TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025044564
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-02
出願番号2023152204
出願日2023-09-20
発明の名称監視装置、監視方法及び監視プログラム
出願人株式会社明電舎,アジアクエスト株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02J 13/00 20060101AFI20250326BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】監視対象の現場以外の遠隔から当該監視対象の点検を行えるようにすることで当該現場での点検作業の低減を図る。
【解決手段】階層化された監視対象の稼働状態の常時監視により得られた時系列の計測データを当該監視対象の3次元モデルと関連付けて監視画面に表示させる監視サーバ3において、視点変更部31は、前記監視対象に対する視点の変更により当該監視対象の3次元モデルを回転表示する。稼働状態表示部32は、前記監視対象に異常があると当該監視対象の3次元モデルを正常な他の監視対象の3次元モデルと色分け表示させる。選択表示部33は前記監視対象が選択されると当該監視対象の稼働状態及び計測情報を一覧表示する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
階層化された監視対象の稼働状態の常時監視により得られた時系列の計測データを当該監視対象の3次元モデルと関連付けて監視画面に表示させる監視装置であって、
前記監視対象に対する視点の変更により当該監視対象の3次元モデルを回転表示する視点変更部と、
前記監視対象に異常があると当該監視対象の3次元モデルを正常な他の監視対象の3次元モデルと色分け表示させる稼働状態表示部と、
前記監視対象が選択されると当該監視対象の稼働状態及び計測情報を一覧表示する選択表示部と
を備えたことを特徴とする監視装置。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記稼働状態表示部は、前記監視対象の3次元モデル上に当該監視対象の稼働状態及び計測情報を追加若しくは削除可能にテキストボックスに表示させ、
前記テキストボックスは、前記視点が変更されても前記監視画面の正面に表示されることを特徴とする請求項1に記載の監視装置。
【請求項3】
前記視点が変更されると、前記監視画面において、前記視点から最短の監視対象の3次元モデル上に表示されたテキストボックスは、他の監視対象の3次元モデル上に表示された他のテキストボックスよりも大きく表示されること
を特徴とする請求項2に記載の監視装置。
【請求項4】
複数の前記監視対象の3次元モデル上に表示される前記テキストボックスは互いに重複しないように当該テキストボックスの間隔が調整されることを特徴とする請求項2に記載の監視装置。
【請求項5】
前記稼働状態表示部は、前記監視対象の扉が開動作するアニメーションを表示して当該監視対象の内部を仮想的に開示可能であることを特徴する請求項1に記載の監視装置。
【請求項6】
前記3次元モデル上にメモを貼り付けるメモ貼り付け部をさらに備えたことを特徴とする請求項1または5に記載の監視装置。
【請求項7】
前記監視対象に対する仮想光源の視点が変更可能に仮想的に光照射させる仮想照明部をさらに備えたことを特徴とする請求項1または5に記載の監視装置。
【請求項8】
前記監視対象を構成する下位階層の他の監視対象または監視項目を予め変更若しくは削除する編集部をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の監視装置。
【請求項9】
選択した一つ以上の前記監視対象について、指定した期間における異常の発生件数をグラフで表示するイベントログ表示部をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の監視装置。
【請求項10】
前記グラフは互いに重複しないように当該グラフの間隔が調整されることを特徴とする請求項9に記載の監視装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は設備や施設等を常時監視する装置、方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
巡視点検者の巡回による設備機器の保守、点検が円滑に行える設備機器の点検装置としては例えば特許文献1に開示の点検装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-44741号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
受変電設備等の設備は、安定して稼働させることが求められる。従来は作業員が定期的に設備を巡視点検が行われる。
【0005】
しかしながら、設備の高経年化、熟練技術者の高齢化や退職に起因する長期的な人材不足、さらに新型コロナウイルス等の感染症リスク下において、作業員が現場で点検を行うことは困難である。これらの課題を解決するために、IoTやAIなど新しい技術を活用し、設備の状態データを常に収集及び監視する手法が求められている。
【0006】
本発明は、以上の事情を鑑み、監視対象の現場以外の遠隔から当該監視対象の点検を行えるようにすることで当該現場での点検作業の低減を図ることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
そこで、本発明の一態様は、階層化された監視対象の稼働状態の常時監視により得られた時系列の計測データを当該監視対象の3次元モデルと関連付けて監視画面に表示させる監視装置であって、前記監視対象に対する視点の変更により当該監視対象の3次元モデルを回転表示する視点変更部と、前記監視対象に異常があると当該監視対象の3次元モデルを正常な他の監視対象の3次元モデルと色分け表示させる稼働状態表示部と、前記監視対象が選択されると当該監視対象の稼働状態及び計測情報を一覧表示する選択表示部とを備える。
【0008】
本発明の一態様は、前記監視装置において、前記稼働状態表示部は、前記監視対象の3次元モデル上に当該監視対象の稼働状態及び計測情報を追加若しくは削除可能にテキストボックスに表示させ、前記テキストボックスは、前記視点が変更されても前記監視画面の正面に表示される。
【0009】
本発明の一態様は、前記監視装置において、前記視点が変更されると、前記監視画面において、前記視点から最短の監視対象の3次元モデル上に表示されたテキストボックスは、他の監視対象の3次元モデル上に表示された他のテキストボックスよりも大きく表示される。
【0010】
本発明の一態様は、前記監視装置において、複数の前記監視対象の3次元モデル上に表示される前記テキストボックスは互いに重複しないように当該テキストボックスの間隔が調整される。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許