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公開番号2025103223
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023220446
出願日2023-12-27
発明の名称登録情報管理装置、登録装置、精算装置、システム、およびプログラム
出願人株式会社寺岡精工
代理人個人,個人
主分類G07G 1/12 20060101AFI20250702BHJP(チェック装置)
要約【課題】効率よく取引を行うこと。
【解決手段】登録情報管理装置は、登録手段と、取引制御手段と、を備える。登録手段は、顧客による商品の登録操作の開始から終了までを示す登録手続ごとに、前記登録操作を行う顧客を識別する顧客識別情報と、前記登録操作に基づく登録情報と、を対応付けて登録する。取引制御手段は、先の登録手続に係る顧客識別情報と、後の登録手続に係る顧客識別情報とが一致する場合、前記先の登録手続に係る登録情報と、前記後の登録手続に係る登録情報とに基づく精算を可能にする。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項１】
顧客による商品の登録操作の開始から終了までを示す登録手続ごとに、前記登録操作を行う顧客を識別する顧客識別情報と、前記登録操作に基づく登録情報と、を対応付けて登録する登録手段と、
先の登録手続に係る顧客識別情報と、後の登録手続に係る顧客識別情報とが一致する場合、前記先の登録手続に係る登録情報と、前記後の登録手続に係る登録情報とに基づく精算を可能にする取引制御手段と、
を備えることを特徴とする登録情報管理装置。
続きを表示（約 1,400 文字）【請求項２】
前記登録手段は、
登録手続ごとに生成される取引識別情報を含む登録情報を登録し、
前記後の登録手続において、前記先の登録手続に係る取引識別情報とは異なる取引識別情報を含む登録情報を登録する、
ことを特徴とする請求項１に記載の登録情報管理装置。
【請求項３】
前記登録手段は、前記後の登録手続において、前記先の登録手続に係る顧客識別情報と一致する顧客識別情報と、前記後の登録手続に係る登録情報とを対応付けて登録する、
ことを特徴とする請求項１に記載の登録情報管理装置。
【請求項４】
請求項１～３のいずれか一項に記載の登録情報管理装置に接続し、商品の登録を行う登録装置であって、
前記登録操作に基づいて、登録情報を入力する入力部を備え、
前記入力部は、前記先の登録手続に係る顧客識別情報と、前記後の登録手続に係る顧客識別情報とが一致する場合において、
前記先の登録手続が完了してから前記後の登録手続が開始されるまでの期間が所定期間未満のときに、前記後の登録手続に係る登録情報を入力可能にし、
前記期間が所定期間以上のときに、前記後の登録手続に係る登録情報の入力を禁止する、
ことを特徴とする登録装置。
【請求項５】
前記期間が所定期間以上のときに、店員を呼び出す処理を行う呼出処理手段を備える、
ことを特徴とする請求項４に記載の登録装置。
【請求項６】
請求項１～３のいずれか一項に記載の登録情報管理装置に接続し、顧客の精算操作によって精算を行う精算装置であって、
精算操作を行う顧客を識別する顧客識別情報を取得する顧客識別情報取得手段と、
前記顧客識別情報取得手段によって取得された顧客識別情報に基づいて、登録情報管理装置に対して登録情報の送信要求を行う要求手段と、
前記送信要求に応じて登録情報管理装置から受信した登録情報が複数の登録手続に係る登録情報である場合、複数の登録手続に係る登録情報を合算するか否かを選択する選択手段と、
前記選択手段の選択結果に基づいて精算を行う精算手段と、
を備える精算装置。
【請求項７】
登録装置と、精算装置とを含むシステムであって、
前記登録装置は、顧客による商品の登録操作の開始から終了までを示す登録手続ごとに、前記登録操作を行う顧客を識別する顧客識別情報と、前記登録操作に基づく登録情報と、を対応付けて登録する登録手段を備え、
前記精算装置は、先の登録手続に係る顧客識別情報と、後の登録手続に係る顧客識別情報とが一致する場合、前記先の登録手続に係る登録情報と、前記後の登録手続に係る登録情報とに基づく精算を可能にする取引制御手段を備える、
ことを特徴とするシステム。
【請求項８】
登録情報管理装置のコンピュータを、
顧客による商品の登録操作の開始から終了までを示す登録手続ごとに、前記登録操作を行う顧客を識別する顧客識別情報と、前記登録操作に基づく登録情報と、を対応付けて登録する登録手段、
先の登録手続に係る顧客識別情報と、後の登録手続に係る顧客識別情報とが一致する場合、前記先の登録手続に係る登録情報と、前記後の登録手続に係る登録情報とに基づく精算を可能にする取引制御手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、登録情報管理装置、登録装置、精算装置、システム、およびプログラムに関する。
続きを表示（約 1,900 文字）【背景技術】
【０００２】
店舗等では、商品の登録を行う登録装置と、精算を行う精算装置とを分離したチェックアウトシステムが導入されることがある（例えば、特許文献１参照）。特に、近年では、顧客が登録装置において登録操作を行い、また、顧客が精算装置において精算操作を行うセルフ方式のものが普及しつつある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１７－０１６４１３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ここで、セルフ方式のレジにおいて、商品の登録が完了した後に、顧客が買い忘れ等に気付き、追加登録を希望する場合がある。しかしながら、従来技術では、先に登録した商品と、追加登録を希望する商品とについて、それぞれ別々に精算を行ったとすると、精算に時間を要してしまい、効率よく取引を行うことができないことがある、という問題があった。
【０００５】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、効率よく取引を行うことができる技術を提供するにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上述した課題を解決するために、本発明の一態様である登録情報管理装置は、顧客による商品の登録操作の開始から終了までを示す登録手続ごとに、前記登録操作を行う顧客を識別する顧客識別情報と、前記登録操作に基づく登録情報と、を対応付けて登録する登録手段と、先の登録手続に係る顧客識別情報と、後の登録手続に係る顧客識別情報とが一致する場合、前記先の登録手続に係る登録情報と、前記後の登録手続に係る登録情報とに基づく精算を可能にする取引制御手段と、を備えることを特徴とする登録情報管理装置である。
【０００７】
上述した課題を解決するために、本発明の他の態様である登録装置は、上記に記載の登録情報管理装置に接続し、商品の登録を行う登録装置であって、前記登録操作に基づいて、登録情報を入力する入力部を備え、前記入力部は、前記先の登録手続に係る顧客識別情報と、前記後の登録手続に係る顧客識別情報とが一致する場合において、前記先の登録手続が完了してから前記後の登録手続が開始されるまでの期間が所定期間未満のときに、前記後の登録手続に係る登録情報を入力可能にし、前記期間が所定期間以上のときに、前記後の登録手続に係る登録情報の入力を禁止する、ことを特徴とする登録装置である。
【０００８】
上述した課題を解決するために、本発明の他の態様である精算装置は、上記に記載の登録情報管理装置に接続し、顧客の精算操作によって精算を行う精算装置であって、精算操作を行う顧客を識別する顧客識別情報を取得する顧客識別情報取得手段と、前記顧客識別情報取得手段によって取得された顧客識別情報に基づいて、登録情報管理装置に対して登録情報の送信要求を行う要求手段と、前記送信要求に応じて登録情報管理装置から受信した登録情報が複数の登録手続に係る登録情報である場合、複数の登録手続に係る登録情報を合算するか否かを選択する選択手段と、前記選択手段の選択結果に基づいて精算を行う精算手段と、を備える精算装置である。
【０００９】
上述した課題を解決するために、本発明の他の態様であるシステムは、登録装置と、精算装置とを含むシステムであって、前記登録装置は、顧客による商品の登録操作の開始から終了までを示す登録手続ごとに、前記登録操作を行う顧客を識別する顧客識別情報と、前記登録操作に基づく登録情報と、を対応付けて登録する登録手段を備え、前記精算装置は、先の登録手続に係る顧客識別情報と、後の登録手続に係る顧客識別情報とが一致する場合、前記先の登録手続に係る登録情報と、前記後の登録手続に係る登録情報とに基づく精算を可能にする取引制御手段を備える、ことを特徴とするシステムである。
【００１０】
上述した課題を解決するために、本発明の他の態様であるプログラムは、登録情報管理装置のコンピュータを、顧客による商品の登録操作の開始から終了までを示す登録手続ごとに、前記登録操作を行う顧客を識別する顧客識別情報と、前記登録操作に基づく登録情報と、を対応付けて登録する登録手段、先の登録手続に係る顧客識別情報と、後の登録手続に係る顧客識別情報とが一致する場合、前記先の登録手続に係る登録情報と、前記後の登録手続に係る登録情報とに基づく精算を可能にする取引制御手段、として機能させることを特徴とするプログラムである。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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