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公開番号
2025071858
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-09
出願番号
2023182240
出願日
2023-10-24
発明の名称
医療情報処理装置
出願人
キヤノンメディカルシステムズ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G16H
10/00 20180101AFI20250430BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】患者に対する医療行為の際に経験の差を埋めるサポート情報を提供する。
【解決手段】実施形態に係る医療情報処理装置は、患者に対する医療行為の中のシーンを特定する、シーン特定部と、前記シーン特定部が特定したシーンから、そのシーンの属性に関する属性情報を算出する、属性情報算出部と、前記属性情報算出部が算出した前記属性情報に基づいて、過去の医療データが蓄積された医療データベースを検索し、前記シーン特定部が特定したシーンに合致する参照データを取得する、参照データ取得部と、前記参照データ取得部が取得した前記参照データをディスプレイに表示させる、参照データ表示部と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
患者に対する医療行為の中のシーンを特定する、シーン特定部と、
前記シーン特定部が特定したシーンから、そのシーンの属性に関する属性情報を算出する、属性情報算出部と、
前記属性情報算出部が算出した前記属性情報に基づいて、過去の医療データが蓄積された医療データベースを検索し、前記シーン特定部が特定したシーンに合致する参照データを取得する、参照データ取得部と、
前記参照データ取得部が取得した前記参照データをディスプレイに表示させる、参照データ表示部と、
を備える医療情報処理装置。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記医療データベースに蓄積された前記医療データは、
各シーンに対応づけられた患者の医療関連情報データと、
前記医療関連情報データに対応づけられた、前記医療関連情報データに付帯する情報である付帯情報データと、
を備える請求項1に記載の医療情報処理装置。
【請求項3】
前記参照データ取得部は、
前記属性情報算出部が算出した前記属性情報に基づいて、前記医療データベースにおける付帯情報データを検索し、前記属性情報に合致する前記付帯情報データに対応づけられた医療関連情報データを前記参照データとして取得する、請求項2に記載の医療情報処理装置。
【請求項4】
前記医療データベースは、前記医療行為と、前記医療行為に含まれる複数の前記シーンとを、対応づけて保持している、請求項2に記載の医療情報処理装置。
【請求項5】
前記医療データベースは、患者に対する医療行為を行った術者の熟練度に関する熟練度情報を、前記付帯情報データとして保持している、請求項2に記載の医療情報処理装置。
【請求項6】
前記参照データ取得部は、前記付帯情報データに含まれる前記熟練度情報を用いて、前記シーンに合致する参照データを取得する、請求項5に記載の医療情報処理装置。
【請求項7】
前記医療データベースは、医療行為後の良性傾向を表す予後良性スコアを、前記付帯情報データとして保持している、請求項2に記載の医療情報処理装置。
【請求項8】
前記参照データ取得部は、前記付帯情報データに含まれる前記予後良性スコアを用いて、前記シーンに合致する参照データを取得する、請求項7に記載の医療情報処理装置。
【請求項9】
前記シーン特定部は、患者に対して行われている医療行為を撮像した撮像画像に基づいて、前記シーンを特定する、請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の医療情報処理装置。
【請求項10】
前記参照データ表示部は、前記参照データと前記撮像画像とを並べて、前記ディスプレイに表示する、請求項9に記載の医療情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書及び図面に開示の実施形態は、医療情報処理装置に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
医療現場で行われている検査や治療等の術者には、経験の差が存在する。この経験の差を補うためにベテランの術者が、患者に対する術中に同じ場に立ったり、遠隔でアドバイスをしたりすることがしばしば行われている。また、医療画像の読影などを行う場合では、相応の経験を持つ医師でも、過去の類似の症例を持つ他の医療画像や関連するデータを参照しながら診断を行うことがある。
【0003】
また、検査装置を扱う場合にも、検査技師は自らの過去の経験に基づいて、この検査装置の各種パラメータの設定を行うことも少なくない。このような様々な医療行為を均質に提供するためには、これらの経験の差を埋めるためのサポートを行う医療情報処理装置を提供することが期待されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5618915号公報
特開2015-203920号公報
特許3934997号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本明細書及び図面に開示の実施形態が解決しようとする課題の一つは、患者に対する医療行為の際に経験の差を埋めるサポート情報を提供することである。ただし、本明細書及び図面に開示の実施形態により解決しようとする課題は上記の課題に限られない。後述する実施形態に示す各構成による各効果に対応する課題を他の課題として位置づけることもできる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態に係る医療情報処理装置は、患者に対する医療行為の中のシーンを特定する、シーン特定部と、前記シーン特定部が特定したシーンから、そのシーンの属性に関する属性情報を算出する、属性情報算出部と、前記属性情報算出部が算出した前記属性情報に基づいて、過去の医療データが蓄積された医療データベースを検索し、前記シーン特定部が特定したシーンに合致する参照データを取得する、参照データ取得部と、前記参照データ取得部が取得した前記参照データをディスプレイに表示させる、参照データ表示部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態に係る医療情報処理システムの全体構成の一例を示すブロック図である。
図1に示す医療情報処理システムが備える医療情報処理装置の内部構成の一例を示すブロック図である。
図1に示す医療情報処理システムにおける医療経過記録データと医療行為とシーンと医療データベースとの関係を説明する図である。
図1に示す医療情報処理システムの医療データ記憶装置に構築される医療データベースにおける医療データのデータ構造の一例を示す図である。
図1に示す医療情報処理装置で実行される医療情報生成処理について説明するフローチャートを示す図である。
ある患者の医療行為としてカテーテル治療が行われる場合の医療情報生成処理の内容の具体例を説明する図である。
図1に示す医療情報処理システムの医療データ記憶装置に記憶されている医療データを管理する医療データ管理テーブルの構成の一例を示す図である。
本実施形態において、医療情報処理装置が熟練度スコアを算出するための熟練度スコア算出テーブルの一例を示す図である。
本実施形態において、医療情報処理装置が予後良性スコアを算出するロジックの一例を説明する図である。
図1に示す医療情報処理装置で実行される医療情報検索処理について説明するフローチャートを示す図である。
本実施形態において、医療行為としてカテーテル治療が行われる場合における医療情報検索処理のデータの流れを説明する図である(医療行為が行われる患者側のデータ)。
本実施形態において、医療行為としてカテーテル治療が行われる場合における医療情報検索処理のデータの流れを説明する図である(過去に蓄積された医療データベース側のデータ)。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照しながら、医療情報処理装置及びこの医療情報処理装置を備える医療情報処理システムの実施形態について説明する。なお、以下の説明において実質的に同一の機能及び構成を有する構成要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行うこととする。
【0009】
図1は、本実施形態に係る医療情報処理システム1の全体構成を説明するブロック図である。この図1に示すように、本実施形態に係る医療情報処理システム1は、いわゆる病院内システムを構成しており、医療データ生成装置2と、医療情報管理装置3と、医療データ記憶装置4と、操作装置5と、医療情報処理装置6とを備えて構成されている。そして、これら医療データ生成装置2と、医療情報管理装置3と、医療データ記憶装置4と、操作装置5と、医療情報処理装置6との間は、ネットワークNTを介して相互に接続されている。本実施形態においては、このネットワークNTは、有線、無線、又は、有線と無線の組み合わせにより構成されており、院内ネットワークを構成している。また、このネットワークNTは、必要に応じて、院外のネットワークにも接続することが可能である。
【0010】
医療データ生成装置2は、例えば、医療画像診断装置や、バイメタル計測装置、ウェアラブルデバイス等により構成されており、各種の医療データを生成する。ここで、医療画像診断装置としては、例えば、X線CT(Computed Tomography)装置や、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置、X線診断装置、超音波診断装置などがある。医療データ生成装置2は、例えば、操作装置5からの操作要求を受け付けて、患者に対してスキャンを実行する。そして、このスキャンにより生成された医療データを、医療データ生成装置2はネットワークNTに供給して、例えば、医療データ記憶装置4に格納されて記憶されたり、医療情報処理装置6で必要なデータ処理が施されたりする。
(【0011】以降は省略されています)
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