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公開番号2025041428
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-26
出願番号2023148728
出願日2023-09-13
発明の名称計量装置、計量販売システム、及びコンピュータプログラム
出願人株式会社寺岡精工
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G01G 19/414 20060101AFI20250318BHJP(測定;試験)
要約【課題】計量装置において風袋引き操作を行わないで、商品の売価を算出することを可能とし、より利便性のある量り売りを実現する。
【解決手段】載置部21aと、載置部21aに載置された物品の重量を検出する重量検出部202と、重量検出部202により、物品の取引開始時の重量と重量変動後の重量の差分を物品の購入重量として算出する算出処理部204と、自らの装置識別情報、及び購入重量を送信データとしてコンソール3に対して送信する通信処理部209と備える計量装置2。
【選択図】図6


特許請求の範囲【請求項1】
載置部と、
前記載置部に載置された物品の重量を検出する重量検出手段と、
前記物品の取引開始時の重量と重量変動後の重量の差分を前記物品の購入重量として算出する算出処理手段と、
自らの装置識別情報、及び前記購入重量を送信データとして、所定の端末に対して送信する通信処理手段と、備える、
計量装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
センサからセンサ識別情報を取得するセンサ情報取得手段、をさらに備え、
前記通信処理手段は、前記送信データ及び前記センサ識別情報を関連付けて所定の端末に対して送信する、
請求項1に記載の計量装置。
【請求項3】
前記センサ識別情報毎に前記物品の単価を関連付けて記憶する情報記憶手段と、
前記センサ識別情報に関連付けられた前記物品の単価と前記購入重量に基づいて算出された前記物品の売価を表示する表示手段と、をさらに備える、
請求項2に記載の計量装置。
【請求項4】
所定の情報記憶媒体に保持されているユニークな会計識別情報を取得する会計識別情報取得手段、をさらに備え、
前記通信処理手段は、前記送信データと、前記会計識別情報とを関連付けて、所定の端末に対して送信する、
請求項1又は2に記載の計量装置。
【請求項5】
前記重量検出手段により前記物品の重量変動が検出された後、計量重量が安定した状態において、操作を完了する操作完了手段と、
前記重量検出手段により前記物品の重量変動が検出された後、計量重量が安定した状態において、前記操作完了手段が実行されない場合、一定時間の経過後に前記算出処理手段により算出された購入重量を初期化する初期化処理手段と、をさらに有する、
請求項1に記載の計量装置。
【請求項6】
前記重量検出手段により前記物品の重量変動が検出された後、計量重量が安定した状態において、操作を完了する操作完了手段と、
前記重量検出手段により前記物品の重量変動が検出された後、計量重量が安定した状態において、前記操作完了手段が実行されない場合、その旨を報知する報知処理手段と、をさらに備える、
請求項5記載の計量装置。
【請求項7】
前記操作完了手段は、所定の情報記憶媒体に保持されているユニークな会計識別情報を取得する操作である、
請求項5又は6に記載の計量装置。
【請求項8】
前記重量検出手段により、前記載置部に載置された物品の重量の増加を検出した場合、物品の購入重量を初期値にする初期化を行う初期化処理手段、をさらに有する、
請求項1又は2に記載の計量装置。
【請求項9】
載置部と、
前記載置部に載置された物品の重量を検出する重量検出手段と、
前記物品の取引開始時の重量と重量変動後の重量の差分を前記物品の購入重量として算出する算出処理手段と、
センサからセンサ識別情報を取得するセンサ情報取得手段、を備え、
前記センサ識別情報、及び前記購入重量を送信データとして、所定の端末に対して送信する通信処理手段と、備える、
計量装置。
【請求項10】
計量装置と情報処理端末とが通信可能に構成され、
前記計量装置は、
載置部と、
前記載置部に載置された物品の重量を検出する重量検出手段と、
前記物品の取引開始時の重量と重量変動後の重量の差分を前記物品の購入重量として算出する算出処理手段と、
センサからセンサ識別情報を取得するセンサ情報取得手段と、
自らの装置識別情報、前記センサ識別情報、及び前記購入重量を前記情報処理端末に対して送信する第一の通信処理手段と、備え、
前記情報処理端末は、
前記計量装置から、前記装置識別情報、前記センサ識別情報、及び前記購入重量を受信する第二の通信処理手段と、
前記装置識別情報と前記センサ識別情報に基づいて物品を特定する検索処理手段と、
特定した物品の単価と前記購入重量に基づいて算出された売価を表示する表示手段と、を備える、
計量販売システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、物品を量り売りするための計量装置、計量システム、計量装置のコンピュータプログラム、及び計量システムのコンピュータプログラムに関する。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
近年、スーパーマーケット等の店舗では、セルフ方式で商品を量り売りする販売態様がみられるようになってきている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-108817号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
通常、量り売りでは、容器の重量(風袋)を総重量から差し引いた重量(NET重量、購入重量)に商品の単価を乗じて売価を算出する。しかし、容器の重量を減算する操作である風袋引きについては、操作漏れや操作間違いがある。また、様々な量り売りの方法が要求されている。
【0005】
そこで本発明は、計量装置において風袋引き操作を行わないで、商品の売価を算出することを可能とし、より利便性のある量り売りを実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係る計量装置は、載置部と、前記載置部に載置された物品の重量を検出する重量検出手段と、前記重量検出手段により、前記物品の取引開始時の重量と重量変動後の重量の差分を前記物品の購入重量として算出する算出処理手段と、自らの装置識別情報、及び前記購入重量を送信データとして、所定の端末に対して送信する通信処理手段と、備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施形態に係る計量販売システムの装置構成の概要を示した概要図である。
本上記計量販売システムのハードウェア構成を示したブロック図である。
本発明の実施形態に係る計量装置を示した外観斜視図である。
上記計量装置の表示・操作部を示した平面図である。
上記計量装置の表示・操作部において表示されるステータスアイコンの例を示した図である。
上記計量販売システムのソフトウェア構成を示したブロック図である。
上記計量販売システムにおいて、物品情報記憶部に記憶されるデータの一例を示した図である。
上記計量販売システムにおいて、計量情報記憶部に記憶されるデータの一例を示した図である。
上記計量販売システムによって実行される処理の一例を示したシーケンス図である。
上記計量販売システムを構成するコンソールにおいて実行される処理の一例を示した処理フロー図である。
上記計量販売システムによって実行される処理の一例を示したシーケンス図である。
上記コンソールにおいて実行される処理の一例を示した処理フロー図である。
上記コンソール上に表示される画面の一例を示した図である。
上記コンソール上に表示される画面の一例を示した図である。
上記コンソール上に表示される画面の一例を示した図である。
上記計量販売システムにおいて発行される会計用伝票の一例を示した図である。
上記コンソール上に表示される画面の一例を示した図である。
上記コンソール上に表示される画面の一例を示した図である。
上記計量販売システムの変形例におけるソフトウェア構成を示したブロック図である。
上記計量販売システムの変形例において、POS端末で実行される処理の流れを示した処理フロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
●計量販売システム1の概要
以下、本発明の実施形態に係る計量装置、及び計量販売システムについて、図を参照して説明する。
図1に示す本実施形態に係る計量販売システム1は、顧客の操作に応じて物品を量り売りするためのシステムである。
本実施形態において、物品は店舗で顧客に提供される量り売り商品であって、より具体的には惣菜食品(調理品)、ドライフルーツなどの食品である。ただし、量り売りするのが好適な物品であれば、これらの物品に限られることはなく、飲料等の液体であってもよい。なお、本実施形態に係る計量販売システム1は、このような例に係る食品を物品として顧客に提供する場合に限らず、店舗側で所定の量の物品の供給を受ける場合にも使用できる。
【0009】
計量販売システム1は、複数の計量装置2、コンソール3、ストアコントローラ4、及びPOS端末5から構成され、それぞれは相互に通信可能に構成されている。
計量装置2は、ディスペンサ25により顧客に提供される物品を計量する装置である。この計量装置2は複数のディスペンサ25に接続、あるいは複数のディスペンサ25と一体的に構成されている一方、各ディスペンサ25により提供される物品に応じて売価の算出などの処理を実行する。なお、各計量装置2の機能や構造は同様である。
ディスペンサ25は、収容部251(図3参照)内に物品を収めて保持している。このディスペンサ25は、店舗内で提供する物品の種類ごとに用意され、一のディスペンサ25によって一の物品が顧客に提供される。なお、図示されている複数のディスペンサ25の機能や構造はいずれも同様である。ただし、陳列棚26に設置されているディスペンサ25は、同様の機能を有していれば、異なる構造のものが配設されていてもよく、例えば一部のディスペンサ25のみ型番の古いタイプのもの(機能面では必要な機能を装備したもの)が採用されていたりしてもよい。
コンソール3は、各計量装置2から物品の計量情報等を取得すると共に、当該計量情報等に基づき、各ディスペンサ25によって顧客に提供された物品の会計を行うための処理を実行する情報処理端末の一例である。このコンソール3は、例えばPOS端末5で会計を実行するための会計用伝票を発行する。
ストアコントローラ4は、各端末や装置の上位の装置であり、計量販売システム1全体を制御する共に、種々のファイルを記憶、管理している。
【0010】
POS端末5は、顧客に対して提供した物品について会計処理を行う端末であり、商品たる物品を登録し、登録された物品の会計を実行する。このPOS端末5としては、顧客自ら商品登録と精算を行うフルセルフ式POS端末、店員が登録機で商品登録をし、顧客が精算機で精算を行うセミセルフ式POS端末など、種類を問わず各種のPOS端末が適用可能であり、既知のPOS端末が備える機能部を備えている。即ち、各種の情報を表示したり操作を行ったりするための表示・操作部、各種のコードを読み取って情報を取得する読取部、各種の決済媒体や現金による決済に対応する決済部、ストアコントローラ4等とのデータ通信を可能とする通信部などを備える。
POS端末5による会計処理は、その一例において、コンソール3によって発行された会計用伝票に基づいて行われる。また、会計処理の他の一例では、各計量装置2から会計情報が集約され、ストアコントローラ4に登録された情報に基づいて行われる。
(【0011】以降は省略されています)

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