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公開番号2025065446
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2025020333,2022159542
出願日2025-02-10,2017-09-15
発明の名称秤量装置
出願人株式会社タカゾノ
代理人弁理士法人藤本パートナーズ
主分類A61J 3/00 20060101AFI20250410BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】異種の薬剤が混ざってしまうこと(クロスコンタミネーション)を防止でき、安全な秤量装置を提供することを課題とする。
【解決手段】各々に散剤が収容可能であって払出口を有する複数の散剤容器21、複数の散剤容器を着脱可能に保持する複数の保持体22、保持体に保持された複数の散剤容器を移動させる移動機構23、複数の散剤容器の移動軌道上にある所定の払出位置に移動した散剤容器から散剤を払い出させる払出機構、をそれぞれ有する払出部2と、払出位置の下方に位置するもので、散剤容器からトレイTに払い出された散剤を秤量する秤量部3と、を備え、払出位置P1は、着脱位置P2とは水平方向に異なる位置で、かつ、着脱位置に近い位置に設けられ、着脱位置が、払出位置を基準とした場合、一つから三つ隣の前記保持体にあり、散剤容器は、着脱位置以外の位置において保持体に対して着脱不能である、秤量装置1である。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
各々に散剤が収容可能であって払出口を有する複数の散剤容器、前記複数の散剤容器を着脱可能に保持する複数の保持体、前記保持体に保持された前記複数の散剤容器を移動させる移動機構、前記複数の散剤容器の移動軌道上にある所定の払出位置に移動した前記散剤容器から散剤を払い出させる払出機構、をそれぞれ有する払出部と、
前記払出位置の下方に位置するもので、前記散剤容器から払い出された散剤を受けるトレイを載置し、前記トレイに払い出された散剤を秤量する秤量部と、を備え、
前記払出部には、前記複数の散剤容器が水平方向に配置され、
前記移動機構は、前記複数の散剤容器を水平方向に移動させ、
前記散剤容器は前記移動機構により前記払出位置に移動され、前記払出機構により払い出される散剤は落下して前記秤量部に載置された前記トレイに収容され、
前記複数の保持体は、正面側から背面側にわたる周回軌道上を周回するように構成され、
前記散剤容器が前記保持体に対して着脱可能な着脱位置は、前記周回軌道における前記正面側の範囲に位置し、
前記払出位置は、前記周回軌道における前記正面側の範囲に設けられており、しかも前記着脱位置とは水平方向に異なる位置で、かつ、前記着脱位置に近い位置に設けられ、
前記着脱位置が、前記払出位置を基準とした場合、一つから三つ隣の前記保持体にあり、
前記散剤容器は、前記着脱位置以外の位置において前記保持体に対して着脱不能である、秤量装置。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記着脱位置が、前記払出位置を基準とした場合、二つから三つ隣の前記保持体にある、請求項1に記載の秤量装置。
【請求項3】
前記散剤容器は、底部に払出口を有し、
前記秤量部は、前記払出位置の前記散剤容器の下方に上下方向で重なって位置している、請求項1または2に記載の秤量装置。
【請求項4】
前記周回軌道は、正面側及び背面側に配置され、前記保持体が直線上に移動する一対のストレート軌道と、前記保持体がカーブしながら移動する一対の湾曲軌道と、を備え、
前記払出位置及び前記着脱位置は、正面側の前記ストレート軌道の範囲内に配置される、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の秤量装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、散剤を秤量するための秤量装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、調剤薬局等で散剤(「散薬」ともいう)の調剤を行う際、薬剤師等が散剤の入った散剤瓶を調剤台に出してきて、電子天秤に載せられた散剤を受けるトレイに散剤瓶から散剤を供給して秤量を行っていた。このトレイは秤量皿と呼ばれる。散剤を一服用量ごとに分けて包装する分包装置は存在していたが、当該装置に投入する前において分包に必要な散剤の総量を秤量する作業は手作業で行われていたため、改良の余地があった。
【0003】
また、特許文献1に記載の「散薬供給装置」が存在する。この装置は、カップ供給ユニットから供給されたカップに対し、カセット収納ユニットに収納された任意のカセットから散剤を払い出して秤量し、カップ昇降ユニット及びカップ還流ユニットによってカップを搬送して分包ユニットまで運搬するよう構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第4066280号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1に記載の装置では、カセットの着脱位置につき、異種の薬剤が混ざってしまうこと(クロスコンタミネーション)の観点で特に配慮されていなかったため、改良の余地があった。
【0006】
そこで本発明は、異種の薬剤が混ざってしまうこと(クロスコンタミネーション)を防止でき、安全な秤量装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る秤量装置は、各々に散剤が収容可能であって払出口を有する複数の散剤容器、前記複数の散剤容器を着脱可能に保持する複数の保持体、前記保持体に保持された前記複数の散剤容器を移動させる移動機構、前記複数の散剤容器の移動軌道上にある所定の払出位置に移動した前記散剤容器から散剤を払い出させる払出機構、をそれぞれ有する払出部と、前記払出位置の下方に位置するもので、前記散剤容器から払い出された散剤を受けるトレイを載置し、前記トレイに払い出された散剤を秤量する秤量部と、を備え、前記払出部には、前記複数の散剤容器が水平方向に配置され、前記移動機構は、前記複数の散剤容器を水平方向に移動させ、前記散剤容器は前記移動機構により前記払出位置に移動され、前記払出機構により払い出される散剤は落下して前記秤量部に載置された前記トレイに収容され、前記複数の保持体は、正面側から背面側にわたる周回軌道上を周回するように構成され、前記散剤容器が前記保持体に対して着脱可能な着脱位置は、前記周回軌道における前記正面側の範囲に位置し、前記払出位置は、前記周回軌道における前記正面側の範囲に設けられており、しかも前記着脱位置とは水平方向に異なる位置で、かつ、前記着脱位置に近い位置に設けられ、前記着脱位置が、前記払出位置を基準とした場合、一つから三つ隣の前記保持体にあり、前記散剤容器は、前記着脱位置以外の位置において前記保持体に対して着脱不能である。
【0008】
また、前記着脱位置が、前記払出位置を基準とした場合、二つから三つ隣の前記保持体にあるよう構成することもできる。
【0009】
また、前記散剤容器は、底部に払出口を有し、前記秤量部は、前記払出位置の前記散剤容器の下方に上下方向で重なって位置しているように構成することもできる。
【0010】
また、前記周回軌道は、正面側及び背面側に配置され、前記保持体が直線上に移動する一対のストレート軌道と、前記保持体がカーブしながら移動する一対の湾曲軌道と、を備え、前記払出位置及び前記着脱位置は、正面側の前記ストレート軌道の範囲内に配置されるよう構成することもできる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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