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公開番号
2025077477
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023189681
出願日
2023-11-06
発明の名称
農業管理システム
出願人
株式会社サタケ
代理人
あいわ弁理士法人
主分類
G06Q
50/02 20240101AFI20250512BHJP(計算;計数)
要約
【課題】圃場の位置情報に基づく気象情報を取得し、対象圃場ごとに農作物の適正な収穫時期を判断することが可能な、農業管理システムを提供する。
【解決手段】圃場の位置情報を含む気象情報を取得する気象情報取得手段21と、前記気象情報取得手段21が取得した気象情報に基づいて、前記圃場における基準日からの積算気温を算出する算出手段22と、前記圃場を含む周辺の地図情報MPを表示するとともに前記圃場の位置をピン情報PNにて表示出力する表示部31と、を有し、前記表示部31は、前記ピン情報PNの選択操作に基づいて、前記積算気温を表示出力することが可能であることを特徴とする。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
圃場の位置情報を含む気象情報を取得する気象情報取得手段と、
前記気象情報取得手段が取得した気象情報に基づいて、前記圃場における基準日からの積算気温を算出する算出手段と、
前記圃場を含む周辺の地図情報を表示するとともに前記圃場の位置をピン情報にて表示出力する表示部と、を有し、
前記表示部は、
前記ピン情報の選択操作に基づいて、前記積算気温を表示出力することが可能である
ことを特徴とする農業管理システム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記積算気温と設定される目標積算気温とを比較して、前記積算気温の前記目標積算気温に対する割合を算定する比較手段を備え、
前記表示部は、
前記比較手段の算定に基づいて、前記積算気温が前記目標積算気温に達したこと、前記積算気温が前記目標積算気温には達していないが所定割合に達したこと、及び、前記積算気温が前記目標積算気温の前記所定割合に達していないことをそれぞれ異なる態様で前記積算気温を表示する
ことを特徴とする請求項1に記載の農業管理システム。
【請求項3】
前記圃場における過去の収穫情報及び積算気温に基づいて機械学習を行う学習部を有し、
前記表示部は、
前記学習部の推論モデルによって予測された収穫適期を表示することが可能である
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の農業管理システム。
【請求項4】
圃場の位置情報を含む気象情報を取得する気象情報取得手段と、
前記気象情報取得手段が取得した気象情報に基づいて、前記圃場における基準日からの積算日照時間を算出する算出手段と、
前記圃場を含む周辺の地図情報を表示するとともに前記圃場の位置をピン情報にて表示出力する表示部と、を有し、
前記表示部は、
前記ピン情報の選択操作に基づいて、前記積算日照時間を表示出力することが可能である
ことを特徴とする農業管理システム。
【請求項5】
前記積算日照時間と設定される目標積算日照時間とを比較して、前記積算日照時間の前記積算日照時間に対する割合を算定する比較手段を備え、
前記表示部は、
前記比較手段の算定に基づいて、前記積算日照時間が前記目標積算日照時間に達したこと、前記積算日照時間が前記目標積算日照時間には達していないが所定割合に達したこと、及び、前記積算日照時間が前記目標積算日照時間の前記所定割合に達していないことをそれぞれ異なる態様で前記積算日照時間を表示する
ことを特徴とする請求項4に記載の農業管理システム。
【請求項6】
前記圃場における過去の収穫情報及び積算日照時間に基づいて機械学習を行う学習部を有し、
前記表示部は、
前記学習部の推論モデルによって予測された収穫適期を表示することが可能である
ことを特徴とする請求項4又は5に記載の農業管理システム。
【請求項7】
圃場の位置情報を含む気象情報を取得する気象情報取得手段と、
前記気象情報取得手段が取得した気象情報に基づいて、前記圃場における基準日からの積算気温及び積算日照時間を算出する算出手段と、
前記圃場を含む周辺の地図情報を表示するとともに前記圃場の位置をピン情報にて表示出力する表示部と、
前記圃場における過去の収穫情報及び積算気温、積算日照時間に基づいて機械学習を行う学習部と、を有し、
前記表示部は、
前記ピン情報の選択操作に基づいて、前記積算気温及び前記積算日照時間と、前記学習部の推論モデルによって予測された収穫適期を表示出力することが可能である
ことを特徴とする農業管理システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、圃場における各種データを管理することが可能な、農業管理システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、圃場の位置情報と農作物の処理情報を、地図情報とともに表示出力して簡単に確認できる農業管理システムがあった。例えば、特許文献1には、圃場の情報と圃場で収穫した農作物の処理情報とを管理する管理手段と、当該管理手段と接続されて処理情報を表示出力することが可能な表示部とを有し、当該表示部は、圃場の位置と処理情報とを一のピン表示にて地図情報とともに表示出力することが可能な農業管理システムが開示されている。
【0003】
このような構成により、農地と宅地とが混在した小規模な圃場であっても、ユーザが圃場の位置と処理情報とを効率的に把握することが可能となる。その一方、表示される処理情報は圃場の収穫量及び/又は圃場で収穫された農作物の品質情報に限られている。したがって、収穫した農作物に関連するデータを管理することはできるが、収穫前の生育段階において、圃場に関連する情報を管理する機能がなく、農業管理システムとして十分とは言えなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-098422号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年では地球温暖化の影響による異常気象の影響で、経験や勘に頼った農作物の生育管理では必ずしも適切な収穫時期が判断できない。したがって、気象状況に対応した適切な収穫ができず、収穫時期が早すぎたり、遅すぎるなどして、農作物の品質が安定しないという問題が生じる。
【0006】
本発明はこのような課題に鑑み、圃場の位置情報に基づく気象情報を取得し、対象圃場ごとに農作物の適正な収穫時期を判断することが可能な、農業管理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)圃場の位置情報を含む気象情報を取得する気象情報取得手段と、前記気象情報取得手段が取得した気象情報に基づいて、前記圃場における基準日からの積算気温を算出する算出手段と、前記圃場を含む周辺の地図情報を表示するとともに前記圃場の位置をピン情報にて表示出力する表示部と、を有し、前記表示部は、前記ピン情報の選択操作に基づいて、前記積算気温を表示出力することが可能であることを特徴とする農業管理システムである。
【0008】
(2)前記積算気温と設定される目標積算気温とを比較して、前記積算気温の前記目標積算気温に対する割合を算定する比較手段を備え、前記表示部は、前記比較手段の算定に基づいて、前記積算気温が前記目標積算気温に達したこと、前記積算気温が前記目標積算気温には達していないが所定割合に達したこと、及び、前記積算気温が前記目標積算気温の前記所定割合に達していないことをそれぞれ異なる態様で前記積算気温を表示することを特徴とする上記(1)に記載の農業管理システムである。
【0009】
(3)前記圃場における過去の収穫情報及び積算気温に基づいて機械学習を行う学習部を有し、前記表示部は、前記学習部の推論モデルによって予測された収穫適期を表示することが可能であることを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の農業管理システムである。
【0010】
(4)圃場の位置情報を含む気象情報を取得する気象情報取得手段と、前記気象情報取得手段が取得した気象情報に基づいて、前記圃場における基準日からの積算日照時間を算出する算出手段と、前記圃場を含む周辺の地図情報を表示するとともに前記圃場の位置をピン情報にて表示出力する表示部と、を有し、前記表示部は、前記ピン情報の選択操作に基づいて、前記積算日照時間を表示出力することが可能であることを特徴とする農業管理システムである。
(【0011】以降は省略されています)
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