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公開番号2025089989
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-16
出願番号2024085299,2023204726
出願日2024-05-27,2023-12-04
発明の名称プログラム、情報処理装置及び方法
出願人フリー株式会社
代理人IPTech弁理士法人
主分類G06Q 40/12 20230101AFI20250609BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザにとって手間であり、煩わしい作業を軽減することが可能なプログラム、情報処理装置及び方法を提供する。
【解決手段】会計システムにおいて、サーバによる取得処理は、ユーザの取引に係る証憑を示す証憑画像データを取得し、取得した証憑画像データを読み取って証憑の記載内容を示すテキストデータを取得し、取得したテキストデータに基づき、記憶されている会計データの中に証憑の記載内容に対応する会計データが含まれるか否かを判定し、会計データが含まれる場合、対応する会計データに紐付けて証憑画像データをメモリに記憶させる。修正受付処理は、証憑の記載内容に対応する会計データと、紐付けて記憶された証憑画像データとを、ユーザに提示し、紐付けに対して、ユーザからの修正の入力を受け付け、提示された会計データと、受け付けた修正の結果である証憑画像データとを紐付けてメモリに記憶させる。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記メモリは、ユーザの取引に係る会計データを記憶し、
前記プログラムは、前記プロセッサに、
前記ユーザからの入力により、前記ユーザの取引に係る証憑を示す証憑画像データを取得するステップと、
前記取得した証憑画像データを読み取って前記証憑の記載内容を示すテキストデータを取得するステップと、
前記取得したテキストデータに基づき、前記記憶されている会計データの中に前記証憑の記載内容に対応する会計データが含まれるか否かを判定するステップと、
前記判定の結果が前記証憑の記載内容に対応する会計データが含まれる場合、前記証憑の記載内容に対応する会計データに紐付けて前記証憑画像データを前記メモリに記憶させるステップと、
前記判定の結果である、前記証憑の記載内容に対応する会計データと、前記紐付けて記憶された前記証憑画像データとを、前記ユーザに提示するステップと、
前記提示された会計データと前記証憑画像データとの紐付けに対して、前記ユーザからの修正の入力を受け付けるステップと、
前記提示された会計データと、前記受け付けた修正の結果である前記証憑画像データとを紐付けて前記メモリに記憶させるステップと、を実行させる、プログラム。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
前記テキストデータを取得するステップにおいて、前記証憑に記載されている項目ごとに前記テキストデータを取得し、
前記証憑の記載内容に対応する会計データが含まれるか否かを判定するステップにおいて、前記テキストデータの項目のうち所定の項目が、前記会計データの所定の項目と一致する場合、前記証憑の記載内容に対応する会計データが含まれると判定する、請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記証憑の記載内容に対応する会計データが含まれるか否かを判定するステップにおいて、前記テキストデータの項目のうち所定の項目が、前記会計データの所定の項目の所定の範囲内である場合、前記証憑の記載内容に対応する会計データが含まれると判定する、請求項2に記載のプログラム。
【請求項4】
前記証憑の記載内容に対応する会計データが含まれるか否かを判定するステップにおいて、前記証憑の記載内容に対応する会計データが含まれるか否かを判定するための機械学習モデルに基づき判定する、請求項1に記載のプログラム。
【請求項5】
前記プログラムは、さらに、
前記受け付けた修正の結果に基づき、前記機械学習モデルの追加学習を行う、請求項4に記載のプログラム。
【請求項6】
前記ユーザに提示するステップにおいて、1または複数の前記会計データと、1または複数の前記証憑画像データとを一覧として表示し、それぞれの紐付けを選択可能に提示する、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のプログラム。
【請求項7】
前記ユーザからの修正の入力を受け付けるステップにおいて、前記ユーザから、前記会計データと前記証憑画像データとの紐付けを確定させる入力を受け付ける、請求項6に記載のプログラム。
【請求項8】
前記ユーザからの修正の入力を受け付けるステップにおいて、前記ユーザから、前記会計データと前記証憑画像データとの紐付けを確定させる入力を受け付けると、受け付けた前記会計データと前記証憑画像データとの表示態様を異なる態様で表示する、請求項7に記載のプログラム。
【請求項9】
制御部と、メモリとを備える情報処理装置であって、
前記メモリは、ユーザの取引に係る会計データを記憶し、
前記制御部は、
前記ユーザからの入力により、前記ユーザの取引に係る証憑を示す証憑画像データを取得するステップと、
前記取得した証憑画像データを読み取って前記証憑の記載内容を示すテキストデータを取得するステップと、
前記取得したテキストデータに基づき、前記記憶されている会計データの中に前記証憑の記載内容に対応する会計データが含まれるか否かを判定するステップと、
前記判定の結果が前記証憑の記載内容に対応する会計データが含まれる場合、前記証憑の記載内容に対応する会計データに紐付けて前記証憑画像データを前記メモリに記憶させるステップと、
前記判定の結果である、前記証憑の記載内容に対応する会計データと、前記紐付けて記憶された前記証憑画像データとを、前記ユーザに提示するステップと、
前記提示された会計データと前記証憑画像データとの紐付けに対して、前記ユーザからの修正の入力を受け付けるステップと、
前記提示された会計データと、前記受け付けた修正の結果である前記証憑画像データとを紐付けて前記メモリに記憶させるステップと、を実行する、情報処理装置。
【請求項10】
プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータにより実行されるための方法であって、
前記メモリは、ユーザの取引に係る会計データを記憶し、
前記方法は、前記プロセッサが、
前記ユーザからの入力により、前記ユーザの取引に係る証憑を示す証憑画像データを取得するステップと、
前記取得した証憑画像データを読み取って前記証憑の記載内容を示すテキストデータを取得するステップと、
前記取得したテキストデータに基づき、前記記憶されている会計データの中に前記証憑の記載内容に対応する会計データが含まれるか否かを判定するステップと、
前記判定の結果が前記証憑の記載内容に対応する会計データが含まれる場合、前記証憑の記載内容に対応する会計データに紐付けて前記証憑画像データを前記メモリに記憶させるステップと、
前記判定の結果である、前記証憑の記載内容に対応する会計データと、前記紐付けて記憶された前記証憑画像データとを、前記ユーザに提示するステップと、
前記提示された会計データと前記証憑画像データとの紐付けに対して、前記ユーザからの修正の入力を受け付けるステップと、
前記提示された会計データと、前記受け付けた修正の結果である前記証憑画像データとを紐付けて前記メモリに記憶させるステップと、を実行する、方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、プログラム、情報処理装置及び方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
ユーザの業務に係る会計処理を行う会計システムにおいて、ユーザの取引に係る証憑を示す証憑画像データをOCR処理にて読み取り、読み取った内容に応じて会計データとして登録するサービスが、例えばWebサービスとして提供されている。
【0003】
取引に係る伝票データの定期的な検査を行う技術として、特許文献1には、証憑書類の画像イメージデータを読み取った証憑データと、登録されている伝票データとの対応付けを自動で行う検査状況取得装置についての技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-045959号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、実際の取引では、取引データにより仕訳が先に行われ、後になって証憑を受領することがある。このような場合、会計システム上に登録されている仕訳と、顧客より受領した証憑を示す証憑画像データとを紐付ける必要がある。
【0006】
そのため、このような会計システムでは、会計システム上に登録されている仕訳と証憑画像データとを、ユーザにより手動で紐付ける機能が提供されていた。しかし、このような手動で紐付けを行う機能は、ユーザにとって手間であり、煩わしいものであった。また、特許文献1に開示されているような対応付けを自動で行う場合、対応付けが完全に一致するとは限らない。例えば、会計システムでは取引日付の不一致、品目の不一致、金額の不一致等がありえるため、このような紐付けは困難であった。
【0007】
そこで、本開示では、会計システムにおいて、取引の発生により仕訳を行った後に、会計データと証憑を示す証憑画像データとに基づいて自動で判定して紐付けを行うと共に、ユーザからの修正入力を受け付けて紐付けの補完を行う技術について説明する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一実施形態によると、プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータに実行させるためのプログラムであって、メモリは、ユーザの取引に係る会計データを記憶し、プログラムは、プロセッサに、ユーザからの入力により、ユーザの取引に係る証憑を示す証憑画像データを取得するステップと、取得した証憑画像データを読み取って証憑の記載内容を示すテキストデータを取得するステップと、取得したテキストデータに基づき、記憶されている会計データの中に証憑の記載内容に対応する会計データが含まれるか否かを判定するステップと、判定の結果が証憑の記載内容に対応する会計データが含まれる場合、証憑の記載内容に対応する会計データに紐付けて証憑画像データをメモリに記憶させるステップと、判定の結果である、証憑の記載内容に対応する会計データと、紐付けて記憶された証憑画像データとを、ユーザに提示するステップと、提示された会計データと証憑画像データとの紐付けに対して、ユーザからの修正の入力を受け付けるステップと、提示された会計データと、受け付けた修正の結果である証憑画像データとを紐付けてメモリに記憶させるステップと、を実行させる。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、記憶されている会計データの中に証憑の記載内容に対応する会計データが含まれるか否かを判定して紐付けを行い、ユーザからの修正の入力を受け付ける。そのため、会計データと証憑画像データとの紐付けを自動で行うと共に、ユーザからの修正の入力を受け付けることが可能になる。これにより、ユーザにとって手間であり、煩わしい作業を軽減することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施の形態1の会計システム1の全体構成を示すブロック図である。
図1の端末装置10の機能的な構成を示すブロック図である。
図1のサーバ20の機能的な構成を示すブロック図である。
図3の会計データベース2021のデータ構造の例を示す図である。
図3の証憑画像データベース2022のデータ構造の例を示す図である。
会計システム1による会計データ取得処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。
会計システム1による証憑画像データ取得処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。
会計システム1による修正受付処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。
端末装置10に表示する証憑画像データの画面例を示す図である。
端末装置10に表示する会計データと帳票画像データとの紐付けを提示する画面例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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