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公開番号2025077189
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023189196
出願日2023-11-06
発明の名称光硬化接着剤を用いた毛材の装着方法
出願人株式会社アデランス
代理人弁理士法人 武政国際特許商標事務所
主分類A41G 5/00 20060101AFI20250512BHJP(衣類)
要約【課題】人工毛(毛材)を固定する部材に光硬化接着剤を用いることで、短時間で抜け止めを作成することができると共に、この毛材の締付状態の位置の修正、締付力を容易に修正することができる。
【解決手段】自毛Hの頭皮Sに近い位置に、「抜け止め」として機能する第1鋲部1を光硬化接着剤で形成し、自毛Hにおける第1鋲部1と頭皮Sの間に、毛材AHを巻き付け、自毛Hに毛材AHを巻き付けた部分を、第1鋲部1と共に挟み、「位置決め」として機能する第2鋲部2を自毛Hに光硬化接着剤で形成する、毛材の装着方法である。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
毛材(AH)を人の頭髪に止着する際に、光硬化接着剤を用いてその人の頭髪に固定する光硬化接着剤を用いた毛材の装着方法であって、
自毛(H)の頭皮(S)に近い位置に、「抜け止め」として機能する第1鋲部(1)を光硬化接着剤で形成し、
自毛(H)における前記第1鋲部(1)と頭皮(S)の間に、毛材(AH)を巻き付ける、ことを特徴とする光硬化接着剤を用いた毛材の装着方法。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
毛材(AH)を人の頭髪に止着する際に、光硬化接着剤を用いてその人の頭髪に固定する光硬化接着剤を用いた毛材の装着方法であって、
自毛(H)の頭皮(S)に近い位置に、「抜け止め」として機能する第1鋲部(1)を光硬化接着剤で形成し、
自毛(H)における前記第1鋲部(1)と頭皮(S)の間に、毛材(AH)を巻き付け、
自毛(H)に毛材(AH)を巻き付けた部分を、第1鋲部(1)と共に挟み、「位置決め」として機能する第2鋲部(2)を該自毛(H)に光硬化接着剤で形成する、ことを特徴とする光硬化接着剤を用いた毛材の装着方法。
【請求項3】
毛材を人の頭髪に止着する際に、光硬化接着剤を用いてその人の頭髪に固定する光硬化接着剤を用いた毛材の装着方法であって、
頭髪の自毛(H)が通過する程度の内径を有する管状部材(5)に毛材(AH)を取り付け、
自毛(H)の頭皮(S)に近い位置に、「抜け止め」として機能する第1鋲部(1)を光硬化接着剤で形成し、
前記管状部材(5)を、第1鋲部(1)で通過させて自毛(H)に掛け止める、ことを特徴とする光硬化接着剤を用いた毛材の装着方法。
【請求項4】
毛材を人の頭髪に止着する際に、光硬化接着剤を用いてその人の頭髪に固定する光硬化接着剤を用いた毛材の装着方法であって、
頭髪の自毛(H)が通過する程度の内径を有する管状部材(5)に毛材(AH)を取り付け、
自毛(H)の頭皮(S)に近い位置に、「抜け止め」として機能する第1鋲部(1)を光硬化接着剤で形成し、
前記管状部材(5)を、第1鋲部(1)で通過させて自毛(H)に掛け止め、
自毛(H)に通した管状部材(5)を、第1鋲部(1)と共に挟み、「位置決め」として機能する第2鋲部2を該自毛(H)に光硬化接着剤で形成する、ことを特徴とする光硬化接着剤を用いた毛材の装着方法。
【請求項5】
前記管状部材(5)に第1鋲部(1)を通過させ、該第1鋲部(1)から抜けないように、該管状部材(5)を潰して自毛(H)に掛け止める、ことを特徴とする請求項3又は4に記載の光硬化接着剤を用いた毛材の装着方法。
【請求項6】
毛材を人の頭髪に止着する際に、光硬化接着剤を用いてその人の頭髪に固定する光硬化接着剤を用いた毛材の装着方法であって、
頭髪の自毛(H)が通過する程度の内径を有する2個の管状部材(5)の間に、幹毛材(MAH)を連結し、該幹毛材(MAH)に複数本の枝毛材(BAH)を取り付け、
自毛(H)の頭皮(S)に近い位置の2か所に、「抜け止め」として機能する第1鋲部(1)を光硬化接着剤でそれぞれ形成し、
各管状部材(5)を2か所の第1鋲部(1)にそれぞれ通過させ、各第1鋲部(1)から抜けないように、各管状部材(5)を潰して自毛(H)に掛け止める、ことを特徴とする光硬化接着剤を用いた毛材の装着方法。
【請求項7】
毛材を人の頭髪に止着する際に、光硬化接着剤を用いてその人の頭髪に固定する光硬化接着剤を用いた毛材の装着方法であって、
頭髪の自毛(H)が通過する程度の内径を有する2個の管状部材(5)の間に、幹毛材(MAH)を連結し、該幹毛材(MAH)に複数本の枝毛材(BAH)を取り付け、
自毛(H)の頭皮(S)に近い位置の2か所に、「位置決め」として機能する第1鋲部(1)を光硬化接着剤でそれぞれ形成し、
各管状部材(5)を2か所の第1鋲部(1)にそれぞれ通過させ、各第1鋲部(1)から抜けないように、各管状部材(5)を潰して自毛(H)に掛け止め
各管状部材(5)を2か所の第1鋲部(1)と共に挟むように、「位置決め」として機能する第2鋲(2)を光硬化接着剤で各自毛(H)に形成する、ことを特徴とする光硬化接着剤を用いた毛材の装着方法。
【請求項8】
前記光硬化接着剤から成る第1鋲部(1)にLED(発光ダイオード)の可視領域の照射光を当て、自然に硬化するときより早く硬化させる、ことを特徴とする請求項1、3又は6に記載の光硬化接着剤を用いた毛材の装着方法。
【請求項9】
前記光硬化接着剤から成る第1鋲部(1)と第2鋲部(2)にLED(発光ダイオード)の可視領域の照射光を当て、自然に硬化するときより早く硬化させる、ことを特徴とする請求項2、4又は7に記載の光硬化接着剤を用いた毛材の装着方法。
【請求項10】
前記光硬化接着剤から成る第1鋲部(1)にLED(発光ダイオード)の紫外線の照射光を当て、自然に硬化するときより早く硬化させる、ことを特徴とする請求項1、3又は6に記載の光硬化接着剤を用いた毛材の装着方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、増毛用の毛材(毛髪)を自毛に止着する際に、光硬化性の接着剤を用いて固定する光硬化接着剤を用いた毛材の装着方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
増毛する際には、人工毛を頭髪に結び付けて止着している。例えば、結着式の増毛方法は、頭髪の1本1本から太めの自毛(地毛)を丁寧に選び出し、その選んだ1本の自毛に2~8本の人工毛を地毛の根元近くに結び付け、髪を徐々に増やしていく技術である。
【0003】
増毛方法に関する技術が種々提案されている。例えば、特許文献1の特公平7-96722号公報「増毛法および増毛用具」のように、地肌に近い部分に結び目を設けた自毛の、当該結び目と地肌との間に増毛用毛髪を結び付けて、当該増毛用毛髪が前記結び目より先に移動しないようにした増毛法、が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特公平7-96722号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の「増方法」は、人工毛(毛材)を止着する際に、自毛の地肌に近い部分に結び目を設け、この結び目に人工毛(毛材)を巻き付け、抜け止めとして機能させている。この自毛に結び目を作る作業は煩雑な作業であった。また、結び目を作る作業に長時間を要するという問題を有していた。
【0006】
本発明の発明者は、この抜け止めとして機能する自毛の結び目は、接着剤であれば容易に形成できることに着目した、特に、光硬化性の接着剤を用いることでより簡単かつ短時間でできると考えた。
【0007】
本発明は、かかる問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、人工毛(毛材)を固定する部材に光硬化接着剤を用いることで、短時間で抜け止めを作成することができると共に、この毛材の締付状態の位置の修正、締付力を容易に修正することができる光硬化接着剤を用いた毛材の装着方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1の本発明は、毛材(AH)を人の頭髪に止着する際に、光硬化接着剤を用いてその人の頭髪に固定する光硬化接着剤を用いた毛材の装着方法であって、
自毛(H)の頭皮(S)に近い位置に、「抜け止め」として機能する第1鋲部(1)を光硬化接着剤で形成し、
自毛(H)における前記第1鋲部(1)と頭皮(S)の間に、毛材(AH)を巻き付ける、ことを特徴とする。
【0009】
または、毛材(AH)を人の頭髪に止着する際に、光硬化接着剤を用いてその人の頭髪に固定する光硬化接着剤を用いた毛材の装着方法であって、
自毛(H)の頭皮(S)に近い位置に、「抜け止め」として機能する第1鋲部(1)を光硬化接着剤で形成し、
自毛(H)における前記第1鋲部(1)と頭皮(S)の間に、毛材(AH)を巻き付け、
自毛(H)に毛材(AH)を巻き付けた部分を、第1鋲部(1)と共に挟み、「位置決め」として機能する第2鋲部(2)を該自毛(H)に光硬化接着剤で形成する、ことを特徴とする。
【0010】
第2の本発明は、毛材を人の頭髪に止着する際に、光硬化接着剤を用いてその人の頭髪に固定する光硬化接着剤を用いた毛材の装着方法であって、
頭髪の自毛(H)が通過する程度の内径を有する管状部材(5)に毛材(AH)を取り付け、
自毛(H)の頭皮に近い位置に、「抜け止め」として機能する第1鋲部(1)を光硬化接着剤で形成し、
前記管状部材(5)を、第1鋲部(1)で通過させて自毛(H)に掛け止める、ことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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