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公開番号
2025073010
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-12
出願番号
2023183552
出願日
2023-10-25
発明の名称
PC鋼棒の突出防止方法
出願人
首都高速道路株式会社
,
一般財団法人首都高速道路技術センター
,
AGC株式会社
,
大日本塗料株式会社
,
シーカ・ジャパン株式会社
,
デンカ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E01D
21/00 20060101AFI20250501BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】本発明は、補強構造を透明化することで、補強した部分を点検可能としたPC鋼棒の突出防止方法を提供する。
【解決手段】コンクリート構造物の表面(12)において埋設されたPC鋼棒(20)の先端部近傍を含む第1の領域(S2)に飛散防止用の表面保護材(2)を塗布又は貼付し、表面保護材の上から埋設されたPC鋼棒の先端部近傍を含む第2の領域(S1)を覆うように透明なポリカーボネート板(3)を配置し、ポリカーボネート板を複数個所でアンカー(4)によりコンクリート構造物の表面に固定する、工程を有することを特徴とするPC鋼棒の突出防止方法。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
PC鋼棒が緊張された状態で埋設されることに基づいてプレストレスが付与されるコンクリート構造物からのPC鋼棒の突出防止方法であって、
コンクリート構造物の表面において、埋設されたPC鋼棒の先端部近傍を含む第1の領域に飛散防止用の透明な表面保護材を塗布又は貼付させ、
前記透明な表面保護材の上から、埋設された前記PC鋼棒の先端部近傍を含む第2の領域を覆うように透明なポリカーボネート板を配置し、
前記ポリカーボネート板を複数個所でアンカーにより前記コンクリート構造物の表面に固定する、
工程を有することを特徴とするPC鋼棒の突出防止方法。
続きを表示(約 320 文字)
【請求項2】
前記第1の領域は、前記第2の領域より広い、請求項1に記載のPC鋼棒の突出防止方法。
【請求項3】
前記ポリカーボネート板の厚さは、12mm以上、且つ、15mm以下である、請求項1又は2に記載のPC鋼棒の突出防止方法。
【請求項4】
前記表面保護材は、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、メタアクリル樹脂、ポリエステルシート、及び、ガラス繊維シートの内の1つ又は複数から選択される、請求項1又は2に記載のPC鋼棒の突出防止方法。
【請求項5】
前記アンカーは、埋設された前記PC鋼棒の先端部近傍を囲うように配置される、請求項1又は2に記載のPC鋼棒の突出防止方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、PC鋼棒の突出防止方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
高速道路等では、軽量で強靭であるという特徴を有するプレストレストコンクリート(PC)橋梁が用いられている場合がある。PC橋梁はPCにより建設された橋梁であって、PC鋼棒を用いてコンクリートに予め圧縮応力を与えることにより、荷重によってコンクリートに生じる引張応力を打ち消している。PC鋼棒は、鉛直方向、及び、水平方向(橋軸方向、橋軸直角方向)に配置されている。
【0003】
PC鋼棒が発錆又は腐食後に破断し、導入緊張力が急激に開放されて橋桁の側面や下部から突出し、PC鋼棒本体やコンクリート片が落下してしまうことを防止するために、コンクリート構造物の表面に補強構造を設けることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-227792号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の補強構造は、ステンレス製メッシュシート等の受け部材を繊維補強シートでコンクリート表面に張り付けるので、補強構造施行後は、コンクリート面の点検ができない。
【0006】
本発明は、補強構造を透明化することで、補強した部分を点検可能としたPC鋼棒の突出防止方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一側面に係るPC鋼棒が緊張された状態で埋設されることに基づいてプレストレスが付与されるコンクリート構造物からのPC鋼棒の突出防止方法では、コンクリート構造物の表面において埋設されたPC鋼棒の先端部近傍を含む第1の領域に飛散防止用の透明な表面保護材を塗布又は貼付し、透明な表面保護材の上から埋設されたPC鋼棒の先端部近傍を含む第2の領域を覆うように透明なポリカーボネート板を配置し、ポリカーボネート板を複数個所でアンカーによりコンクリート構造物の表面に固定する、工程を有することを特徴とする。
【0008】
本発明の一側面に係るPC鋼棒の突出防止方法では、第1の領域は第2の領域より広いことが好ましい。
【0009】
本発明の一側面にPC鋼棒の突出防止方法では、ポリカーボネート板の厚さは、12mm以上、且つ、15mm以下である、ことが好ましい。
【0010】
本発明の一側面に係るPC鋼棒の突出防止方法では、表面保護材は、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、メタアクリル樹脂、ポリエステルシート、及び、ガラス繊維シートの内の1つ又は複数から選択される、ことが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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