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公開番号
2025095413
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023211398
出願日
2023-12-14
発明の名称
回転電機組立体
出願人
株式会社明電舎
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02K
11/33 20160101AFI20250619BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】筐体の大型化を抑制しつつ、中性点昇圧回路を追加した回転電機組立体を提供する。
【解決手段】回転電機組立体は、回転電機と、回転電機の中性点と接続される中性点昇圧回路を有するインバータと、回転電機を収容する回転電機ハウジングと、回転電機の反負荷側で回転電機ハウジングに固定される電装ハウジングと、電装ハウジングの反負荷側に取り付けられて電装ハウジングの開口部を塞ぎ、電装ハウジングとともにインバータの収容部を形成する電装カバーと、を備える。電装ハウジングには、中性点昇圧回路の要素と、インバータの電圧端子および制御基板が取り付けられる。電装カバーには、インバータのゲート基板、半導体モジュールおよび平滑コンデンサが取り付けられる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
回転電機と、
前記回転電機の中性点と接続される中性点昇圧回路を有するインバータと、
前記回転電機を収容する回転電機ハウジングと、
前記回転電機の軸方向の反負荷側で前記回転電機ハウジングに固定される電装ハウジングと、
前記電装ハウジングの前記反負荷側に取り付けられて前記電装ハウジングの開口部を塞ぎ、前記電装ハウジングとともに前記インバータの収容部を形成する電装カバーと、を備え、
前記電装ハウジングには、前記中性点昇圧回路の要素と、前記インバータの電圧端子および制御基板が取り付けられ、
前記電装カバーには、前記インバータのゲート基板、半導体モジュールおよび平滑コンデンサが取り付けられる
回転電機組立体。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
前記中性点昇圧回路の要素は、前記軸方向と直交する平面上で前記半導体モジュールおよび前記平滑コンデンサから位置をずらして前記収容部内に配置されている
請求項1に記載の回転電機組立体。
【請求項3】
前記中性点昇圧回路の要素は、前記電装ハウジング上で前記制御基板から位置をずらして配置され、
前記制御基板は、前記軸方向と直交する平面上で前記ゲート基板と少なくとも一部が重なり、前記ゲート基板に対して前記軸方向に間隔をあけた状態で前記収容部内に配置される
請求項1に記載の回転電機組立体。
【請求項4】
前記中性点昇圧回路の要素は、
中性点昇圧のために外部からの電圧が印加される充電端子と、
前記充電端子と前記中性点を接続する充電用ハーネスと、
前記充電端子と中性点の間に配置され、バッテリの充電動作時とモータの駆動運転時とを切り替えるリレーと、
前記充電端子と前記電圧端子の一方と接続される昇圧用コンデンサと、を含む
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の回転電機組立体。
【請求項5】
前記昇圧用コンデンサおよび前記リレーの少なくとも一方は、前記電装ハウジング上で前記電圧端子と隣り合う位置に配置されている
請求項4に記載の回転電機組立体。
【請求項6】
前記半導体モジュールの交流端子には、給電線が接続され、
前記電装ハウジングには、前記給電線と前記回転電機を接続する端子台がさらに取り付けられ、
前記リレーは、前記電装ハウジング上で前記電圧端子と前記端子台の間に配置されている
請求項4に記載の回転電機組立体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、回転電機組立体に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、環境負荷低減の観点から、回転電機の一例として動力源にモータを搭載した電動車両の開発や普及が進んでいる。電動車両用のモータにおいては、車両の組立作業性の向上や省スペース化のために、モータと当該モータを制御するためのインバータを一体化し、モジュール化された回転電機組立体とすることが提案されている(例えば、特許文献1など)。
【0003】
また、電動車両の制御に適用されるインバータには、外部直流電圧端子に接続された電圧をモータのコイルを用いて昇圧し、バッテリを充電する機能を有する中性点昇圧回路を備えたものが知られている(例えば、特許文献2など)。中性点昇圧回路の要素としては、例えば、バッテリの充電動作時とモータの駆動運転時とを切り替えるリレー、昇圧用コンデンサおよび充電用ハーネスなどが挙げられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-100188号公報
特開2012-200139号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
この種の回転電機組立体では、インバータは、モータ側に臨む第1の筐体に取り付ける要素と、第1の筐体を塞ぐ第2の筐体に取り付ける要素とに分割し、第1の筐体と第2の筐体のなす空間内にレイアウトされる場合がある。インバータに中性点昇圧回路の機能を付加する場合、中性点昇圧回路の要素を筐体内に追加配置する必要があるが、筐体の大型化につながる可能性もある。
【0006】
本発明は、上記の状況に鑑みてなされたものであって、筐体の大型化を抑制しつつ、中性点昇圧回路を追加した回転電機組立体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一態様に係る回転電機組立体は、回転電機と、回転電機の中性点と接続される中性点昇圧回路を有するインバータと、回転電機を収容する回転電機ハウジングと、回転電機の軸方向の反負荷側で回転電機ハウジングに固定される電装ハウジングと、電装ハウジングの反負荷側に取り付けられて電装ハウジングの開口部を塞ぎ、電装ハウジングとともにインバータの収容部を形成する電装カバーと、を備える。電装ハウジングには、中性点昇圧回路の要素と、インバータの電圧端子および制御基板が取り付けられる。電装カバーには、インバータのゲート基板、半導体モジュールおよび平滑コンデンサが取り付けられる。
【0008】
上記の一態様において、中性点昇圧回路の要素は、軸方向と直交する平面上で半導体モジュールおよび平滑コンデンサから位置をずらして収容部内に配置されていてもよい。
【0009】
上記の一態様において、中性点昇圧回路の要素は、電装ハウジング上で制御基板から位置をずらして配置されていてもよい。また、制御基板は、軸方向と直交する平面上で前記ゲート基板と少なくとも一部が重なり、ゲート基板に対して軸方向に間隔をあけた状態で収容部内に配置されてもよい。
【0010】
上記の一態様において、中性点昇圧回路の要素は、中性点昇圧のために外部からの電圧が印加される充電端子と、充電端子と中性点を接続する充電用ハーネスと、充電端子と中性点の間に配置され、バッテリの充電動作時とモータの駆動運転時とを切り替えるリレーと、充電端子と電圧端子の一方と接続される昇圧用コンデンサと、を含んでいてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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