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公開番号
2025065821
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-22
出願番号
2023175281
出願日
2023-10-10
発明の名称
情報処理システム、及び情報処理方法
出願人
三菱重工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F23G
5/02 20060101AFI20250415BHJP(燃焼装置;燃焼方法)
要約
【課題】クレーンによる把持作業と、搬入車による受入作業との干渉を抑えつつ、焼却設備全体の稼働効率を高める。
【解決手段】情報処理システムは、被焼却物が堆積されるピットを含む焼却設備用の制御システムであって、ピット内の場所であって被焼却物を搬入する搬入車からの被焼却物の受入先となる場所を示す受入先情報と、ピット内の場所であって被焼却物を把持するクレーンの把持先となる場所を示す把持先情報とを取得する情報取得部と、受入先を決定する時期が到来した場合に、把持先情報に基づき、受入先を決定する受入先決定部と、把持先を決定する時期が到来した場合に、受入先情報に基づき、把持先を決定する把持先決定部と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
被焼却物が堆積されるピットを含む焼却設備用の情報処理システムであって、
前記ピット内の場所であって前記被焼却物を搬入する搬入車からの前記被焼却物の受入先となる場所を示す受入先情報と、前記ピット内の場所であって前記被焼却物を把持するクレーンの把持先となる場所を示す把持先情報とを取得する情報取得部と、
前記受入先を決定する時期が到来した場合に、前記把持先情報に基づき、前記受入先を決定する受入先決定部と、
前記把持先を決定する時期が到来した場合に、前記受入先情報に基づき、前記把持先を決定する把持先決定部と、
を備えた情報処理システム。
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【請求項2】
前記情報取得部は、前記ピット内の各場所における前記被焼却物の高さを示す高さ情報をさらに取得し、
前記受入先決定部は、前記把持先情報および前記高さ情報に基づき、予定された前記把持先とは異なる場所のなかで、前記被焼却物を受け入れることで隣り合う場所同士の前記被焼却物の高さの違いが小さくなる場所を前記受入先として決定する、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記把持先決定部は、前記受入先情報および前記高さ情報に基づき、予定された前記受入先とは異なる場所のなかで、前記クレーンにより前記被焼却物を把持することで隣り合う場所同士の前記被焼却物の高さの違いが小さくなる場所を前記把持先として決定する、
請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記高さ情報は、前記焼却設備に設けられた測定装置により測定された前記被焼却物の高さを示す情報であり、
前記受入先決定部と前記把持先決定部とのうち少なくとも一方は、予定された前記受入先において前記被焼却物を受け入れることで増加する前記被焼却物の高さ、または予定された前記把持先において前記被焼却物が把持されることで減少する前記被焼却物の高さを反映させるように前記高さ情報を修正し、修正した前記高さ情報に基づき、前記受入先または前記把持先を決定する、
請求項3に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記受入先決定部は、前記把持先情報と、前記搬入車に生じる待ち時間の長さを示す情報とに基づき、前記受入先を決定する、
請求項1または請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記受入先決定部は、前記被焼却物を積んだ前記搬入車が所定位置に達した場合に、前記受入先を決定する時期が到来したと判定し、
前記把持先決定部は、前記受入先を決定する時期の到来とは独立した条件を満たされた場合に、前記把持先を決定する時期が到来したと判定する、
請求項1または請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項7】
前記把持先決定部は、前記把持先を決定する時期が到来した場合に、前記受入先情報に基づき、予定された前記受入先とは異なる場所のなかで、第1動作として前記クレーンが前記被焼却物を把持する第1把持先と、前記第1動作の後に行われる第2動作として前記クレーンが前記被焼却物を把持する第2把持先とを合わせて決定する、
請求項1または請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項8】
前記把持先決定部は、前記把持先を決定する時期が到来した場合に、前記受入先情報に基づき、予定された前記受入先とは異なる場所のなかで、第1クレーンが前記被焼却物を把持する把持先と、前記第1クレーンとは異なる第2クレーンが前記被焼却物を把持する把持先とを合わせて決定する、
請求項1または請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項9】
前記把持先決定部は、前記第1クレーンが所定条件を満たし、且つ、前記第2クレーンが前記所定条件を満たした場合に、前記把持先を決定する時期が到来したと判定する、
請求項8に記載の情報処理システム。
【請求項10】
被焼却物が堆積されるピットを含む焼却設備に関する情報処理方法であって、
1つ以上のコンピュータが、
前記ピット内の場所であって前記被焼却物を搬入する搬入車からの前記被焼却物の受入先となる場所を示す受入先情報を取得し、
前記ピット内の場所であって前記被焼却物を把持するクレーンの把持先となる場所を示す把持先情報を取得し、
前記受入先を決定する時期が到来した場合に、前記把持先情報に基づき、前記受入先を決定し、
前記把持先を決定する時期が到来した場合に、前記受入先情報に基づき、前記把持先を決定する、
ことを含む情報処理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理システム、及び情報処理方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ピット(ゴミピット)内でゴミを運搬するクレーンの動作スケジュールを作成する計算装置が開示されている。この計算装置は、所定期間におけるクレーンの移動および開閉の動作パターンを示す遺伝子からなる遺伝子群を生成し、遺伝子群に含まれる各遺伝子の適応度の評価と評価に基づく遺伝子群の更新とを繰り返し行う。このような構成により、クレーンの操作者の経験や勘に頼ることなく、ピット内のゴミの状態を所定の状態とするか、または所定の状態に近づけることのできるクレーンの動作スケジュールを自動で作成する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6632490号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、被焼却物が堆積されるピットを含む焼却設備においては、被焼却物を搬入する搬入車からピット内に被焼却物が投入される。クレーンで把持作業をしている場所に、搬入車からの被焼却物を受け入れると、搬入車から受け入れた被焼却物がクレーンに衝突する等して、クレーンによる作業が阻害される。このため、焼却設備においては、クレーンによる把持作業と、搬入車による被焼却物の受入作業とが干渉しないようにすることが好ましい。
【0005】
この場合、搬入車からの被焼却物の受入先の割当てを取得し、この割当てに基づいてクレーンが被焼却物を把持する把持先を決定することが考えられる。しかしながらそのような構成では、搬入車の台数が多い場合、クレーンによる被焼却物の把持が円滑に進まず、焼却設備全体の稼働効率が低下する可能性がある。
【0006】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであって、クレーンによる把持作業と、搬入車による受入作業との干渉を抑えつつ、焼却設備全体の稼働効率を高めることができる情報処理システム、及び情報処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本開示に係る情報処理システムは、被焼却物が堆積されるピットを含む焼却設備用の情報処理システムであって、前記ピット内の場所であって前記被焼却物を搬入する搬入車からの前記被焼却物の受入先となる場所を示す受入先情報と、前記ピット内の場所であって前記被焼却物を把持するクレーンの把持先となる場所を示す把持先情報とを取得する情報取得部と、前記受入先を決定する時期が到来した場合に、前記把持先情報に基づき前記受入先を決定する受入先決定部と、前記把持先を決定する時期が到来した場合に、前記受入先情報に基づき前記把持先を決定する把持先決定部と、を備える。
【0008】
本開示に係る制御方法は、被焼却物が堆積されるピットを含む焼却設備の制御方法であって、1つ以上のコンピュータが、前記ピット内の場所であって前記被焼却物を搬入する搬入車からの前記被焼却物の受入先となる場所を示す受入先情報を取得し、前記ピット内の場所であって前記被焼却物を把持するクレーンの把持先となる場所を示す把持先情報を取得し、前記受入先を決定する時期が到来した場合に、前記把持先情報に基づき前記受入先を決定し、前記把持先を決定する時期が到来した場合に、前記受入先情報に基づき前記把持先を決定する。
【発明の効果】
【0009】
本開示の情報処理システム、及び情報処理方法によれば、クレーンによる把持作業と、搬入車による受入作業との干渉を抑えつつ、焼却設備全体の稼働効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の実施形態に係る焼却設備を説明するための概略構成図である。
図1に示された焼却設備を示す縦断面図である。
本開示の実施形態に係る制御システムの構成を示す図である。
本開示の把持先決定部による処理の一例を説明するための図である。
本開示の実施形態に係る作業計画の一例を示す図である。
本開示の実施形態に係る作業計画の一例を示す図である。
本開示の実施形態に係る作業計画の一例を示す図である。
本開示の実施形態に係る作業計画の一例を示す図である。
本開示の実施形態に係る作業計画の一例を示す図である。
本開示の実施形態に係る作業計画の一例を示す図である。
本開示の実施形態における制御方法の処理を示すフローチャートである。
本開示の実施形態における制御方法の他の処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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