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公開番号
2025041127
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-26
出願番号
2023148224
出願日
2023-09-13
発明の名称
駆動装置
出願人
株式会社デンソー
代理人
弁理士法人服部国際特許事務所
主分類
H02K
11/33 20160101AFI20250318BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】外力によるモータ部と回路部との接続緩みを回避可能な駆動装置を提供する。
【解決手段】駆動装置10は、モータ部20と、回路部40と、ハウジング60と、を備える。モータ部20は、モータ巻線21が巻回されるステータ22、モータ巻線への通電により回転するロータ23、および、ロータ23と一体に回転するシャフト25を有する。回路部40は、モータ巻線21の通電制御に係る電子部品42が実装される回路基板41を有する。ハウジング60は、モータ部20を収容するモータハウジング部61、および、回路部40を収容する回路ハウジング部71を有し、外側面に放熱フィン65が形成されている。モータハウジング部61、回路ハウジング部71、および、放熱フィン65は、一体成形されている。
【選択図】 図6
特許請求の範囲
【請求項1】
モータ巻線(21)が巻回されるステータ(22)、前記モータ巻線への通電により回転するロータ(23)、および、前記ロータと一体に回転するシャフト(25)を有するモータ部(20)と、
前記モータ巻線の通電制御に係る電子部品(42)が実装される回路基板(41)を有する回路部(40)と、
前記モータ部を収容するモータハウジング部(61)、および、前記回路部を収容する回路ハウジング部(71)を有し、外側面に放熱フィン(65)が形成されているハウジング(60)と、
を備え、
前記モータハウジング部、前記回路ハウジング部、および、前記放熱フィンは、一体成形されている駆動装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記回路ハウジング部は、筒状の前記モータハウジング部の軸方向の一方側に設けられており、前記モータハウジング部と接続されている接続部(711)、および、前記接続部から前記モータハウジング部の径方向外側に延びて設けられている延出部(712)を有する請求項1に記載の駆動装置。
【請求項3】
前記延出部が延びる方向を延出方向、当該延出方向に垂直な方向を幅方向とすると、
前記回路ハウジング部の幅方向の長さは、前記モータハウジング部の幅方向の長さより小さい、請求項2に記載の駆動装置。
【請求項4】
バッテリ(96)と接続可能であって、前記延出部に設けられるコネクタ(78)を備え、
前記コネクタは、前記延出部をモータ軸方向に投影した投影領域内に設けられている請求項2または3に記載の駆動装置。
【請求項5】
バッテリ(96)と接続可能であって、前記延出部に設けられるコネクタ(78)を備え、
前記コネクタは、前記延出部をモータ軸方向に投影した投影領域から外側に突出して設けられている請求項2または3に記載の駆動装置。
【請求項6】
前記モータハウジング部に設けられるフレーム取付部(67)に取り付けられ、前記ハウジングの前記モータハウジング部側の端部に設けられるフレーム部材(81)と、
前記回路ハウジング部に設けられるカバー取付部(75)に取り付けられ、前記ハウジングの前記回路ハウジング部側の端部に設けられるカバー(85)と、
を備え、
前記フレーム取付部と前記カバー取付部とは、軸線をずらして設けられている請求項2に記載の駆動装置。
【請求項7】
前記モータハウジング部に設けられるフレーム取付部(67)に取り付けられ、前記ハウジングの前記モータハウジング部側の端部に設けられるフレーム部材(81)と、
前記回路ハウジング部に設けられるカバー取付部(75)に取り付けられ、前記ハウジングの前記回路ハウジング部側の端部に設けられるカバー(85)と、
を備え、
前記フレーム取付部は、前記モータ部の回転軸心に垂直な仮想平面上において、軸心が、前記カバー取付部の軸心と前記回転軸心とを結ぶ直線からずれた位置となるように設けられている請求項2に記載の駆動装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、駆動装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ケース内にモータ本体および駆動回路部を収容した機電一体駆動ユニットが知られている。例えば特許文献1では、モータケース本体に放熱フィンが設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-146710号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、モータケース本体と電装ケース部とがねじ止めされている。ここで、放熱フィンに風圧等の外力が加わると、装置が振動し、モータ本体と駆動回路部との接続が弱まる虞がある。
【0005】
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、外力によるモータ部と回路部との接続緩みを回避可能な駆動装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の駆動装置は、モータ部(20)と、回路部(40)と、ハウジング(60)と、を備える。モータ部は、モータ巻線(21)が巻回されるステータ(22)、モータ巻線への通電により回転するロータ(23)、および、ロータと一体に回転するシャフト(25)を有する。回路部は、モータ巻線の通電制御に係る電子部品(42)が実装される回路基板(41)を有する。
【0007】
ハウジング部は、モータ部を収容するモータハウジング部(61)、および、回路部を収容する回路ハウジング部(71)を有し、外側面に放熱フィン(65)が形成されている。モータハウジング部、回路ハウジング部、放熱フィンは、一体成形されている。これにより、放熱フィンに加わる風圧等の外力が加わった場合でも、モータハウジング部と回路ハウジング部との接続の緩みを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態による電動バイクを示す模式図である。
第1実施形態による駆動装置の斜視図である。
第1実施形態による駆動装置の平面図である。
図3のIV方向矢視図である。
図3のV方向矢視図である。
図3のVI-VI線断面図である。
第2実施形態による駆動装置の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施形態)
以下、本発明による駆動装置を図面に基づいて説明する。以下、複数の実施形態において、実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
【0010】
第1実施形態による駆動装置を図1~図6に示す。図1に示すように、駆動装置10は、例えば電動バイク90に適用される。電動バイク90には、例えば48[V]の主機バッテリ96、例えば12[V]の補機バッテリ97、および、駆動装置10等が設けられている。駆動装置10は、バッテリとしての主機バッテリ96と接続され、主機バッテリ96の電力により駆動される。図1では、駆動装置10は、電動バイク90の後輪92側に設けられているが、駆動装置10を前輪91側に設けてもよいし、前輪91および後輪92に設けてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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