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公開番号2025058716
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023168830
出願日2023-09-28
発明の名称筋肉電気刺激装置
出願人株式会社 MTG
代理人弁理士法人あいち国際特許事務所
主分類A63B 23/04 20060101AFI20250402BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】使用者の筋肉の運動を促進させる効果を得つつ、揺動時の姿勢が安定しやすい筋肉電気刺激装置を提供する。
【解決手段】筋肉電気刺激装置1の上面11には、使用者の両足が載置される足置き部2と、足置き部2に設けられた少なくとも一対の電極3と、が設けられている。筋肉電気刺激装置1は、電極3に電力を供給することができるように構成された制御部を有している。筋肉電気刺激装置1の下面12には、下面12における前端121及び後端122よりも下方に膨出した接地部5と、を有している。接地部5を床面に接触させたまま筋肉電気刺激装置1を前後方向に揺動させた際の、筋肉電気刺激装置1の角度の変化量αに対する床面上における接地部5と床面との接触位置の変位量Lの比L/αが1mm/°以上5mm/°以下の範囲内となる。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
使用者の筋肉に電気刺激を付与することができるように構成された筋肉電気刺激装置であって、
前記筋肉電気刺激装置の上面に設けられ、前記使用者の両足が載置される足置き部と、
前記足置き部に設けられた少なくとも1対の電極と、
前記電極に電力を供給することができるように構成された制御部と、
前記筋肉電気刺激装置の下面における前端及び後端よりも下方に膨出した接地部と、を有し、
前記筋肉電気刺激装置は前記接地部を床面に接触させたまま前後方向に揺動可能に構成されており、
前記接地部が前記床面上に置かれるとともに、前記足置き部に前記使用者の足が載置されていない状態において、前記筋肉電気刺激装置の前端及び後端の両方が前記床面から離隔した基準姿勢をとるように構成されている、筋肉電気刺激装置。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記筋肉電気刺激装置は、前記基準姿勢における前記接地部と前記床面との接触部の上方に重心を有している、請求項1に記載の筋肉電気刺激装置。
【請求項3】
前記接地部を前記床面に接触させたまま前記筋肉電気刺激装置を前後方向に揺動させた際の、前記筋肉電気刺激装置の角度の変化量αに対する前記床面上における前記接地部と前記床面との接触位置の変位量Lの比L/αが1mm/°以上5mm/°以下の範囲内にある、請求項1に記載の筋肉電気刺激装置。
【請求項4】
前記筋肉電気刺激装置は、前記足置き部の周囲に設けられ、前記電極よりも上方に隆起した隆起部を有している、請求項1に記載の筋肉電気刺激装置。
【請求項5】
前記隆起部が、前記足置き部に前記使用者の足を載置した状態における足の外側に設けられている、請求項4に記載の筋肉電気刺激装置。
【請求項6】
前記隆起部が、前記足置き部に前記使用者の足を載置した状態における両足の間に設けられている、請求項4に記載の筋肉電気刺激装置。
【請求項7】
前記筋肉電気刺激装置は、前記隆起部としての第一隆起部と、第二隆起部と有しており、
前記第一隆起部は前記足置き部に前記使用者の足を載置した状態における足の外側に設けられており、
前記第二隆起部は前記足置き部に前記使用者の足を載置した状態における両足の間に設けられており、
前記第一隆起部と前記第二隆起部とが互いに離隔している、請求項4に記載の筋肉電気刺激装置。
【請求項8】
前記第一隆起部の前端と前記第二隆起部の前端との間隔が前記第一隆起部の後端と前記第二隆起部の後端との間隔よりも広い、請求項7に記載の筋肉電気刺激装置。
【請求項9】
前記筋肉電気刺激装置は、その側方方向の端部に、前記筋肉電気刺激装置の側方方向に対して垂直なスタンド面を備えたスタンド部を有している、請求項1~8のいずれか1項に記載の筋肉電気刺激装置。
【請求項10】
前記筋肉電気刺激装置は、前記足置き部を加温可能に構成されたヒーターを有している、請求項1~8のいずれか1項に記載の筋肉電気刺激装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、筋肉電気刺激装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
筋肉電気刺激装置は、使用者の身体と接触する電極を有しており、電極を介して使用者の身体に微弱な電流を流すことにより、使用者の筋肉に電気刺激を付与することができるように構成されている。例えば特許文献1に記載されたような、使用者が足を乗せる天板と、床面等に設置される底板とを備え、前後方向に揺動可能に構成された足用運動具に電極を設けることにより、使用者の脚部や足、足首の運動を促すことが期待できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-224191号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の足用運動具における底板は、平板状の連結板と、足用運動具を揺動させるための湾曲板とを有しており、使用者が天板に荷重をかけていない状態において、連結板が床面に接触するように構成されている。そのため、使用者は、特許文献1の足用運動具を用いて足の運動を行う際には、つま先またはかかとによって天板を押圧して連結板を床面から浮かせた後、荷重を調節して足用運動具を揺動させる必要がある。
【0005】
しかし、筋肉電気刺激装置を使用して使用者の筋肉に電気刺激を加えると、使用者自身の意図とは異なるタイミングで筋肉が収縮する。そのため、前後方向に揺動する筋肉電気刺激装置を使用する際には、筋肉電気刺激装置が電気刺激による筋肉の収縮に伴って使用者の予期しないタイミングで揺動することがあり、使用者にとって扱いにくく感じられることがあった。また、特に、例えば電気刺激に慣れていない使用者や、筋力が比較的低い使用者等の、筋肉電気刺激装置の姿勢を調節することが容易ではない理由がある使用者にとっては、連結板を床面から浮かせた状態を維持することや、連結板を床面から浮かせた後に荷重を調節して筋肉電気刺激装置を前後に揺動させることが難しく感じられることがあった。
【0006】
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたものであり、使用者にとって扱いやすく、使用者の脚部の筋肉の運動を促進させることができる筋肉電気刺激装置を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、使用者の筋肉に電気刺激を付与することができるように構成された筋肉電気刺激装置であって、
前記筋肉電気刺激装置の上面に設けられ、前記使用者の両足が載置される足置き部と、
前記足置き部に設けられた少なくとも1対の電極と、
前記電極に電力を供給することができるように構成された制御部と、
前記筋肉電気刺激装置の下面における前端及び後端よりも下方に膨出した接地部と、を有し、
前記筋肉電気刺激装置は前記接地部を床面に接触させたまま前後方向に揺動可能に構成されており、
前記接地部が前記床面上に置かれるとともに、前記足置き部に前記使用者の足が載置されていない状態において、前記筋肉電気刺激装置の前端及び後端の両方が前記床面から離隔した基準姿勢をとるように構成されている、筋肉電気刺激装置にある。
【発明の効果】
【0008】
前記筋肉電気刺激(以下、「EMS」と省略する。)装置は、その下面に、下面の前端及び後端よりも下方に膨出した接地部を有している。また、EMS装置は、接地部が床面上に置かれるとともに、足置き部に使用者の足が載置されていない状態において、EMS装置の前端及び後端の両方が床面から離隔した基準姿勢をとるように構成されている。そのため、使用者がEMS装置を使用する際に、つま先やかかとによって足置き部に荷重を加えることなくEMS装置の前端及び後端が床面から離隔させることができる。また、使用者は、前述した姿勢からEMS装置を前方及び後方のいずれの方向にも容易に揺動させることができるため、筋肉に電気刺激が付与されている場合においてもEMS装置を容易に揺動させることができる。
【0009】
従って、前記の態様によれば、使用者にとって扱いやすく、使用者の脚部の筋肉の運動を促進させることができるEMS装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施例1におけるEMS装置の斜視図である。
図2は、実施例1におけるEMS装置の上面図である。
図3は、実施例1におけるEMS装置の後面図である。
図4は、実施例1におけるEMS装置の左側面図である。
図5は、実施例1におけるEMS装置の右側面図である。
図6は、実施例1におけるEMS装置の下面図である。
図7は、実施例1におけるEMS装置を揺動させた際の、接触位置の変位量の計測方法を示す説明図である。
図8は、実施例1におけるEMS装置の保管状態の一例を示す斜視図である。
図9は、実施例1におけるEMS装置の制御部のブロック図である。
図10は、実施例1におけるEMS装置の動作の一例を示すフローチャートである。
図11は、実施例2における、半球状に膨出した接地部を備えたEMS装置の後面図である。
図12は、実施例2における、半球状に膨出した2か所の接地部を有するEMS装置の後面図である。
図13は、実施例2における、半円筒状に膨出した2か所の接地部を有するEMS装置の後面図である。
図14は、比較例1におけるEMS装置の側面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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