TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025068226
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-28
出願番号
2023177984
出願日
2023-10-16
発明の名称
ウィッグ台
出願人
株式会社アデランス
代理人
弁理士法人 武政国際特許商標事務所
主分類
A41G
3/00 20060101AFI20250421BHJP(衣類)
要約
【課題】板状のシート材を部分的に重ねた剛性を有する部分では、そこに載せたウィッグの型崩れを防止し、反発力を有する部分では、搬送中の振動、衝撃を吸収するという2種類の機能を有する。
【解決手段】略コ字形状の第1枠体4に、第1枠体4の両先端に挟まれるように第1立ち上がり部5が形成された反発力を有する第1シート材2と、略コ字形状の第2枠体6に、第2枠体6の両先端に挟まれるように第2立ち上がり部7が形成された反発力を有する第2シート材3と、から成り、第1立ち上がり部5と第2立ち上がり部7の両先端同士を重なるように接合し、第1枠体4の各先端と第2枠体6の各先端とを接合すると、接合した第1立ち上がり部5と第2立ち上がり部7が、接合した第1枠体4と第2枠体6の平面形態より浮きあがり、立体的に変形し、ウィッグの形状を保持しつつ収納できるウィッグ台1になる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ウィッグを保管、搬送する際に、ウィッグの形状を保持しつつ収納するウィッグ台(1)であって、
略コ字形状の第1枠体(4)に、該第1枠体(4)の両先端に挟まれるように第1立ち上がり部(5)が形成された反発力を有する第1シート材(2)と、
略コ字形状の第2枠体(6)に、該第2枠体(6)の両先端に挟まれるように第2立ち上がり部(7)が形成された反発力を有する第2シート材(3)と、から成り、
前記第1立ち上がり部(5)と第2立ち上がり部(7)の両先端同士を重なるように接合し、前記第1枠体(4)の各先端と前記第2枠体(6)の各先端とを接合すると、接合した第1立ち上がり部(5)と第2立ち上がり部(7)が、接合した第1枠体(4)と第2枠体(6)の平面形態の位置より浮きあがるように構成した、ことを特徴とするウィッグ台。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
前記第1立ち上がり部(5)は、第1枠体(4)の両先端に挟まれ、幅が狭い部分から幅が広い部分を有する「杯」形状に形成され、前記第2立ち上がり部(7)も、第2枠体(6)の両先端に挟まれ、幅が狭い部分から幅が広い部分を有する「杯」形状に形成され、
該第1立ち上がり部(5)と第2立ち上がり部(7)の両先端同士が重なるように接合され、かつ浮きあがった部分が平面視で略円形状を有するように構成した、ことを特徴とする請求項1に記載のウィッグ台。
【請求項3】
前記第2立ち上がり部(7)は、前記第2枠体(6)の両先端を結ぶ線から飛び出す程度の長さを有するように形成されたものである、ことを特徴とする請求項1に記載のウィッグ台。
【請求項4】
前記第1立ち上がり部(5)は、前記第1枠体(4)の両先端を結ぶ線から飛び出す程度の長さを有するように形成され、前記第2立ち上がり部(7)も、前記第2枠体(6)の両先端を結ぶ線から飛び出す程度の長さを有するように形成されたものである、ことを特徴とする請求項1に記載のウィッグ台。
【請求項5】
前記第1立ち上がり部(5)と第2立ち上がり部(7)の両先端同士を重なるように接合する構成は、第1立ち上がり部(5)の先端に係合舌片(12)を形成し、第2立ち上がり部(7)に該係合舌片(12)が係合する係合切欠き(13)が複数形成された、ことを特徴とする請求項1に記載のウィッグ台。
【請求項6】
接合した前記第1枠体(4)と第2枠体(6)との外周が形成する四角形状と略同じ形状を有する底板(15a)と、
前記底板(15a)の4辺から立ち上げ、接合して前記第1立ち上がり部(5)と第2立ち上がり部(7)が浮きあがった高さより長い幅を有する側板(15b)と、
前記側板(15b)に取り付けられた蓋板(15c)から構成されるウィッグ収納箱(15)を更に備えた、ことを特徴とする請求項1に記載のウィッグ台。
【請求項7】
前記ウィッグ収納箱(15)は、側板(15b)、底板(15a)と蓋板(15c)について着脱自在に組立て、分解できる構成にした、ことを特徴とする請求項6に記載のウィッグ台。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ウィッグを保管又は搬送する際に用いるウィッグ台に係り、特に載せたウィッグを型くずれしないで収納するウィッグ台に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
ウィッグは、それを装着している人が着ている服装に合わせて使用するもので、ファッションの一部としての要素が強い。そのために、装着者は複数の種類のウィッグを所有している。このウィッグは、人毛又は人工毛をベースに植毛したものである。ウィッグは、ウイッグスタンドと称される、長い半球形状の台に載せて保管している。人毛又は人工毛が型くずれしたり、傷んだりしないようにするためである。
【0003】
ウィッグ又はかつらの保管に関する技術が種々提案されている。例えば、特許文献1の実用新案登録第3182151号公報「かつらスタンド」のように、内側中央部分に形成されたウィッグ受け部と、このウィッグ受け部の両端部にて一体的となるよう形成され、当該ウィッグ受け部を囲繞するよう設けられた台座部とを具備する1枚の反発力を有する板状のシートであって、上記台座部には、上記ウィッグ受け部と一体的に形成された部位とは異なる部位に接続機構が設けられ、この接続機構が接続状態にあるときは、上記ウィッグ受け部は上方に指向するよう湾曲するよう構成したかつらスタンドが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実用新案登録第3182151号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
「かつら」は頭皮に自毛が無いか又は少ない人が装着するものである。頭部(頭蓋骨)の形状に沿って密着するように装着するため、人がかつらを装着することでその形状が整うものである。一方、「ウィッグ」はオシャレな人が、ファッション感覚で装着するものである。自毛の上に装着するものであるため、人が装着した際に思い通りのスタイルにならない場合がある。装着する際に所定の形状を維持している必要がある。しかし、特許文献1の「かつらスタンド」は、薄い1枚の反発性を有する板状のシート材であるため、このシート材が不用意に変形して、ウィッグが型くずれしやすいという問題を有していた。
【0006】
本発明の発明者は、反発性(反発力)を有する板状のシート(紙)を1枚ではなく、部分的に2枚重ねした構成にすることで、反発性(反発力)の特性と、ウィッグを載せる部分にはある程度の剛性を付与し、ウィッグの型くずれを防止することができると考えた。
【0007】
本発明は、かかる問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、板状のシート材を部分的に重ねた剛性を有する部分では、そこに載せたウィッグの型崩れを防止し、反発力を有する部分では、搬送中の振動、衝撃を吸収するという2種類の機能を有するウィッグ台を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、ウィッグを保管、搬送する際に、ウィッグの形状を保持しつつ収納するウィッグ台(1)であって、
略コ字形状の第1枠体(4)に、該第1枠体(4)の両先端に挟まれるように第1立ち上がり部(5)が形成された反発力を有する第1シート材(2)と、
略コ字形状の第2枠体(6)に、該第2枠体(6)の両先端に挟まれるように第2立ち上がり部(7)が形成された反発力を有する第2シート材(3)と、から成り、
前記第1立ち上がり部(5)と第2立ち上がり部(7)の両先端同士を重なるように接合し、前記第1枠体(4)の各先端と前記第2枠体(6)の各先端とを接合すると、接合した第1立ち上がり部(5)と第2立ち上がり部(7)が、接合した第1枠体(4)と第2枠体(6)の平面形態の位置より浮きあがるように構成した、ことを特徴とする。
【0009】
前記第1立ち上がり部(5)は、第1枠体(4)の両先端に挟まれ、幅が狭い部分から幅が広い部分を有する「杯」形状に形成され、前記第2立ち上がり部(7)も、第2枠体(6)の両先端に挟まれ、幅が狭い部分から幅が広い部分を有する「杯」形状に形成され、
該第1立ち上がり部(5)と第2立ち上がり部(7)の両先端同士が重なるように接合され、かつ浮きあがった部分が平面視で略円形状を有するように構成されたものである。
前記第2立ち上がり部(7)は、前記第2枠体(6)の両先端を結ぶ線から飛び出す程度の長さを有するように形成されたものである。
前記第1立ち上がり部(5)は、前記第1枠体(4)の両先端を結ぶ線から飛び出す程度の長さを有するように形成され、前記第2立ち上がり部(7)も、前記第2枠体(6)の両先端を結ぶ線から飛び出す程度の長さを有するように形成されたものである。
【0010】
前記第1立ち上がり部(5)と第2立ち上がり部(7)の両先端同士を重なるように接合する構成は、第1立ち上がり部(5)の先端に係合舌片(12)を形成し、第2立ち上がり部(7)に該係合舌片(12)が係合する係合切欠き(13)が複数形成することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
和服
28日前
個人
二部式袍
4か月前
個人
衣装
1か月前
個人
靴下
5か月前
個人
簡単帯
5か月前
個人
シャツ改造方法
1か月前
個人
ショーツ
5か月前
個人
作業補助ミトン
3か月前
株式会社聖
手足保護具
4か月前
個人
手袋
2か月前
個人
足首用サポーター
3か月前
個人
ソフトキャミブラ
1か月前
個人
レインコート
18日前
興和株式会社
マスク
3か月前
グンゼ株式会社
衣服
1か月前
個人
防水マスク
5か月前
個人
ヘアアクセサリー
5か月前
個人
ワイヤー付き衣類
5か月前
豊鷹株式会社
冷却装置
2か月前
LUDO合同会社
手袋
2か月前
株式会社カネカ
収納物
3か月前
個人
気分コントロール支援装置
4か月前
有限会社青葉
ボトム衣料
8日前
合同会社BIARCH
ガードル
28日前
個人
茶道稽古用エプロン
3か月前
ハイドサイン株式会社
衣服
1か月前
株式会社ベルエスプリ
衣服
4か月前
ハイドサイン株式会社
衣服
5か月前
個人
セパレート着物
4か月前
株式会社ユタカメイク
履物類
2か月前
オンヨネ株式会社
機能性衣服
2か月前
株式会社アイリス
膝サポータ
4か月前
個人
オーバーオール着物の製造方法
7日前
山田辰株式会社
作業服
3か月前
株式会社ゴールドウイン
布製品
5か月前
株式会社カネカ
植毛装置
15日前
続きを見る
他の特許を見る