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公開番号
2025049873
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-04
出願番号
2023158343
出願日
2023-09-22
発明の名称
電気光学装置および電子機器
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類
G09G
3/3233 20160101AFI20250327BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】OLEDを駆動するトランジスターのドレインノードに残留する電荷に起因する表示品位の低下を抑えつつ、低消費電力化を図る。
【解決手段】走査線12とデータ線14とに対応して設けられた画素回路110は、トランジスター121およびOLED130を有し、トランジスター121は、発光期間(E)において、ゲートノードおよびソースノードの間の電圧に応じた電流を、OLED130に供給し、初期化期間(A)において、データ線14を電位Viniとし、補償期間(B)において、当該トランジスター121のゲートノードを、閾値相当電位とし、書込期間(C)において、トランジスター121のゲートノードを、閾値相当電位からOLED130の輝度に応じた電位とし、ドレインセット期間(D)において、トランジスター121のドレインノードを、電位Vini以上であって、かつ、電位VBk未満の電位とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
走査線とデータ線とに対応して設けられた画素回路を含み、
前記画素回路は、第1トランジスターおよび発光素子を有し、
前記第1トランジスターは、
発光期間において、当該第1トランジスターのゲートノードおよび当該第1トランジスターのソースノードの間の電圧に応じた電流を、前記発光素子に供給し、
前記発光期間よりも前の初期化期間において、
データ線を第1電位とし、
初期化期間より後であって、かつ、前記発光期間よりも前の補償期間において、
当該第1トランジスターのゲートノードを、当該第1トランジスターの閾値電圧に対応する第2電位とし、
前記補償期間より後であって、かつ、前記発光期間よりも前の第1期間において、
前記第1トランジスターのゲートノードを、前記第2電位から、前記発光素子の輝度に応じた第3電位とし、
前記第1期間より後であって、かつ、前記発光期間より前の第2期間において、
前記第1トランジスターのドレインノードを、前記第1電位以上であって、かつ、前記第3電位未満の第4電位とする
電気光学装置。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
前記第4電位は、前記第1電位と同じである
請求項1に記載の電気光学装置。
【請求項3】
前記第4電位は、前記第1電位より高い
請求項1に記載の電気光学装置。
【請求項4】
前記第2期間において、前記データ線を介して、前記第1トランジスターのドレインノードを前記第4電位とする
請求項1に記載の電気光学装置。
【請求項5】
前記第4電位の給電線と前記第1トランジスターのドレインノードとを前記第2期間において電気的に接続する第2トランジスターを有する
請求項1に記載の電気光学装置。
【請求項6】
一方の電極が前記第1トランジスターのドレインノードに接続され、他方の電極が放電制御線に接続された容量素子を有する
請求項1に記載の電気光学装置。
【請求項7】
前記容量素子は、
メタル容量である
請求項6に記載の電気光学装置。
【請求項8】
前記容量素子は、
MOS容量である
請求項6に記載の電気光学装置。
【請求項9】
請求項1乃至8のいずれかに記載の電気光学装置を有する電子機器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気光学装置および電子機器に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、有機発光ダイオード(Organic Light Emitting Diode、以下「OLED」という)素子などの発光素子を用いた電気光学装置が各種提案されている。電気光学装置では、走査線とデータ線との交差に対応して、上記発光素子や、電流を供給して発光素子を駆動するトランジスターなどを含む画素回路が、表示すべき画像の画素に対応して設けられる。
【0003】
電気光学装置が小型化されると、当該電気光学装置の各部に容量が寄生する。発光素子を駆動するトランジスターのドレインノードに容量が寄生すると、当該寄生容量に残留した電荷が発光素子に流れて表示品位の低下を招く。そこで、発光素子に電流を供給して発光させる前に、当該トランジスターのドレインノードに、データ線を介してリセット電位を供給する技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-50791号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載された技術のように、トランジスターのドレインノードにデータ線を介してリセット電位を供給すると、データ線の電位振幅が大きくなり、当該データ線に寄生する容量の充放電によって低消費電力化を図ることができない。
そこで本件の目的は、発光素子を駆動するトランジスターのドレインノードに残留する電荷に起因する表示品位の低下を抑えつつ、低消費電力化を図った技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示の一態様に係る電気光学装置は、走査線とデータ線とに対応して設けられた画素回路を含み、前記画素回路は、第1トランジスターおよび発光素子を有し、前記第1トランジスターは、発光期間において、当該第1トランジスターのゲートノードおよび当該第1トランジスターのソースノードの間の電圧に応じた電流を、前記発光素子に供給し、前記発光期間よりも前の初期化期間において、データ線を第1電位とし、初期化期間より後であって、かつ、前記発光期間よりも前の補償期間において、当該第1トランジスターのゲートノードを、当該第1トランジスターの閾値電圧に対応する第2電位とし、前記補償期間より後であって、かつ、前記発光期間よりも前の第1期間において、前記第1トランジスターのゲートノードを、前記第2電位から、前記発光素子の輝度に応じた第3電位とし、前記第1期間より後であって、かつ、前記発光期間より前の第2期間において、前記第1トランジスターのドレインノードを、前記第1電位以上であって、かつ、前記第3電位未満の第4電位とする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態に係る電気光学装置の斜視図である。
第1実施形態に係る電気光学装置の電気的な構成を示すブロック図である。
第1実施形態に係る電気光学装置の画素回路を示す図である。
第1実施形態に係る電気光学装置の動作を示すタイミングチャートである。
第1実施形態に係る電気光学装置の動作を示す図である。
第1実施形態に係る電気光学装置の動作を示す図である。
第1実施形態に係る電気光学装置の動作を示す図である。
第1実施形態に係る電気光学装置の動作を示す図である。
第1実施形態に係る電気光学装置の動作を示す図である。
第1実施形態における書込期間の電位範囲を示す図である。
第1実施形態に係る電気光学装置の各部の電位変化を示す図である。
第2実施形態に係る電気光学装置の電気的な構成を示すブロック図である。
第2実施形態に係る電気光学装置の動作を示すタイミングチャートである。
第3実施形態に係る電気光学装置の電気的な構成を示すブロック図である。
第4実施形態に係る電気光学装置の画素回路を示す図である。
第4実施形態に係る電気光学装置の動作を示すタイミングチャートである。
第5実施形態に係る電気光学装置の画素回路を示す図である。
第6実施形態に係る電気光学装置の画素回路を示す図である。
第5および第6実施形態に係る電気光学装置の動作を示すタイミングチャートである。
変形例に係る電気光学装置の動作を示すタイミングチャートである。
電気光学装置を用いたヘッドマウントディスプレイを示す斜視図である。
ヘッドマウントディスプレイの光学構成を示す図である。
比較例に係る電気光学装置の動作を示すタイミングチャートである。
比較例に係る電気光学装置の動作を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、実施形態に係る電気光学装置について図面を参照して説明する。なお、各図において、各部の寸法および縮尺は、実際のものと適宜に異ならせてある。また、以下に述べる実施の形態は、好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本開示の範囲は、以下の説明において特に本開示を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
【0009】
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る電気光学装置10を示す斜視図である。電気光学装置10は、例えばヘッドマウントディスプレイなどにおいて画像を表示するマイクロ・ディスプレイ・パネルである。電気光学装置10は、OLEDを含む画素回路や、当該画素回路を駆動するための駆動回路などを含む。画素回路や駆動回路等は半導体基板に集積化される。半導体基板は、典型的にはシリコン基板であるが、他の半導体基板であってもよい。
【0010】
電気光学装置10は、表示領域100で開口する枠状のケース192に収納される。電気光学装置10は、FPC基板194の一端に接続される。なお、FPCとは、Flexible Printed Circuitsの略称である。FPC基板194の他端には、図示省略されたホスト装置に接続される複数の端子196が設けられる。複数の端子196がホスト装置に接続されると、電気光学装置10には、当該ホスト装置からFPC基板194を介して映像データや同期信号などが供給される。
(【0011】以降は省略されています)
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