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公開番号2025063715
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-16
出願番号2023173120
出願日2023-10-04
発明の名称プログラム、方法および情報処理装置
出願人カシオ計算機株式会社
代理人インフォート弁理士法人
主分類G10G 1/00 20060101AFI20250409BHJP(楽器;音響)
要約【課題】ユーザが飽きにくいように、演奏に合わせて多様な画像を出力すること。
【解決手段】プログラムは、演奏情報から演奏が与える印象を表す言葉を含むテキスト情報を生成し、生成されたテキスト情報を学習済みモデルに入力し、入力されたテキスト情報に応じて学習済みモデルが生成した画像を取得して出力する、処理を、コンピュータに実行させる。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項１】
演奏情報から演奏が与える印象を表す言葉を含むテキスト情報を生成し、
生成された前記テキスト情報を学習済みモデルに入力し、
入力された前記テキスト情報に応じて前記学習済みモデルが生成した画像を取得して出力する、
処理を、コンピュータに実行させる、
プログラム。
続きを表示（約 1,000 文字）【請求項２】
前記演奏情報から前記演奏が与える印象を評価するための評価値を算出し、
算出された前記評価値に基づいて前記テキスト情報を生成する、
請求項１に記載のプログラム。
【請求項３】
所定の対義語対毎に、対応する前記評価値を算出し、
前記対義語対毎に、前記対義語対の一方と他方のどちらに当てはまるかを多段階で示すテキスト群のなかから、前記評価値に応じた前記テキスト情報を取得する、
請求項２に記載のプログラム。
【請求項４】
ユーザ操作に応じて前記画像のジャンルを選択し、
選択されたジャンルの前記画像を前記学習済みモデルに生成させる、
請求項３に記載のプログラム。
【請求項５】
前記ユーザ操作で選択されたジャンルに応じて、前記テキスト群に含まれる少なくとも１つの第１のテキスト情報を、前記第１のテキスト情報と異なる第２のテキスト情報に変更する、
請求項４に記載のプログラム。
【請求項６】
複数の前記対義語対について前記評価値の算出を行い、
前記ユーザ操作で特定のジャンルが選択されると、少なくとも１つの特定の対義語対について、前記評価値に応じた前記テキスト情報の取得を行わない、
請求項４に記載のプログラム。
【請求項７】
複数の前記対義語対について前記評価値の算出を行い、
特定の前記評価値が特定の値範囲に入るとき、前記演奏が与える印象を表す前記テキスト情報に加えて、前記テキスト情報と異なる印象を表す特定のテキスト情報を、前記学習済みモデルに入力する、
請求項３に記載のプログラム。
【請求項８】
前記対義語対は、繊細とパワフル、ゆっくりと速い、悲しいと楽しい、重いと軽い、規則的と自由、の少なくとも１つを含む、
請求項３に記載のプログラム。
【請求項９】
前記演奏情報の所定期間におけるベロシティの平均に基づいて第１の前記評価値を算出し、
前記第１の評価値に対応する前記対義語対は、繊細とパワフルである、
請求項３に記載のプログラム。
【請求項１０】
前記演奏情報の所定期間におけるテンポの平均に基づいて第２の前記評価値を算出し、
前記第２の評価値に対応する前記対義語対は、ゆっくりと速いである、
請求項３に記載のプログラム。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本明細書の開示は、プログラム、方法および情報処理装置に関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
音楽や演奏に合わせて画像を生成して出力するプログラムが知られている。この種のプログラムの具体例が、例えば特許文献１に記載されている。
【０００３】
特許文献１に記載のプログラムは、演奏情報をその音楽的要素に対応したものに分類し、音楽的要素毎に記憶されている描画パターンを読み出して、それぞれの音楽イベントに対応して修飾した画像を生成して画像表示装置に表示する。画像表示装置に表示される画像は、幾何学的な模様または文字を含み、演奏情報に応じてその大きさ、形状、明度、色相、彩度などの属性が変化されて表示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０００－２７６１３７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
特許文献１に記載のプログラムでは、演奏に合わせて既定の模様または文字が画面に表示される。画面に表示される内容を予測しやすいため、ユーザが飽きやすいという問題が指摘される。
【０００６】
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ユーザが飽きにくいように、演奏に合わせて多様な画像を出力することができるプログラム、方法および情報処理装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本発明の一実施形態に係るプログラムは、演奏情報から演奏が与える印象を表す言葉を含むテキスト情報を生成し、生成された前記テキスト情報を学習済みモデルに入力し、入力された前記テキスト情報に応じて前記学習済みモデルが生成した画像を取得して出力する、処理を、コンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【０００８】
本発明の一実施形態によれば、ユーザが飽きにくいように、演奏に合わせて多様な画像を出力することができるプログラム、方法および情報処理装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
本発明の一実施形態に係る電子楽器システムの外観を示す図である。
本発明の一実施形態に係る電子楽器の構成を示すブロック図である。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。
本発明の一実施形態に係る評価値とテキスト情報との関係を示す図である。
本発明の一実施形態において学習済みモデルにより生成される画像の一例を示す図である。
本発明の一実施形態において学習済みモデルにより生成される画像の一例を示す図である。
本発明の一実施形態において学習済みモデルにより生成される画像の一例を示す図である。
本発明の一実施形態において学習済みモデルにより生成される画像の一例を示す図である。
本発明の一実施形態において情報処理装置により実行される処理を示すフローチャートである。
本発明の変形例１において情報処理装置により実行される処理を示すフローチャートである。
本発明の変形例２において評価値の値範囲とテキスト情報との関係を示す図である。
本発明の変形例２において情報処理装置により実行される処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
図面を参照して、本発明の一実施形態に係る情報処理装置、コンピュータの一例である情報処理装置で実行される方法およびプログラムについて詳細に説明する。
（【００１１】以降は省略されています）

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