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公開番号2025066057
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-22
出願番号2024151969
出願日2024-09-04
発明の名称カメムシ用組成物、スプレーおよびカメムシの防除方法
出願人住友化学園芸株式会社
代理人個人
主分類A01N 53/06 20060101AFI20250415BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】残効性が向上したカメムシ用組成物を提供する。
【解決手段】カメムシを防除することが可能な組成物であって、モンフルオロトリンおよびシラフルオフェンを含む、カメムシ用組成物;容器と、上記容器内に、上記カメムシ用組成物と、を含む、スプレー;および上記カメムシ用組成物によりカメムシを防除する工程を含むカメムシの防除方法。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
カメムシを防除することが可能な組成物であって、
モンフルオロトリンおよびシラフルオフェンを含む、カメムシ用組成物。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記カメムシ用組成物中の前記モンフルオロトリンの含有量が、前記シラフルオフェンの含有量を100質量部としたとき、1質量部以上500質量部以下である、請求項1に記載のカメムシ用組成物。
【請求項3】
液体製剤、エアゾール剤または固体製剤である、請求項1または2に記載のカメムシ用組成物。
【請求項4】
エアゾール剤である、請求項3に記載のカメムシ用組成物。
【請求項5】
前記カメムシ用組成物中の前記モンフルオロトリンの含有量が、前記カメムシ用組成物の全量を100質量%としたとき、0.0001質量%以上0.50質量%以下である、請求項4に記載のカメムシ用組成物。
【請求項6】
前記カメムシ用組成物中の前記シラフルオフェンの含有量が、前記カメムシ用組成物の全量を100質量%としたとき、0.0005質量%以上0.50質量%以下である、請求項4に記載のカメムシ用組成物。
【請求項7】
前記カメムシ用組成物中の前記モンフルオロトリンおよび前記シラフルオフェンの合計含有量が、前記カメムシ用組成物の全量を100質量%としたとき、0.0006質量%以上1.0質量%以下である、請求項4に記載のカメムシ用組成物。
【請求項8】
噴射剤をさらに含む、請求項4に記載のカメムシ用組成物。
【請求項9】
前記噴射剤が、液化石油ガス、ジメチルエーテル、炭酸ガスおよび窒素ガスからなる群から選択される一種または二種以上を含む、請求項8に記載のカメムシ用組成物。
【請求項10】
前記カメムシ用組成物中の前記噴射剤の含有量が、前記カメムシ用組成物の全量を100質量%としたとき、10質量%以上90質量%以下である、請求項8に記載のカメムシ用組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、カメムシ用組成物、スプレーおよびカメムシの防除方法に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
カメムシは害虫として知られている。カメムシ防除剤に関する先行技術文献としては、例えば、特許文献1が挙げられる。
【0003】
特許文献1には、(4-エトキシフェニル)〔3-(3-フェノキシ-4-フルオロフェニル)プロピル〕(ジメチル)シランとピレスロイド系殺虫剤を含有し、剤型が液剤もしくはエアゾール剤であることを特徴とする家屋用カメムシ防除剤が開示されている。特許文献1には、防除効力、安全性、持続性、利便性等のすべての点で満足のいく家屋用カメムシ防除剤、ならびにカメムシ防除方法を提供することを目的とすることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平08-059413号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、残効性が向上したカメムシ用組成物を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によれば、以下に示すカメムシ用組成物、スプレーおよびカメムシの防除方法が提供される。
【0007】
1. カメムシを防除することが可能な組成物であって、
モンフルオロトリンおよびシラフルオフェンを含む、カメムシ用組成物。
2. 前記カメムシ用組成物中の前記モンフルオロトリンの含有量が、前記シラフルオフェンの含有量を100質量部としたとき、1質量部以上500質量部以下である、1.に記載のカメムシ用組成物。
3. 液体製剤、エアゾール剤または固体製剤である、1.または2.に記載のカメムシ用組成物。
4. エアゾール剤である、3.に記載のカメムシ用組成物。
5. 前記カメムシ用組成物中の前記モンフルオロトリンの含有量が、前記カメムシ用組成物の全量を100質量%としたとき、0.0001質量%以上0.50質量%以下である、4.に記載のカメムシ用組成物。
6. 前記カメムシ用組成物中の前記シラフルオフェンの含有量が、前記カメムシ用組成物の全量を100質量%としたとき、0.0005質量%以上0.50質量%以下である、4.または5.に記載のカメムシ用組成物。
7. 前記カメムシ用組成物中の前記モンフルオロトリンおよび前記シラフルオフェンの合計含有量が、前記カメムシ用組成物の全量を100質量%としたとき、0.0006質量%以上1.0質量%以下である、4.~6.のいずれかに記載のカメムシ用組成物。
8. 噴射剤をさらに含む、4.~7.のいずれかに記載のカメムシ用組成物。
9. 前記噴射剤が、液化石油ガス、ジメチルエーテル、炭酸ガスおよび窒素ガスからなる群から選択される一種または二種以上を含む、8.に記載のカメムシ用組成物。
10. 前記カメムシ用組成物中の前記噴射剤の含有量が、前記カメムシ用組成物の全量を100質量%としたとき、10質量%以上90質量%以下である、8.または9.に記載のカメムシ用組成物。
11. 溶剤をさらに含む、4.~10.のいずれかに記載のカメムシ用組成物。
12. 前記溶剤がグリコールエーテル、パラフィン系炭化水素、芳香族系炭化水素およびエステルからなる群から選択される一種または二種以上を含む、11.に記載のカメムシ用組成物。
13. 下記の試験方法1により測定される死虫率が50%以上である期間が、1ヵ月以上である、4.~12.のいずれかに記載のカメムシ用組成物。
<試験方法1>
幅100cm、奥行100cm、高さ3cmの枠内にスチール製のザル(直径15cm、深さ7cm)を置き、前記カメムシ用組成物35g以上39g以下をザルの全面に満遍なくかかるように噴霧し、直射日光が当たらない場所で所定の期間保管する。
次いで、保管したザルを2つ用意し、一方のザルに供試虫(チャバネアオカメムシ)を3頭放虫し、他方のザルで蓋をする。これを3組用意し、室温20℃の屋内に24時間静置し、死虫率を確認する。
14. 容器と、
前記容器内に、1.~13.のいずれかに記載のカメムシ用組成物と、
を含む、スプレー。
15. 前記スプレーがエアゾールスプレーであり、
35℃における前記容器内の圧力が0.10MPa以上0.50MPa以下である、14.に記載のスプレー。
16. 1.~13.のいずれかに記載のカメムシ用組成物によりカメムシを防除する工程を含むカメムシの防除方法。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、残効性が向上したカメムシ用組成物を提供できる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施形態に基づいて説明する。
【0010】
1.カメムシ用組成物
以下、本実施形態のカメムシ用組成物について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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