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公開番号2025050040
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-04
出願番号2023158611
出願日2023-09-22
発明の名称バーナ及びボイラ並びにバーナの運転方法
出願人三菱重工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F23D 14/50 20060101AFI20250327BHJP(燃焼装置;燃焼方法)
要約【課題】燃料ガス供給開口及び酸化性ガス供給開口の閉塞を抑制することを目的とする。
【解決手段】ガスバーナ100は、火炉に開口し火炉に燃料ガスを供給する燃料ガス供給開口11aと、火炉へ開口し火炉に燃焼用空気を供給する空気供給開口12aと、が形成されているバーナノズル10と、燃料ガス流れにおける上流側から燃料ガス供給開口11aに向かって上記を噴射する第1噴射孔と、燃焼用空気流れにおける上流側から空気供給開口12aに向かって蒸気を噴射する第2噴射孔と、を有し、第1噴射孔及び第2噴射孔から同時に蒸気を噴射する清掃装置20と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
火炉に開口し前記火炉に燃料ガスを供給する燃料ガス供給開口と、前記火炉へ開口し前記火炉に酸化性ガスを供給する酸化性ガス供給開口と、が形成されているバーナノズルと、
燃料ガス流れにおける上流側から前記燃料ガス供給開口に向かってパージ流体を噴射する第1噴射部と、酸化性ガス流れにおける上流側から前記酸化性ガス供給開口に向かってパージ流体を噴射する第2噴射部と、を有し、前記第1噴射部及び前記第2噴射部から同時にパージ流体を噴射するパージ流体噴射部と、を備えるバーナ。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第1噴射部は、前記燃料ガス供給開口の下端部に向かってパージ流体を噴射し、
前記第2噴射部は、前記酸化性ガス供給開口の下端部に向かってパージ流体を噴射する請求項1に記載のバーナ。
【請求項3】
前記パージ流体噴射部は、内部をパージ流体が流通するパージ流体配管を有し、
前記第1噴射部は、前記パージ流体配管の側面に形成された第1噴射孔を有し、
前記第2噴射部は、前記パージ流体配管の側面に形成された第2噴射孔を有し、
前記第1噴射孔は、前記燃料ガス流れ方向から見た際に、前記燃料ガス供給開口と重複するように設けられ、
前記第2噴射孔は、前記酸化性ガス流れ方向から見た際に、前記酸化性ガス供給開口と重複するように設けられている請求項1に記載のバーナ。
【請求項4】
前記バーナノズルに前記燃料ガス供給開口が複数形成され、
前記バーナノズルに前記酸化性ガス供給開口が複数形成され、
前記燃料ガス供給開口と前記酸化性ガス供給開口とが、燃料ガス流れ方向もしくは酸化性ガス流れ方向と交差する面に沿って交互に並んで配置されている請求項1に記載のバーナ。
【請求項5】
内部を酸化性ガスが流通して前記酸化性ガス供給開口に酸化性ガスを供給する酸化性ガス流路と、
内部を燃料ガスが流通して前記燃料ガス供給開口に燃料ガスを供給する燃料ガス流路と、を備え、
前記第1噴射部は前記酸化性ガス流路内に設けられ、
前記第2噴射部は前記燃料ガス流路内に設けられ、
前記第1噴射部と前記第2噴射部とは、接続配管で接続される請求項1に記載のバーナ。
【請求項6】
請求項1から請求項5のいずれかに記載のバーナを備えるボイラ。
【請求項7】
バーナの運転方法であって、
前記バーナは、
火炉に開口し前記火炉に燃料ガスを供給する燃料ガス供給開口と、前記火炉へ開口し前記火炉に酸化性ガスを供給する酸化性ガス供給開口と、が形成されているバーナノズルと、
燃料ガス流れにおける上流側から前記燃料ガス供給開口に向かってパージ流体を噴射する第1噴射部と、酸化性ガス流れにおける上流側から前記酸化性ガス供給開口に向かってパージ流体を噴射する第2噴射部と、を有するパージ流体噴射部と、を備え、
前記第1噴射部及び前記第2噴射部から同時にパージ流体を噴射する噴射工程を備えるバーナの運転方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、バーナ及びボイラ並びにバーナの運転方法に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、燃料ガスと空気との混合を促進して低カロリーガス等の燃焼性向上を図ったリッフル型のバーナが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示されるバーナは、複数のチップセグメントのうちの一部をガス噴出口とし、その他を空気噴出口としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭62-136725号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ボイラ等の燃焼装置において、灰分(あるいは、Na、Ca、K等のミネラル分)を含む燃料を使用する場合、燃焼により灰(あるいはミネラル分を含む浮遊物)が発生する。灰が発生すると、灰が燃料や空気を噴出する開口を介してバーナのノズルの内部に流入し、ノズル内部で堆積・固着する場合がある。ノズル内部で灰が堆積・固着すると燃料や空気を噴出する開口を閉塞させてしまう可能性があった。
【0005】
本開示は、このような事情に鑑みてなされたものであって、燃料ガス供給開口及び酸化性ガス供給開口の閉塞を抑制することができるバーナ及びボイラ並びにバーナの運転方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示のバーナ及びボイラ並びにバーナの運転方法は以下の手段を採用する。
本開示の一態様に係るバーナは、火炉に開口し前記火炉に燃料ガスを供給する燃料ガス供給開口と、前記火炉へ開口し前記火炉に酸化性ガスを供給する酸化性ガス供給開口と、が形成されているバーナノズルと、燃料ガス流れにおける上流側から前記燃料ガス供給開口に向かってパージ流体を噴射する第1噴射部と、酸化性ガス流れにおける上流側から前記酸化性ガス供給開口に向かってパージ流体を噴射する第2噴射部と、を有し、前記第1噴射部及び前記第2噴射部から同時にパージ流体を噴射するパージ流体噴射部と、を備える。
【0007】
本開示の一態様に係るバーナの運転方法は、前記バーナは、火炉に開口し前記火炉に燃料ガスを供給する燃料ガス供給開口と、前記火炉へ開口し前記火炉に酸化性ガスを供給する酸化性ガス供給開口と、が形成されているバーナノズルと、燃料ガス流れにおける上流側から前記燃料ガス供給開口に向かってパージ流体を噴射する第1噴射部と、酸化性ガス流れにおける上流側から前記酸化性ガス供給開口に向かってパージ流体を噴射する第2噴射部と、を有するパージ流体噴射部と、を備え、前記第1噴射部及び前記第2噴射部から同時にパージ流体を噴射する噴射工程を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、燃料ガス供給開口及び酸化性ガス供給開口の閉塞を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の実施形態に係るバーナを縦断面で切断した状態を示す斜視図である。
本開示の実施形態に係るバーナを示す正面図である。
図2のA-A矢視断面図である。
図2のB-B矢視断面図である。
本開示の実施形態に係るバーナを示す縦断面図である。
図5のC-C矢視断面図である。
図5のD-D矢視断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本開示に係るバーナ及びボイラ並びにバーナの運転方法の一実施形態について、図面を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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