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公開番号2025059380
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2023169434
出願日2023-09-29
発明の名称衣類
出願人株式会社 MTG
代理人弁理士法人グランダム特許事務所
主分類A41D 27/10 20060101AFI20250403BHJP(衣類)
要約【課題】肩が前方に出てしまう姿勢を着用者がとることを抑制しつつも、良好な着心地を実現できる衣類を提供する。
【解決手段】衣類1は、身頃10及びラグラン袖40を備える。身頃10は、前身頃20と後身頃30とを接合してなる。身頃10は、上部に袖ぐり12を形成する。ラグラン袖40は、身頃10における袖ぐり12に接合される。袖ぐり12は、前袖ぐりF12と後袖ぐりR12とを有する。前袖ぐりF12は、袖ぐり12の下端B12から前側の部分である。後袖ぐりR12は、袖ぐり12の下端B12から後側の部分である。そして、後袖ぐりR12の少なくとも一部は、前袖ぐりF12よりも左右方向の内側に配置される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
前身頃と後身頃とを接合してなり、上部に袖ぐりを形成する身頃と、
前記袖ぐりに接合されるラグラン袖と、
を備え、
前記袖ぐりは、前記袖ぐりの下端から前側の部分である前袖ぐりと、前記袖ぐりの下端から後側の部分である後袖ぐりと、を有し、
前記後袖ぐりの少なくとも一部は、前記前袖ぐりよりも左右方向内側に配置されている、衣類。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記後袖ぐりの下部は、前記前袖ぐりよりも左右方向内側に配置されている、請求項1に記載の衣類。
【請求項3】
前記前袖ぐりは直線状をなし、
前記後袖ぐりは、少なくとも一部において左右方向内側に凸に湾曲した曲線状をなしている、請求項2に記載の衣類。
【請求項4】
前記後袖ぐりは、上部において左右方向外側に凸に湾曲した曲線状をなしている、請求項3に記載の衣類。
【請求項5】
前記後身頃の上部に配置されるパワーネットを備えている、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の衣類。
【請求項6】
前記パワーネットは、前記後身頃における左右の前記後袖ぐりの間に配置されている、請求項5に記載の衣類。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は衣類に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は従来の衣類を開示している。この衣類は、袖ぐりを有する身頃と、袖ぐりに接合される袖と、を備えている。身頃は、前身頃と後身頃とを接合してなる。この衣類は、前後の身頃の上部において、後身頃の左右方向の最小幅が、前身頃の左右方向の最小幅よりも小さくなる部分を有している。これによって、特許文献1の衣類は、着用者が、腕が正面中央側にまわるように肩が前方に出てしまう姿勢をとることを抑制している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-119677号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この種の衣類の場合、着用者は、肩や腕の動きが制限されるような窮屈感等、姿勢を矯正する力が作用することによる着心地の悪さを感じてしまうことがあった。また、特許文献1の衣類は、いわゆるセットインスリーブ型である。セットインスリーブ型の衣類は、着用者の腕と肩の間に接合部である袖ぐりが位置するため、連動する肩と腕の動きが制限され易く、この点においても着心地の低下を招いてしまっていた。
【0005】
本発明は、上記従来の事情に鑑みてなされたものであって、肩が前方に出てしまう姿勢を着用者がとることを抑制しつつも、良好な着心地を実現できる衣類を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る衣類は、前身頃と後身頃とを接合してなり、上部に袖ぐりを形成する身頃と、前記袖ぐりに接合されるラグラン袖と、を備え、前記袖ぐりは、前記袖ぐりの下端から前側の部分である前袖ぐりと、前記袖ぐりの下端から後側の部分である後袖ぐりと、を有し、前記後袖ぐりの少なくとも一部は、前記前袖ぐりよりも左右方向内側に配置されている。
【0007】
本発明に係る衣類は、後袖ぐりの少なくとも一部を前袖ぐりよりも左右方向内側に配置している。このような構成により、本発明に係る衣類は、袖ぐりが形成される身頃の上部において、前身頃の左右幅よりも後身頃の左右幅のほうが狭い部分が形成される。このような衣類は、着用され、前後の身頃が同様の伸長量で伸長した場合に、左右幅の狭い後身頃のほうが前身頃よりも大きな張力を作用させる。この前後の身頃において発生する張力の差は、着用者に対し、胸を開かせ、肩を後方に引っ張るように作用する。このため、本発明に係る衣類は、肩が前方に出てしまう姿勢を着用者がとるのを抑制でき、肩が開いた姿勢を取らせ易くなる。また、本発明に係る衣類は、ラグラン袖を採用したことによって、セットインスリーブ型の衣類と比較して肩や腕の移動を阻害し難い。具体的には、一般的に、ラグラン袖は、身頃と切り替えが着用者の胸から肩の部分にかけて位置する。このため、ラグラン袖は、胸から肩にかけての身体部位を後方に引っ張るような張力を作用させ得る。これに対し、セットインスリーブの場合、身頃との切り替えが腕の付け根に位置し、腕のみが後方に引っ張られるような力が作用し得る。このようなセットインスリーブと比較して、ラグラン袖は、着用者に窮屈さを与えることなく、胸を張って肩を開く姿勢をとることを促す力を良好に作用させることができる。その結果、本発明に係る衣類は、肩が開いた姿勢を着用者に無理なく取らせることができ、良好な姿勢を維持させやすくできる。
【0008】
したがって、本発明に係る衣類は、肩が前方に出てしまう姿勢を着用者がとることを抑制しつつも、良好な着心地を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1に係る衣類であって、平らに広げられた状態を示す正面図である。
実施例1に係る衣類であって、平らに広げられた状態を示す背面図である。
実施例1に係る衣類であって、着用者に着用された状態を模式的に示す平面図である。
図1の要部を拡大した図である。
図2の要部を拡大した図である。
実施例1に係るラグラン袖を展開した状態を模式的に示す図である。
実施例1に係る衣類の各部の大きさを説明するための図である。
実施例2に係る衣類であって、平らに広げられた状態を示す正面図である。
実施例2に係る衣類であって、平らに広げられた状態を示す背面図である。
実施例2に係る衣類の各部の大きさを説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明における好ましい実施の形態を説明する。
本発明に係る衣類において、前記後袖ぐりの下部は、前記前袖ぐりよりも左右方向内側に配置され得る。この場合、衣類は、後身頃において後袖ぐりの下部が接続される部分の左右幅を抑えることができる。これにより、衣類は、左右の後袖ぐり下部の間の部分の後身頃において、前身頃側よりも大きな張力を作用させることができる。その結果、この衣類は、肩が前方に出てしまう姿勢を着用者がとるのを良好に抑制しつつも、肩の動きを阻害し難くできる。
(【0011】以降は省略されています)

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