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公開番号2025076898
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-16
出願番号2023188845
出願日2023-11-02
発明の名称情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
出願人栗田工業株式会社
代理人弁理士法人IPX
主分類G01N 21/27 20060101AFI20250509BHJP(測定;試験)
要約【課題】鉄鉱石のパイルの表面の含水量等を推定するに際して周辺環境に影響を受けることが多く、適正な数値管理が難しい場合があった。上記事情に鑑み、対象物の含水量等を適正に推定することを目的とする。
【解決手段】情報処理システム1000であって、物質130の光学特性を取得し、物質の表面の傾きの情報を取得し、光学特性と傾きの情報とに基づいて物質の含水量を推定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
情報処理システムであって、
対象物の光学特性を取得し、
前記対象物の表面の傾きの情報を取得し、
前記光学特性と前記傾きの情報とに基づいて前記対象物の含水量を推定する、
情報処理システム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
前記光学特性と前記傾きの情報とを学習済みモデルに入力し、
前記学習済みモデルは、対象物の光学特性と前記対象物の表面の傾きの情報とを入力データ、対象物の含水量を出力データとして学習された学習済みモデルであり、
前記学習済みモデルから出力された含水量を推定の結果として取得する、
情報処理システム。
【請求項3】
情報処理システムであって、
対象物の光学特性を取得し、
前記対象物の表面の傾きの情報を取得し、
前記光学特性と前記傾きの情報とに基づいて前記対象物の中の薬剤の含有の有無又は含有量を推定する、
情報処理システム。
【請求項4】
請求項3に記載の情報処理システムにおいて、
前記光学特性と前記傾きの情報とを学習済みモデルに入力し、
前記学習済みモデルは、対象物の光学特性と前記対象物の表面の傾きの情報とを入力データ、対象物の中の薬剤の含有の有無又は含有量を出力データとして学習された学習済みモデルであり、
前記学習済みモデルから出力された対象物の中の薬剤の含有の有無又は含有量を推定の結果として取得する、
情報処理システム。
【請求項5】
請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
前記傾きの情報とは、前記対象物の斜面方位及び前記対象物の斜面角度の何れか又は双方である、
情報処理システム。
【請求項6】
請求項5に記載の情報処理システムにおいて、
前記傾きの情報をセンサーから取得する、
情報処理システム。
【請求項7】
情報処理システムであって、
対象物の光学特性を取得し、
前記対象物に対する光源の位置の情報を取得し、
前記光学特性と前記光源の位置の情報とに基づいて前記対象物の含水量を推定する、
情報処理システム。
【請求項8】
請求項7に記載の情報処理システムにおいて、
前記光学特性と前記光源の位置の情報とを学習済みモデルに入力し、
前記学習済みモデルは、対象物の光学特性と前記対象物に対する光源の位置の情報とを入力データ、対象物の含水量を出力データとして学習された学習済みモデルであり、
前記学習済みモデルから出力された含水量を推定の結果として取得する、
情報処理システム。
【請求項9】
情報処理システムであって、
対象物の光学特性を取得し、
前記対象物に対する光源の位置の情報を取得し、
前記光学特性と前記光源の位置の情報とに基づいて前記対象物の中の薬剤の含有の有無又は含有量を推定する、
情報処理システム。
【請求項10】
請求項9に記載の情報処理システムにおいて、
前記光学特性と前記光源の位置の情報とを学習済みモデルに入力し、
前記学習済みモデルは、対象物の光学特性と前記対象物に対する光源の位置の情報とを入力データ、対象物の中の薬剤の含有の有無又は含有量を出力データとして学習された学習済みモデルであり、
前記学習済みモデルから出力された対象物の中の薬剤の含有の有無又は含有量を推定の結果として取得する、
情報処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
製鉄原料又は発電燃料としての鉄鉱石及び石炭等の物質については、物質に含まれる含水量を適切な範囲内に維持することが必要となる。物質は、乾燥しすぎると粉塵が発生し、一方で、含水量が多すぎると搬送時の詰まりが起こったり、乾燥のための熱量が多く必要になりエネルギー効率が低下したりすることがある。
【0003】
そこで、乾燥している場合には散水をし、含水量が多すぎる場合には遮水剤等の薬剤を散布して、含水量を適切な範囲に維持するために、物質中に含まれる含水量等を把握する必要がある。
【0004】
物質中に含まれる含水量を把握し、粉塵防止の目的で散水を行うため、特許文献1には、近赤外線式含水率計を用いて鉄鉱石のパイルの表面の含水量を測定する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2008-050076号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、本発明者らが検討したところ、上述のようなパイルの表面の含水量等を推定するに際しては、周辺環境に影響を受けることが多く、適正な数値管理が難しい場合があった。
【0007】
本発明では上記事情に鑑み、対象物の含水量等を適正に推定することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様によれば、情報処理システムが提供される。この情報処理システムは、対象物の光学特性を取得する。対象物の表面の傾きの情報を取得する。光学特性と傾きの情報とに基づいて対象物の含水量を推定する。
【0009】
以下の付記に記載の態様としてもよい。
(付記1)
情報処理システムであって、
対象物の光学特性を取得し、
前記対象物の表面の傾きの情報を取得し、
前記光学特性と前記傾きの情報とに基づいて前記対象物の含水量を推定する、
情報処理システム。
(付記2)
付記1に記載の情報処理システムにおいて、
前記光学特性と前記傾きの情報とを学習済みモデルに入力し、
前記学習済みモデルは、対象物の光学特性と前記対象物の表面の傾きの情報とを入力データ、対象物の含水量を出力データとして学習された学習済みモデルであり、
前記学習済みモデルから出力された含水量を推定の結果として取得する、
情報処理システム。
(付記3)
情報処理システムであって、
対象物の光学特性を取得し、
前記対象物の表面の傾きの情報を取得し、
前記光学特性と前記傾きの情報とに基づいて前記対象物の中の薬剤の含有の有無又は含有量を推定する、
情報処理システム。
(付記4)
付記3に記載の情報処理システムにおいて、
前記光学特性と前記傾きの情報とを学習済みモデルに入力し、
前記学習済みモデルは、対象物の光学特性と前記対象物の表面の傾きの情報とを入力データ、対象物の中の薬剤の含有の有無又は含有量を出力データとして学習された学習済みモデルであり、
前記学習済みモデルから出力された薬剤の含有の有無又は含有量を推定の結果として取得する、
情報処理システム。
(付記5)
付記1から付記4までの何れか1項に記載の情報処理システムにおいて、
前記傾きの情報とは、前記対象物の斜面方位及び前記対象物の斜面角度の何れか又は双方である、
情報処理システム。
(付記6)
付記5に記載の情報処理システムにおいて、
前記傾きの情報をセンサーから取得する、
情報処理システム。
(付記7)
情報処理システムであって、
対象物の光学特性を取得し、
前記対象物に対する光源の位置の情報を取得し、
前記光学特性と前記光源の位置の情報とに基づいて前記対象物の含水量を推定する、
情報処理システム。
(付記8)
付記7に記載の情報処理システムにおいて、
前記光学特性と前記光源の位置の情報とを学習済みモデルに入力し、
前記学習済みモデルは、対象物の光学特性と前記対象物に対する光源の位置の情報とを入力データ、対象物の含水量を出力データとして学習された学習済みモデルであり、
前記学習済みモデルから出力された含水量を推定の結果として取得する、
情報処理システム。
(付記9)
情報処理システムであって、
対象物の光学特性を取得し、
前記対象物に対する光源の位置の情報を取得し、
前記光学特性と前記光源の位置の情報とに基づいて前記対象物の中の薬剤の含有の有無又は含有量を推定する、
【0010】
上記態様によれば、対象物の含水量等を適正に推定することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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