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公開番号2025067524
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2023177581
出願日2023-10-13
発明の名称センサ装置、電子機器、および電子楽器
出願人カシオ計算機株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類G10H 1/34 20060101AFI20250417BHJP(楽器;音響)
要約【課題】 演奏操作を安定的にセンシングすること。
【解決手段】 実施形態によれば、センサ装置は、第1の電極層を含み、静電容量の変化を検出する第1の静電容量センサと、第1の電極層に対して離間して設けられる第2の電極層を含み、静電容量の変化を検出する第2の静電容量センサと、を備える。第1の電極層及び第2の電極層は、上方からの平面視において、互いに重ならない位置に設けられる。
【選択図】 図12
特許請求の範囲【請求項1】
第1の電極層を含み、静電容量の変化を検出する第1の静電容量センサと、
前記第1の電極層に対して離間して設けられる第2の電極層を含み、静電容量の変化を検出する第2の静電容量センサと、を備え、
上方からの平面視において、前記第1の電極層及び前記第2の電極層は、互いに重ならない位置に設けられる、
センサ装置。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記第1の静電容量センサは、前記第1の電極層の自己容量の変化を検出し、
前記第2の静電容量センサは、前記第2の電極層の相互容量の変化を検出する、
請求項1に記載のセンサ装置。
【請求項3】
少なくとも1つのプロセッサを備え、
前記プロセッサは、前記第1の静電容量センサにより検出される静電容量の変化と、前記第2の静電容量センサにより検出される静電容量の変化と、を互いに異なる時点で取得する、
請求項2に記載のセンサ装置。
【請求項4】
前記第1の電極層と前記第2の電極層との間に、絶縁性のスペーサーを備える、
請求項1に記載のセンサ装置。
【請求項5】
加飾層を備え、
前記第1の電極層は、前記加飾層と前記スペーサーとの間に設けられる、
請求項4に記載のセンサ装置。
【請求項6】
前記加飾層の少なくとも一部は、前記スペーサーとは反対側へ向けて凸部を含み、
前記第1の電極層は、前記加飾層の前記凸部の裏側に沿って設けられる、
請求項5に記載のセンサ装置。
【請求項7】
前記上方からの平面視において、前記第1の電極層は、前記第2の電極層の間に設けられる、
請求項1に記載のセンサ装置。
【請求項8】
前記上方からの平面視において、前記第1の電極層は、前記第2の電極層に囲われる、
請求項1に記載のセンサ装置。
【請求項9】
請求項1から8のいずれか一項に記載のセンサ装置を備える、
電子機器。
【請求項10】
請求項1から8のいずれか一項に記載のセンサ装置を備える電子楽器であって、
複数の前記第1の電極層は、略所定の間隔を空けて等間隔に延び、
前記上方からの平面視において、複数の前記第1の電極層は夫々、前記第2の電極層の間に設けられる、
電子楽器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、センサ装置、電子機器、および電子楽器に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、タッチパネルの画面操作などを可能にする静電容量式のセンサが利用されている。静電容量式のセンサでは、指といった操作子などとの接触箇所における静電容量の変化を検出して、所定の機能を実現することが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-118292号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1記載のように、タッチパネルのような静電容量式のセンサは、接触部分の静電容量値の変化の大小による判定の閾値を設定し、その閾値を超えることで接触の有無を推定する。しかし、特許文献1のような方式の静電容量式のセンサでは、接触の有無は検出できても、接触した際の押し込み具合を模した検出など、段階的な検出には不向きな場合があった。
【0005】
そこで、本発明は、段階的な静電容量のセンシングをすることが可能なセンサ装置、電子機器、および電子楽器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態によれば、センサ装置は、第1の電極層を含み、静電容量の変化を検出する第1の静電容量センサと、第1の電極層に対して離間して設けられる第2の電極層を含み、静電容量の変化を検出する第2の静電容量センサと、を備える。第1の電極層及び第2の電極層は、上方からの平面視において、互いに重ならない位置に設けられる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、段階的な静電容量のセンシングをすることが可能なセンサ装置、電子機器、および電子楽器を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1の実施形態に係わるタッチセンサ装置の外観の一例を示す斜視図である。
図2は、第1の実施形態に係わるタッチセンサ装置の外観の一例を示す斜視図である。
図3は、指によるタッチ操作について説明するための図である。
図4は、指の接触に伴う第1電極451と第2電極461の静電容量変化の一例を示すグラフである。
図5は、第1の実施形態に係わるセンサ装置501の一例を示す機能ブロック図である。
図6は、プロセッサ511の処理手順の一例を示すフローチャートである。
図7は、第2の実施形態に係わるデジタルギターの一例を示す外観図である。
図8は、センサユニット40の外観の一例を示す斜視図である。
図9は、図8に示されるセンサユニット40の断面図である。
図10は、第1電極45の一例を示す図である。
図11は、第2電極46の一例を示す図である。
図12は、第1電極45と第2電極46電極との位置関係を示す断面図である。
図13は、操作者の押弦操作について説明するための図である。
図14は、押弦操作に伴う第1電極45と第2電極46の静電容量変化の一例を示すグラフである。
図15は、発音コントローラ50の一例を示す機能ブロック図である。
図16は、プロセッサ51の処理手順の一例を示すフローチャートである。
図17は、プロセッサ51の処理手順の一例を示すフローチャートである。
図18は、図16、図17の処理手順を時間軸に沿って示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[第1の実施形態]
第1の実施形態では、押下の位置に加え、強度をもセンシングすることの可能なタッチセンサ装置について開示する。第1の実施形態の技術は、例えば、押下の強弱により、複数の機能モードを切り替えたい場合等のスイッチやリモコン装置、あるいは種々のタッチデバイスに利用することが可能である。
【0010】
図1、および図2は、第1の実施形態に係わるタッチセンサ装置の外観の一例を示す斜視図である。図1において、ベースフレーム431にハード基板441が積層され、さらに、スペーサー421を介して例えば金属製のプレート状の第1電極451が、この順に積層形成される。第1電極451への配線は省略する。図1においてはスペーサー421が表面層の一部となる。すなわち第1電極451は、操作者の指が接触可能な表面層の一部に形成される。後述のタッチ操作を好適に行うため、第1電極451は図1のようにスペーサー421よりも僅かに上方に突起している部分(凸部)があることが好ましい。なお、第1電極451の形状は四角形に限らず、四角形以外の多角形や円形であっても良いし、上方に滑らかな曲面を有していても良い。
(【0011】以降は省略されています)

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