10】
光発電パネルのうち積雪する部分である積雪部と、前記積雪部に接続された、前記光発電パネルのうち積雪時の雪が除去された状態になることで発電可能な部分となる積雪時発電部とを備える光発電装置による融雪方法において、
前記積雪時発電部が発電する工程と、
前記積雪時発電部が発電した電気が、前記積雪部に流れることで前記積雪時発電部が発熱する工程と、
を備えることを特徴とする融雪方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光発電装置、光発電装置による融雪、積雪時発電パネル、および積雪時発電パネルによる融雪方法に関し、特に光発電パネルに積雪した雪を融解させる光発電装置、光発電装置による融雪、積雪時発電パネル、および積雪時発電パネルによる融雪方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、太陽電池セルを配列した太陽光発電パネルにより太陽から照射された光を受光して、その光エネルギーを電気に変換する太陽光発電が開発されている。また太陽から照射された光を受光して発電するだけでなく、さらに地面から反射した光を太陽光発電パネルの裏側で受光して発電することで、発電量を増加させた太陽光発電パネルも開発されている。
【0003】
ところが、これらの太陽光発電パネルは、主に豪雪地帯で太陽光発電パネルの表面に雪が積もってしまうと、雪により太陽光が遮断されるため発電量が減少してしまう問題がある。このため太陽光発電パネルの積雪除去を効率的に行うことができる太陽光発電パネルが開発されている(たとえば、特許文献1)。
【0004】
図14は、特許文献1で開示された太陽電池と太陽電池用熱交換器と、を備えた熱交換システムの一例を示す図である。
図14に示すように、特許文献1で開示された熱交換システム10では、太陽光発電パネル11と、太陽光発電パネル11における太陽電池セル11aを表面側から覆う太陽電池用熱交換器12とを備えている。
【0005】
太陽電池用熱交換器12は、流体が注入される流体注入口12aと、流体注入口12aから注入された流体が排出される流体排出口12bと、の間に流体が流れる流体流通路12cを有する中空板状の矩形箱体に形成され、太陽電池用熱交換器12は太陽光を流体流通路12cに透過させるように構成されている。
【0006】
このとき透明又は透光性の流体は、流体注入口12aから注入されて、流体流通路12cを通過して流体排出口12bから排出されるが、流体を積雪の温度よりも高い温度の流体を用いることで太陽光発電パネル11の表面側に積雪した雪を融解させて除去することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2023―36300号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかし、既設の太陽光発電パネルの上に上記の特許文献1で開示されている熱交換システム10を積載すると、発電量が低下する問題があった。
具体的に特許文献1で開示されている熱交換システム10は、太陽電池セル11aの表面側を覆うように太陽電池用熱交換器12が設けられているため、太陽電池セル11aが受光する光量が低下する、すなわち太陽電池セル11aによる発電量が低下する問題がある。
【0009】
さらに具体的には、太陽電池セル11aの表面側を覆うように設けられた太陽電池用熱交換器12の内部には流体が通過する構成となっているが、入射するすべての光が太陽電池用熱交換器12を通過するわけではない。
【0010】
たとえば、入射した光が太陽電池用熱交換器12に当たることで太陽電池用熱交換器12に吸収されたり、太陽電池用熱交換器12によって入射する光が反射したり、あるいは太陽電池用熱交換器12によって入射する光が散乱してしまうことで、一部の光が太陽電池セル11aまで到達しないことが考えられる。
(【0011】以降は省略されています)

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