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公開番号
2025071637
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-08
出願番号
2023181971
出願日
2023-10-23
発明の名称
流路切換弁
出願人
サンデン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F16K
11/076 20060101AFI20250428BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】一体的に回転する単一弁によって、多数のポートを様々なパターンで切り換えることが可能な流路切換弁を提供する。
【解決手段】流路切換弁1は、筐体10、弁体30、及び、回転軸32Aを介して弁体30を回転駆動する駆動部を有する。筐体10は、複数の一方側ポートを有する一方側ポート群2と、複数の他方側ポートを有し、かつ、一方側ポート群2に対して軸方向に間隔をあけて配置される他方側ポート群4を備える。弁体30は、対となる一方側ポートを連通させる一方側周方向流路と、一方側ポートと他方側ポートを連通させる軸方向流路と、対となる他方側ポートを連通させる他方側周方向流路と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
筐体、前記筐体内に回転自在に設けられる弁体、及び、回転軸を介して前記弁体を回転駆動する駆動部を有する流路切換弁であって、
前記筐体は、
前記回転軸の周方向に間隔をあけて配置される複数の一方側ポートを有する一方側ポート群と、
前記回転軸の周方向に間隔をあけて配置される複数の他方側ポートを有し、かつ、前記一方側ポート群に対して前記回転軸の軸方向に間隔をあけて配置される他方側ポート群と、を備え、
前記弁体は、
対となる前記一方側ポートを連通させる一方側周方向流路と、
前記一方側ポートと前記他方側ポートを連通させる軸方向流路と、
対となる前記他方側ポートを連通させる他方側周方向流路と、を備えることを特徴とする流路切換弁。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
前記弁体は、複数の前記一方側周方向流路、及び、複数の前記他方側周方向流路を備えており、
前記弁体を軸方向から視る際に、複数の前記一方側周方向流路が互いに交差しており、かつ、複数の前記他方側周方向流路が互いに交差することを特徴とする、
請求項1に記載の流路切換弁。
【請求項3】
前記弁体を軸方向から視る際に、複数の前記軸方向流路が互いに交差することを特徴とする、
請求項1に記載の流路切換弁。
【請求項4】
前記弁体は、前記軸方向流路として、
周方向の相対角度差が大きい前記一方側ポートと前記他方側ポートを連通させる高位相差軸方向流路と、
周方向の相対角度差が小さい前記一方側ポートと前記他方側ポートを連通させる低位相差軸方向流路と、を備えることを特徴とする、
請求項1に記載の流路切換弁。
【請求項5】
前記一方側ポートは、周方向に並ぶ順番に流入用と流出用が交互に配置されており、
前記他方側ポートは、周方向に並ぶ順番に流入用と流出用が交互に配置されることを特徴とする、
請求項1に記載の流路切換弁。
【請求項6】
前記流入用となる前記一方側ポートに最も近い前記他方側ポートが前記流出用となっており、
前記流出用となる前記一方側ポートに最も近い前記他方側ポートが前記流入用となることを特徴とする、
請求項5に記載の流路切換弁。
【請求項7】
前記弁体は、
前記一方側流路の少なくとも一部が形成される一方側弁部と、
前記他方側流路の少なくとも一部が形成される他方側弁部と、
前記一方側弁部と前記他方側弁部の間に配置され、前記軸方向流路の少なくとも一部が形成される中間弁部と、を備えることを特徴とする、
請求項1に記載の流路切換弁。
【請求項8】
前記一方側ポート群は、4つの前記一方側ポートを有し、
前記他方側ポート群は、4つの前記他方側ポートを有することを特徴とする、
請求項1に記載の流路切換弁。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の流路を流れる流体の流れを切り替える流路切換弁に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
車両用空調装置として、冷媒回路と、冷媒回路の冷媒と水の間で熱交換する水回路を備え、車室内の冷暖房に利用する車両用液体循環システムが知られている。
【0003】
この車両用液体循環システムでは、通常冷暖房、モータの廃熱を再利用する暖房、水加熱電気ヒータ(ECH)を利用した急速暖房など、様々な空調モードが必要となる。この結果、水回路等を流れる水の流路を切り換えるパターンも増えるため、その分だけ、流路切換弁の数が増大する。
【0004】
従来、4つの流路(ポート)を有する流路切換弁を2セット用意し、これらを互いに接近して配置することで、装置全体をコンパクトに構成する技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-68705号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1の技術では、各々の流路切換弁を制御する複数のモータや、これらのモータを別々に制御するソフトウエアが必要となり、車両用液体循環システムのコンパクト化や簡素化に限界があった。
【0007】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、一体的に回転する単一弁によって、多数のポート(流路)を様々なパターンで切り換えることを可能とする流路切換弁を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、筐体、前記筐体内に回転自在に設けられる弁体、及び、回転軸を介して前記弁体を回転駆動する駆動部を有する流路切換弁であって、前記筐体は、前記回転軸の周方向に間隔をあけて配置される複数の一方側ポートを有する一方側ポート群と、前記回転軸の周方向に間隔をあけて配置される複数の他方側ポートを有し、かつ、前記一方側ポート群に対して前記回転軸の軸方向に間隔をあけて配置される他方側ポート群と、を備え、前記弁体は、対となる前記一方側ポートを連通させる一方側周方向流路と、前記一方側ポートと前記他方側ポートを連通させる軸方向流路と、対となる前記他方側ポートを連通させる他方側周方向流路と、を備えることを特徴とする流路切換弁である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、一体的に回転する単一弁によって、多数のポートを様々なパターンで切り換えることが可能な流路切換弁を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係る流路切換弁の(A)平面図、(B)正面図、(C)上方から視た斜視図、(D)下方から視た斜視図である。
(A)は同流路切換弁の分解斜視図であり、(B)は一方側ケース部の斜視図であり、(C)は多方側ケース部の斜視図である。
(A)は同流路切換弁の弁体を分解して上方から視た斜視図であり、(B)弁体を分解して下方から視た斜視図である。
同弁体の平面図である。
第一切換モードにおける同弁体の平面図である。
第二切換モードにおける同弁体の平面図である。
第三切換モードにおける同弁体の平面図である。
第四切換モードにおける同弁体の平面図である。
第五切換モードにおける同弁体の平面図である。
(A)~(E)は同流路切換弁の適用事例となる車両用空調システムの模式図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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