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公開番号
2025075211
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023186210
出願日
2023-10-31
発明の名称
支柱配設用治具及びこれを用いた施工方法
出願人
構法開発株式会社
,
株式会社進富
代理人
個人
主分類
E02D
27/00 20060101AFI20250508BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】 支柱を地面に建込み施工する場合において、施工地形が平地、傾斜地を問わず、支柱を地表面の所定の位置に強固かつ鉛直に、高精度に配設することが可能な支柱配設用治具及びこれを用いた施工方法を提供する。
【解決手段】 地面6に支柱5を埋設する建込み施工に用いる支柱配設用治具1であって、水平方向に配置される基材2と、該基材を地表面に3点で支持するとともに、各3点の高さを個別に調整可能な調整部3と、該基材に対して、前記支柱を略鉛直方向に固定可能な支柱固定部4とを有することを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
地面に支柱を埋設する建込み施工に用いる支柱配設用治具であって、
水平方向に配置される基材と、
該基材を地表面に3点で支持するとともに、各3点の高さを個別に調整可能な調整部と、
該基材に対して、前記支柱を略鉛直方向に固定可能な支柱固定部とを有することを特徴とする支柱配設用治具。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記調整部は、前記基材に設けられたナットと、該ナットに螺合されたボルトから構成されていることを特徴とする請求項1に記載の支柱配設用治具。
【請求項3】
前記基材が、脚梁部材と、該脚梁部材に対して水平直角に接続されるとともに、前記支柱固定部を備えた支柱固定梁部材から構成されていることを特徴とする請求項1に記載の支柱配設用治具。
【請求項4】
前記支柱固定部が、支柱を挟み込み可能な間隔を空けて平行に2本設けられた支柱固定梁部材と、該支柱固定梁部材に挟まれた支柱を固定する支柱押え部材から構成されていることを特徴とする請求項3に記載の支柱配設用治具。
【請求項5】
支柱を地面に形成した建込み穴に挿入した状態で固定する支柱配設用治具を用いた施工方法であって、
水平方向に配置される基材と、該基材部を地表面に3点で支持するとともに、各3点の高さを個別に調整可能な調整部と、該基材に支柱を略鉛直方向に固定可能な支柱固定部とを有する前記支柱配設用治具を用い、該支柱配設用治具の前記支柱固定部に、前記支柱を固定する支柱固定工程と、
前記支柱を前記建込み穴に挿入するとともに、前記支柱配設用治具を地表面に載置する支柱配設工程と、
前記調整部を調整し、前記支柱を前記建込み穴の所定位置に鉛直になるように調整する調整工程と、
前記建込み穴に充填した固化材を固化させて、前記支柱を固定する固定工程とを有することを特徴とする支柱配設用治具を用いた施工方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、支柱配設用治具及びこれを用いた施工方法に関し、詳しくは、地表面に構築される構造物を支持するための支柱の埋設施工に用いる支柱配設用治具及びこれを用いた施工方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
地表面に構造物を構築する際には、まず、施工場所に構造物を支持するための支柱を建込むための建込み穴をアースオーガー等を用いて造成し、この建込み穴に支柱を挿入して土や砕石で突き固めたり、コンクリートで固めて施工している。このような支柱の施工方法を適用可能な構造物としては、例えば、看板やフェンス等が挙げられる。
【0003】
看板やフェンスの支柱施工では、支柱より大径の建込み穴を施工するため、支柱を挿入後、固定する際に固定位置にずれが生じる可能性がある。このような位置ずれは施工品質に影響を及ぼし、特に大規模な看板やフェンスの施工現場においては、支柱の位置決めに高い精度が求められる。
【0004】
上記のような、看板やフェンスの施工をはじめ、電柱等、他の用途の支柱の建込み施工において、これまでに支柱の位置ずれの調整が可能な治具や施工方法が種々提案されている(例えば、特許文献1~3を参照)。
【0005】
これら特許文献1~3の提案では、特定の支持用治具を用いることにより、支柱を正確な位置に鉛直に建込むことができるとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2015-31037号公報
特開2014-51780号公報
実開昭59-167831号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、例えば傾斜地に支柱を設置する場合、上記特許文献1~3で提案されている治具や施工方法は、平坦な地面に対する建込みを前提としたものであるため、これらの治具や施工方法を用いて傾斜地に対して支柱を精度よく鉛直に施工するのは非常に困難であった。
【0008】
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、支柱を地面に建込み施工する場合において、施工地形が平地、傾斜地を問わず、支柱を地表面の所定の位置に強固かつ鉛直に、高精度に配設することが可能な支柱配設用治具及びこれを用いた施工方法を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の支柱配設用治具及びこれを用いた施工方法は、上記の技術的課題を解決するためになされたものであって、以下のことを特徴としている。
【0010】
第1に、本発明の支柱配設用治具は、地面に支柱を埋設する建込み施工に用いる支柱配設用治具であって、
水平方向に配置される基材と、
該基材を地表面に3点で支持するとともに、各3点の高さを個別に調整可能な調整部と、
該基材に対して、前記支柱を略鉛直方向に固定可能な支柱固定部とを有することを特徴とする。
第2に、上記第1の発明の支柱配設用治具において、前記調整部は、前記基材に設けられたナットと、該ナットに螺合されたボルトから構成されていることが好ましい。
第3に、上記第1又は第2の発明の支柱配設用治具において、前記基材が、脚梁部材と、該脚梁部材に対して水平直角に接続されるとともに、前記支柱固定部を備えた支柱固定梁部材から構成されていることが好ましい。
第4に、上記第3の発明の支柱配設用治具において、前記支柱固定部が、支柱を挟み込み可能な間隔を空けて平行に2本設けられた支柱固定梁部材と、該支柱固定梁部材に挟まれた支柱を固定する支柱押え部材から構成されていることが好ましい。
第5に、本発明の支柱配設用治具を用いた施工方法は、支柱を地面に形成した建込み穴に挿入した状態で固定する支柱配設用治具を用いた施工方法であって、
水平方向に配置される基材と、該基材部を地表面に3点で支持するとともに、各3点の高さを個別に調整可能な調整部と、該基材に支柱を略鉛直方向に固定可能な支柱固定部とを有する前記支柱配設用治具を用い、該支柱配設用治具の前記支柱固定部に、前記支柱を固定する支柱固定工程と、
前記支柱を前記建込み穴に挿入するとともに、前記支柱配設用治具を地表面に載置する支柱配設工程と、
前記調整部を調整し、前記支柱を前記建込み穴の所定位置に鉛直になるように調整する調整工程と、
前記建込み穴に充填した固化材を固化させて、前記支柱を固定する固定工程とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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