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公開番号2025063840
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-16
出願番号2024165821
出願日2024-09-25
発明の名称火格子棒及び火格子棒の使用
出願人マーティン ゲーエムベーハー ヒュール ウンベルト ウント エナジェテクニック,MARTIN GmbH fur Umwelt und Energietechnik
代理人個人,個人
主分類F23H 17/08 20060101AFI20250409BHJP(燃焼装置;燃焼方法)
要約【課題】火格子が破損する影響を最小限に抑える。
【解決手段】本発明は、第1の材料から作られたベース本体2と、第1の材料とは異なる材料を有する火格子棒の補強材3と、を有する火格子棒1に関する。ベース本体は、長手方向延長を有する滑り面4と、上側6及び下側7と、長手方向延長5における、この上側と下側との間の中心線9と、を有する。この中心線は、滑り面の重心8を通って延びる。本発明によると、火格子棒の補強材は、この中心線の下に配置され、ベース本体に接合される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1の材料から作られたベース本体(2)と、前記第1の材料とは異なる材料を有する火格子棒の補強材(3)と、を有する火格子棒(1)であって、前記ベース本体(2)は、長手方向延長(5)を有する滑り面(4)と、上側(6)及び下側(7)と、前記長手方向延長(5)における、前記上側(6)及び前記下側(7)の間の中心線(9)と、を有し、前記中心線は、前記滑り面(4)の重心(8)を通って延び、前記火格子棒の補強材(3)は、前記中心線(9)の下に配置され、かつ前記ベース本体(2)に接合され、ここで前記火格子棒(1)は、鋳造材から生成され、前記火格子棒の補強材(3)はそこに鋳造されること、又は前記火格子棒は、前記下側(7)から離され、かつ2つのフランジ(11、12)の間で保持された、ストラット(13)を有すること、を特徴とする、火格子棒(1)。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記ベース本体(2)が、前記滑り面(4)の前記上側(6)における圧力の結果として破損した場合に、前記火格子棒の補強材(3)が破損する前に前記ベース本体(2)が破損するように、前記火格子棒の補強材(3)が前記ベース本体(2)に接合されることを特徴とする、請求項1に記載の火格子棒。
【請求項3】
前記ベース本体(2)が破損した後、前記火格子棒の補強材(3)が、それらの断片の連結接合を形成することを特徴とする、請求項1又は2に記載の火格子棒。
【請求項4】
前記火格子棒の補強材(3)における外面面積の50%未満が、前記ベース本体(2)において支え面を形成することを特徴とする、請求項1~3のいずれか一項に記載の火格子棒。
【請求項5】
前記火格子棒の補強材(3)は、前記長手方向延長(5)の35%より長く、好ましくは50%より長く延びることを特徴とする、請求項1~4のいずれか一項に記載の火格子棒。
【請求項6】
前記火格子棒の補強材(3)は、前記長手方向延長(5)に沿って延びた、1つ、好ましくは複数のストラット(10)を有することを特徴とする、請求項1~5のいずれか一項に記載の火格子棒。
【請求項7】
前記火格子棒の補強材(3)は、シート状の金属材を有することを特徴とする、請求項1~6のいずれか一項に記載の火格子棒。
【請求項8】
前記シート状の金属材は、前記ストラット(10)とウェブ(15)との間に貫通開口部(14)を有することを特徴とする、請求項7に記載の火格子棒。
【請求項9】
前記火格子棒の補強材(3)は螺旋状であることを特徴とする、請求項1~8のいずれか一項に記載の火格子棒。
【請求項10】
前記火格子棒の補強材(3)は、互いに接合された複数のリングを有することを特徴とする、請求項1~9のいずれか一項に記載の火格子棒。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、第1の材料から作られたベース本体と、第1の材料とは異なる材料を有する火格子棒の補強材と、を有する火格子棒に関する。ベース本体は、長手方向の延長を有する滑り面と、上側及び下側と、これら上側及び下側の間において長手方向の延長にあって滑り面の重心を通過する、中心線と、を有する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
このタイプの火格子棒は、焼却プラント、特に廃棄物焼却プラントで使用される。それらは一般的に滑り面を有し、滑り面の上で焼却される物質が載り、この滑り面の上を別の火格子棒も摺動できる。この滑り面は、上側及び下側を有し、それらの間において、滑り面が早く摩耗しないよう十分な材料を有する。
【0003】
特に耐摩耗性材料から作られたプレートを、摩耗を軽減させるために滑り面の中に組み入れることが知られている。
【0004】
追加として、滑り面の破損を防止するために、異なる材料を滑り面の中に組み入れることが知られている。この材料は、滑り面の中心に配置されるので、鋳造材によって完全に囲まれる。滑り面の中心は、滑り面の上側と下側との間に延びた中心線を形成し、滑り面の重心を通る。鋳造材及び補強材の異なる材料が膨張した結果の、応力の影響を最小限に抑えるために、補強材は、滑り面の上側と下側との間における、正確な中心層で厳密に位置付けられるよう、保証される。
【0005】
さらに、火格子棒のほとんどの部分は側方フランクを有し、それは滑り面に対して垂直に、火格子棒に沿って延びる。これらのフランクは、火格子棒の破損を回避するために、補強された方法で実現することもできる。
【0006】
最後に、それでもこれらの方法の全てが、火格子の耐用期間中に火格子棒の破損を回避する可能性をもたらすことができるわけではない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
したがって本発明は、火格子が破損する影響を最小限に抑える目的を基本とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この目標は、特許請求項1の特徴を有する火格子棒を使用して実現される。
【0009】
本発明によると、火格子棒は恒久的なもので生産されるのではなく、また鋳造材が便宜的に位置付けられて配分されるのではなく、火格子棒の補強材が使用される。しかし本発明によると、火格子棒は、あるポイントにおいて破損し得ることが許容される。滑り面が完全に破損することを避けるために、かつ物質が下方に位置された空間の中に落下することを避けるために、火格子棒の補強材は、中心線の下に配置され、ベース本体に接合される。
【0010】
これは、火鋳造材から作られたベース本体が損傷するという点で、格子棒が損傷する場合がある、という重大性を有する。しかしこれは一般的に、補強材はその位置のために膨張するのみであり、必ずしも鋳造材と同時に損傷するとは限らない。このように、鋳造材は損傷する場合があり、少なくとも2つであるそれらの断片を、補強材は共に保持し続ける。さらに、処理中に発生する滑り面の変形は、物質が滑り面に保持され続け、かつ物質が滑り面の下に落下しないことを意味する。
(【0011】以降は省略されています)

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