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公開番号
2025050044
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-04
出願番号
2023158615
出願日
2023-09-22
発明の名称
吸湿装置
出願人
住友重機械エンバイロメント株式会社
,
トータルケア・システム株式会社
代理人
弁理士法人雄渾
主分類
B01D
53/28 20060101AFI20250327BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】複数の種類の高吸水性樹脂が混じりあった状態のまま、特に成分調整をすることなく再生された高吸水性樹脂を吸湿剤として充填した吸湿装置を提供することである。
【解決手段】上記課題を解決するために、本発明の吸湿装置は、高吸水性樹脂が充填された本体部と、本体部に除湿対象空気を導入する導入部と、本体部の下部から吸湿した状態の高吸水性樹脂を引き抜く引抜部とを備えるという特徴を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
高吸水性樹脂が充填された本体部と、
前記本体部に除湿対象空気を導入する導入部と、
前記本体部の下部から吸湿した状態の高吸水性樹脂を引き抜く引抜部と、
を備えることを特徴とする吸湿装置。
続きを表示(約 210 文字)
【請求項2】
前記高吸水性樹脂は、再生処理されたものであることを特徴とする、請求項1に記載の吸湿装置。
【請求項3】
前記高吸水性樹脂の粒度は、10~20mmであることを特徴とする、請求項1又は2に記載の吸湿装置。
【請求項4】
除湿対象空気の導入側圧力と除湿後空気の排出側圧力との圧力差に基づいて、前記引抜部の引き抜き量を制御することを特徴とする、請求項1から3に記載の吸湿装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、高吸水性樹脂を吸湿剤として充填した吸湿装置に関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
紙おむつ、生理用ナプキン、失禁パッドのように、体液を吸収させることを目的とした物品(以下、「衛生用品」と呼ぶ)は、主にパルプ、高吸水性樹脂(以下、「SAP」と呼ぶ)、プラスチックから構成されており、幅広く利用されている。
SAPの他の用途としては、衛生用品の他には、農業、園芸、食品、化粧品用など多様な用途がある。いずれも、SAPが有する吸水性、保水性という機能を利用した用途である。
【0003】
高齢者社会を迎える中、一般家庭、病院や福祉施設において、紙おむつの使用量は年々増加している。大量に排出される使用済の衛生用品の処分については、焼却処理によらず、使用済の衛生用品から構成成分を分離回収し、再利用することも求められている。
【0004】
例えば、特許文献1には、再生されたSAP(以下、「再生SAP」と呼ぶ)の利用法としては、SAPが用いられる用途に特に制限なく用いられることができ、例えば、衛生用品(例えば、使い捨ておむつ、失禁パッド(例えば、軽失禁パッド)、使い捨てショーツ、生理用ナプキン、パンティーライナー、ベッドシート)、ペットシート、猫砂、土壌改良剤等に用いられうる、とする再利用方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-145758号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
大量に排出される使用済紙おむつの処分については、廃棄物として主に焼却処理が行われている。しかし、水分を多く含む使用済の体液吸収性物品を焼却処理するには、高温処理や焼却設備の大型化が必要となり、炉の劣化を促進するなど、焼却設備への負荷が大きいという問題がある。また、資源の有効活用という観点からも、焼却処理によらず、使用済の体液吸収性物品から構成成分を分離回収し、再利用することが求められている。
使用済紙おむつの再生工程では、分離されたパルプ成分は建材等で再利用の途がある。同様に、分離された高吸水樹脂の再生品の用途拡大も課題となっている。
【0007】
衛生用品を用途とするSAPにおいて、紙おむつに用いられるものは、吸水性が相対的に高いことが求められる。一方、生理用ナプキンに用いられるものは、吸水性が相対的に低いが、湿潤時のゲル強度に優れていることが求められる。また、紙おむつによっても、吸収性を求めるか通気性を求めるかにより、異なった特性を有するSAPが用いられる。
再生品については、吸水速度や吸水倍率等が一定以上の性能を満たしたものを用いるが、上記のような新品の各種用途に対応する柔軟な対応は難しい。
したがって、再生SAPを特定の用途に利用する場合は、吸水性や通気性についての性能に対する許容度が広い、例えば土壌改良剤の用途等に限られてきた。本発明は吸湿材としての利用による用途拡大を目指したものである。
【0008】
本発明の課題は、再生SAPを吸湿剤として充填した吸湿装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者は、上記の課題について鋭意検討した結果、SAPの吸水性を活用した新たな用途として、SAPを吸湿材として用いる簡易な吸湿装置を提供できることを見出した。さらに、この吸湿装置の吸湿材としては、再生SAPも使用できることを見出して、本発明を完成した。
SAPの再生工程では、使用済の体液吸収性物品からSAPを分離し、所定の順序でSAPの吸水性能を回復させるための各処理を行う。その上で製品化の前に粒度調整工程があり、再生工程を経た乾燥後の再生SAPは粒度調整工程前では粒度の範囲が広い。再生SAPの粒度を製品の粒度よりも粗い一定の範囲に調整することにより、充填された状態における再生SAPの間隙率を大きくすることが出来る。この粒度調整により、充填された状態の再生SAPの通気性を高めることが出来る。
吸湿したSAPはゲル状となり、かさ比重が大きくなると同時に、流動化するようになる。この特徴を利用して、吸湿が進んだSAPを下部より引き抜く構造を見出した。
すなわち、本発明は、以下のSAPを吸湿材として充填した吸湿装置である。
【0010】
上記課題を解決するための本発明の吸湿装置は、SAPが充填された本体部と、本体部に除湿対象空気を導入する導入部と、本体部の下部から吸湿した状態のSAPを引き抜く引抜部とを備えるという特徴を有する。
本発明の吸湿装置は、SAPの吸水性を利用し、特に衛生用品等への用途に合わせた製品としてパッケージングすることなく、そのまま樹脂を吸湿材として吸湿装置に充填して利用することができ、簡便かつ効果的に除湿対象空気から水分を除去しつつ吸湿し、除湿した空気を供給できる。
また、吸湿したSAPは、水分を含むことによりゲル化しつつ流動化し、かつ、相対的に比重が大きくなるため、吸湿装置本体部の下部へと下がっていく。この性質を利用して、吸湿装置本体部の下部から吸湿した状態のSAPを引き抜くことにより、吸湿材としてのSAPの更新を円滑に行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)
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