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公開番号2025062332
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-14
出願番号2023171320
出願日2023-10-02
発明の名称冷却デバイス
出願人三菱重工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H01M 10/6568 20140101AFI20250407BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】冷却効率を向上させ、消費電力を削減することができる冷却デバイスを提供する。
【解決手段】冷却デバイスは、内側に空間が形成されているとともに、外面から内側に窪む凹部を有する筐体と、筐体内に設けられているとともに、凹部内に突出する端子を有するサーバと、凹部内に設けられているとともに端子に接続された光モジュールと、筐体内に冷媒を供給する冷媒供給部と、筐体から冷媒を排出する冷媒排出部と、を備える。凹部の内面に、光モジュールが接触している。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
内側に空間が形成されているとともに、外面から内側に窪む凹部を有する筐体と、
前記筐体内に設けられているとともに、前記凹部内に突出する端子を有するサーバと、
前記凹部内に設けられているとともに前記端子に接続された光モジュールと、
前記筐体内に冷媒を供給する冷媒供給部と、
前記筐体から冷媒を排出する冷媒排出部と、
を備える冷却デバイス。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記凹部の内面に、前記光モジュールが接触している、請求項1に記載の冷却デバイス。
【請求項3】
前記筐体は、外面から内側に突出するように設けられるとともに、前記凹部が形成されたジャケットを有し、
前記光モジュールの表面のうち比較的発熱量の大きい発熱面が前記凹部の内面と接触し、
前記ジャケットは、前記発熱面と接触する前記凹部の内面と反対側を向くとともに、前記筐体内の冷媒に前記発熱面からの熱を伝達して冷媒を加熱する加熱面を有する請求項2に記載の冷却デバイス。
【請求項4】
前記ジャケットは、上下方向に並べて複数設けられ、
前記加熱面は、上下方向に延在する鉛直面である、請求項3に記載の冷却デバイス。
【請求項5】
上下方向に並ぶ前記ジャケットは、間隔を空けて設けられている、請求項4に記載の冷却デバイス。
【請求項6】
前記ジャケットは、前記加熱面に、前記加熱面の表面積を増大させる表面積増大部材をさらに有する、請求項3から5のいずれか一項に記載の冷却デバイス。
【請求項7】
前記ジャケットは、上下方向に並べて複数設けられ、
前記加熱面は、水平面に対して傾斜する傾斜面である、請求項3に記載の冷却デバイス。
【請求項8】
上下方向に並ぶ前記ジャケットは、間隔を空けて設けられている、請求項7に記載の冷却デバイス。
【請求項9】
前記ジャケットは、水平方向に並べて複数設けられ、
上下方向に並ぶ前記ジャケットは、互いの前記加熱面が水平方向にずれるように、水平方向にずらして配置されている、請求項7又は8に記載の冷却デバイス。
【請求項10】
1つの前記凹部内に、複数の光モジュールが収容されている、請求項1から5のいずれか一項に記載の冷却デバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、冷却デバイスに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、冷却ジャケットが開示されている。冷却ジャケットは、冷媒が流通する第1及び第2筒部と、第1及び第2筒部のそれぞれの側面に接続された本体部と、を備える。本体部は、単一の部材により冷媒が流通する流路部を画定し、冷却の対象物を冷却する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5533215号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、例えばデータセンターのネットワークラックにおいては、小さな発熱体が密集して設けられている。発熱体は、空気が供給されることにより冷却される。例えばこの発熱体が光モジュールである場合、数cm程度の小さな光モジュールが密集した状態となる。このため、光モジュールに空気を供給して冷却する空冷方式では、多くの電力が必要となる。昨今の脱炭素のニーズからも、消費電力の削減が重要な課題となっている。
【0005】
また、消費電力を抑える冷却方式として、発熱体を冷媒に浸漬させて冷却する液浸方式が存在する。しかしながら、発熱体が光モジュールである場合、情報伝達の媒体として光を利用する。このため、光の屈折率が変化する冷媒に光モジュールを浸漬させる液浸方式を、光モジュールの冷却方式として採用することができず、上述した空冷方式を採用せざるを得なかった。
【0006】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであって、冷却効率を向上させ、消費電力を削減することができる冷却デバイスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本開示に係る冷却デバイスは、内側に空間が形成されているとともに、外面から内側に窪む凹部を有する筐体と、前記筐体内に設けられているとともに、前記凹部内に突出する端子を有するサーバと、前記凹部内に設けられているとともに前記端子に接続された光モジュールと、前記筐体内に冷媒を供給する冷媒供給部と、前記筐体から冷媒を排出する冷媒排出部と、を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示の冷却デバイスによれば、冷却効率を向上させ、消費電力を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の第1実施形態に係る冷却デバイスの斜視図である。
本開示の第1実施形態に係る冷却デバイスの奥行方向に沿った断面図である。
本開示の第1実施形態に係る冷却デバイスの幅方向に沿った断面図である。
本開示の第2実施形態に係る冷却デバイスの斜視図である。
本開示の第2実施形態に係る冷却デバイスの奥行方向に沿った断面図である。
本開示の第2実施形態に係る冷却デバイスの幅方向に沿った断面図である。
本開示の第3実施形態に係る冷却デバイスの幅方向に沿った断面図である。
本開示の第4実施形態に係る冷却デバイスの幅方向に沿った断面図である。
本開示の第5実施形態に係る冷却デバイスの幅方向に沿った断面図である。
本開示の第6実施形態に係る冷却デバイスの幅方向に沿った断面図である。
本開示の第7実施形態に係る冷却デバイスの幅方向に沿った断面図である。
本開示の第8実施形態に係る冷却デバイスの斜視図である。
本開示の第8実施形態に係る冷却デバイスの奥行方向に沿った断面図である。
本開示の第8実施形態に係る冷却デバイスの幅方向に沿った断面図である。
本開示の第9実施形態に係る冷却デバイスの奥行方向に沿った断面図である。
本開示の第9実施形態に係る冷却デバイスの幅方向に沿った断面図である。
本開示のその他の実施形態に係る冷却デバイスの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<第1実施形態>
(冷却デバイスの構成)
以下、本開示の実施形態に係る冷却デバイス1について、図1~図3を参照して説明する。
図1~図3に示すように冷却デバイス1は、筐体10と、サーバ2と、光モジュール20と、冷媒供給部3と、冷媒排出部4と、冷媒ライン5と、熱交換器6と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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