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公開番号2025041912
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-26
出願番号2024229927,2023137033
出願日2024-12-26,2023-08-25
発明の名称プログラム、情報処理装置及び方法
出願人フリー株式会社
代理人IPTech弁理士法人
主分類G06Q 40/03 20230101AFI20250318BHJP(計算;計数)
要約【課題】売上実績等に乏しいユーザに対しても適切な評価を行い、クレジットカードの発行管理をするプログラム、情報処理装置及び方法を提供する。
【解決手段】プロセッサと、記憶部とを備えるコンピュータであるサーバによって実行されるプログラムは、プロセッサに、端末装置のユーザから、クレジットカードへの申込を受け付けるステップと、クレジットカードへの申込に対して、ユーザの口座情報があらかじめ登録されている記憶部から、ユーザの口座情報を取得するステップと、取得した口座情報から、ユーザの現預金残高及び入出金の情報を取得するステップと、取得した現預金残高及び入出金の情報から、クレジットカードの発行に係る与信審査を行うステップと、取得した現預金残高及び入出金の情報に基づいて、勾配ブースティング木により演算を行って、クレジットカードの限度額を決定するステップと、を実行させる。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
プロセッサと、記憶部とを備えるコンピュータによって実行されるプログラムであって、
前記記憶部には、ユーザの口座情報が、あらかじめ登録されており、
前記プログラムは、前記プロセッサに、
前記ユーザから、クレジットカードへの申込を受け付けるステップと、
前記クレジットカードへの申込に対する処理として、
前記ユーザの口座情報を取得するステップと、
前記取得した前記口座情報から、前記ユーザの現預金残高及び入出金の情報を取得するステップと、
前記取得した前記現預金残高及び入出金の情報から、前記クレジットカードの発行に係る与信審査を行うステップと、
前記行った与信審査の結果を出力するステップと、を実行させ、
前記与信審査を行うステップにおいて、前記取得した前記現預金残高及び入出金の情報に基づいて、勾配ブースティング木(Gradient Boosting Decision Tree)により演算を行って、前記クレジットカードの限度額を決定するステップ
を実行させる、プログラム。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
プロセッサと、記憶部とを備えるコンピュータによって実行されるプログラムであって、
前記記憶部には、ユーザの口座情報が、あらかじめ登録されており、
前記プログラムは、前記プロセッサに、
前記ユーザから、クレジットカードへの申込を受け付けるステップと、
前記クレジットカードへの申込に対する処理として、
前記ユーザの口座情報を取得するステップと、
前記取得した前記口座情報から、前記ユーザの現預金残高及び入出金の情報を取得するステップと、
前記取得した前記現預金残高及び入出金の情報から、前記クレジットカードの発行に係る与信審査を行うステップと、
前記行った与信審査の結果を出力するステップと、を実行させ、
前記与信審査を行うステップにおいて、前記取得した前記現預金残高及び入出金の情報に基づいて、予め定めた前記現預金残高の基準値に応じて複数の判定モデルのうち少なくとも一つの前記判定モデルを用いて演算を行って、前記クレジットカードの限度額を決定するステップ
を実行させる、プログラム。
【請求項3】
前記限度額を決定するステップにおいて、予め設定された定性条件を用いて前記限度額を決定する、請求項1に記載のプログラム。
【請求項4】
前記限度額を決定するステップにおいて、勾配ブースティング木により演算を行う際に、複数の機械学習モデルを組み合わせて前記限度額を決定する、請求項1に記載のプログラム。
【請求項5】
前記限度額を決定するステップにおいて、勾配ブースティング木により演算を行う際に、勾配降下法(Gradient)、アンサンブル学習(Boosting)、決定木(Decision Tree)の3つの手法を組み合わせて前記限度額を決定する、請求項1に記載のプログラム。
【請求項6】
前記限度額を決定するステップにおいて、前記判定モデルとしてLightGBM(Light Gradient Boosting Machine)を用いて前記限度額を決定する、請求項2に記載のプログラム。
【請求項7】
前記限度額を決定するステップにおいて、前記判定モデルの評価関数として対数損失(Logarithmic Loss)を用いて前記限度額を決定する、請求項2に記載のプログラム。
【請求項8】
前記プログラムは、前記プロセッサに、さらに、
前記クレジットカードを発行した後における、所定の期間ごとの処理として、
前記ユーザの現預金残高の情報を取得するステップと、
前記取得した前記現預金残高の情報から、前記クレジットカードの限度額の再設定を行うステップと、
を実行させる、請求項1または2に記載のプログラム。
【請求項9】
制御部と、記憶部とを備える情報処理装置であって、
前記記憶部には、ユーザの口座情報が、あらかじめ登録されており、
前記制御部が、
前記ユーザから、クレジットカードへの申込を受け付けるステップと、
前記クレジットカードへの申込に対する処理として、
前記ユーザの口座情報を取得するステップと、
前記取得した前記口座情報から、前記ユーザの現預金残高及び入出金の情報を取得するステップと、
前記取得した前記現預金残高及び入出金の情報から、前記クレジットカードの発行に係る与信審査を行うステップと、
前記行った与信審査の結果を出力するステップと、を実行させ、
前記与信審査を行うステップにおいて、前記取得した前記現預金残高及び入出金の情報に基づいて、勾配ブースティング木(Gradient Boosting Decision Tree)により演算を行って、前記クレジットカードの限度額を決定するステップ
を実行する、情報処理装置。
【請求項10】
制御部と、記憶部とを備える情報処理装置であって、
前記記憶部には、ユーザの口座情報が、あらかじめ登録されており、
前記制御部が、
前記ユーザから、クレジットカードへの申込を受け付けるステップと、
前記クレジットカードへの申込に対する処理として、
前記ユーザの口座情報を取得するステップと、
前記取得した前記口座情報から、前記ユーザの現預金残高及び入出金の情報を取得するステップと、
前記取得した前記現預金残高及び入出金の情報から、前記クレジットカードの発行に係る与信審査を行うステップと、
前記行った与信審査の結果を出力するステップと、を実行させ、
前記与信審査を行うステップにおいて、前記取得した前記現預金残高及び入出金の情報に基づいて、予め定めた前記現預金残高の基準値に応じて複数の判定モデルのうち少なくとも一つの前記判定モデルを用いて演算を行って、前記クレジットカードの限度額を決定するステップ
を実行する、情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、プログラム、情報処理装置及び方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
ユーザの決算状況等に基づいて、クレジットカードの審査を行うシステムが知られている。
【0003】
特許文献1には、ユーザの財務状況および希望極度額に基づいて法人カードの極度額を算出するシステムについての技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-067667号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の技術は、すでにカード発行済のユーザ(法人)に対して、ユーザの財務状況および希望極度額に基づいて極度額の算出を行う技術が記載されている。しかし、特許文献1の技術では、例えば法人であるユーザが創業期のように売上実績等に乏しいユーザであると、このユーザに対する適切な評価が困難であり、結果、法人カードの極度額が低く抑えられてしまう可能性がある。
【0006】
そこで、本開示では、クレジットカード発行管理のためのシステムにおいて、売上実績等に乏しいユーザに対しても適切な評価を行い、クレジットカードの発行管理をすることを可能にする技術について説明する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一実施形態によると、プロセッサと、記憶部とを備えるコンピュータによって実行されるプログラムであって、記憶部には、ユーザの口座情報が、あらかじめ登録されており、プログラムは、プロセッサに、ユーザから、クレジットカードへの申込を受け付けるステップと、クレジットカードへの申込に対する処理として、ユーザの口座情報を取得するステップと、取得した口座情報から、ユーザの現預金残高及び入出金の情報を取得するステップと、取得した現預金残高及び入出金の情報から、クレジットカードの発行に係る与信審査を行うステップと、行った与信審査の結果を出力するステップと、を実行させ、与信審査を行うステップにおいて、取得した現預金残高及び入出金の情報に基づいて、勾配ブースティング木(Gradient Boosting Decision Tree)により演算を行って、クレジットカードの限度額を決定するステップを実行させる、プログラムが提供される。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、クレジットカード発行管理のためのシステムにおいて、売上実績等に乏しいユーザに対しても適切な評価を行い、クレジットカードの発行管理をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
クレジットカード発行管理システム1の全体の構成を示す図である。
実施の形態1のクレジットカード発行管理システム1を構成する端末装置10の機能的な構成を示すブロック図である。
実施の形態1のクレジットカード発行管理システム1を構成するサーバ20の機能的な構成を示す図である。
サーバ20が記憶するユーザ情報データベース2022のデータ構造の例を示す図である。
サーバ20が記憶する口座情報データベース2023のデータ構造の例を示す図である。
実施の形態1のクレジットカード発行管理システム1による与信審査のための処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。
クレジットカード発行管理システム1における与信審査の結果をユーザに提示する際の画面例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の記載および図面は、本発明を説明するための例示であって、説明の明確化のため、適宜、省略および簡略化がなされている。本発明は、他の種々の形態でも実施する事が可能である。特に限定しない限り、各構成要素は単数でも複数でも構わない。
(【0011】以降は省略されています)

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