TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025039105
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-21
出願番号
2023145956
出願日
2023-09-08
発明の名称
建設機械
出願人
株式会社日立建機ティエラ
代理人
弁理士法人広和特許事務所
主分類
E02F
9/00 20060101AFI20250313BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】原動機カバーが回動するのを規制する回動規制機構の大型化を抑制できる建設機械を提供する。
【解決手段】原動機カバー9は、上部かつ幅方向の中央に対応する位置に運転席10が設けられている。原動機カバー9は、エンジン7を上から覆う閉位置とエンジン7を外部に露出する開位置との間で上下方向に回動可能に旋回フレーム5(カウンタウエイト5C)に取付けられている。回動規制機構31は、原動機カバー9が開位置のときに、原動機カバー9が閉位置に向けて回動するのを規制する。旋回フレーム5(カウンタウエイト5C)には、原動機カバー9の回動中心側でかつ、幅方向の中央に対応する位置に、ゴムストッパ23を有するストッパ機構29が設けられている。ゴムストッパ23は、原動機カバー9側の部材(カバー側ブラケット24の当接片24E)と当接することにより、原動機カバー9が所定の開き角度以上に回動することを規制する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
作業装置が取付けられた車体構成部材と、
前記車体構成部材に取付けられた原動機と、
前記原動機を上から覆う閉位置と前記原動機を外部に露出する開位置との間で上下方向に回動可能に前記車体構成部材に取付けられ、上部かつ幅方向の中央に対応する位置に運転席が設けられた原動機カバーと、
前記原動機カバーが前記開位置のときに前記原動機カバーが前記閉位置に向けて回動するのを規制する回動規制機構と、を備えた建設機械において、
前記車体構成部材または前記原動機カバーの一方には、前記原動機カバーの回動中心側でかつ、幅方向の中央に対応する位置に、前記車体構成部材または前記原動機カバーの他方と当接することにより前記原動機カバーが所定の開き角度以上に回動することを規制するストッパ機構が設けられている、ことを特徴とする建設機械。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記回動規制機構は、
所定の方向に延びるガイド穴を有し、前記車体構成部材側に設けられるガイドレールと、
一端が前記ガイドレールの前記ガイド穴に移動可能に取付けられると共に、他端が前記原動機カバーに回動可能に取付けられるロッド部材と、を備え、
前記ストッパ機構により前記原動機カバーの回動が規制されているときに、前記ロッド部材の一端は、前記ガイド穴の前記所定の方向の端縁と隙間を介して離間する、ことを特徴とする請求項1に記載の建設機械。
【請求項3】
前記ストッパ機構は、前記原動機カバーが前記所定の開き角度よりも小さい開き角度から前記他方と当接しつつ、前記原動機カバーが前記所定の開き角度まで回動することを許容するゴムストッパを有している、
ことを特徴とする請求項1に記載の建設機械。
【請求項4】
前記所定の開き角度は、前記原動機カバーおよび前記運転席を含む前記原動機カバーと共に回動する部材の全体の重心が前記原動機カバーの回動中心を超える角度に設定されている、ことを特徴とする請求項1に記載の建設機械。
【請求項5】
前記ガイドレールの前記ガイド穴には、前記ロッド部材の前記一端と当接することにより前記原動機カバーが前記閉位置に向けて回動するのを規制する当接部が設けられている、ことを特徴とする請求項2に記載の建設機械。
【請求項6】
前記当接部は、前記原動機カバーおよび前記運転席を含む前記原動機カバーと共に回動する部材の全体の重心が前記原動機カバーの回動中心を超えるときの前記ロッド部材の前記一端の位置に対応している、ことを特徴とする請求項5に記載の建設機械。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、油圧ショベル等の建設機械に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、建設機械の代表例としての油圧ショベルは、自走可能な下部走行体と、下部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、を備えている。下部走行体と上部旋回体は、油圧ショベルの車体を構成している。上部旋回体の前部には、作業装置が俯仰の動作を可能に設けられている。上部旋回体には、エンジン等の原動機を含む各種の機器が搭載されている。原動機は、原動機カバーにより開閉可能に覆われている。
【0003】
日常点検、内部のメンテナンス等で原動機カバーを開けるときは、風などの影響で原動機カバーが意図せず開閉しないように、原動機カバーを所定の開状態で保持する必要がある。例えば、特許文献1の作業機械は、原動機カバーと建屋カバーとの間にスライドバー(ステー)とスライドレール(ステーガイド)とが設けられている。
【0004】
原動機カバーの操作時は、スライドバーがスライドレールに沿って摺動変位する。スライドレールは、原動機カバーが全開となる位置までスライドバーの先端をガイドする直線状ガイド部と、原動機カバーの自重によりスライドバーの先端を保持状態に掛止めするV字状ガイドと、を備えている。原動機カバーの開操作時は、スライドバーの先端が直線状ガイド部に沿って動き、V字状ガイドの終端に係合する。これにより、大きな開き角度で、原動機カバーを開状態に保持することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2007-069673号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、例えば、原動機カバーの上部に運転席のような部品が搭載される構成の場合、重量物である原動機カバーおよび原動機カバーに搭載される部品の重量の大部分が、スライドバーの先端とスライドレールのV字状ガイドとの係合部に加わる。これにより、スライドバーおよびスライドレールが変形したり、損傷したりしないように、より強固な構成とする必要があり、スライドバーおよびスライドレールの大型化を招く可能性がある。
【0007】
本発明の目的は、原動機カバーが回動するのを規制する回動規制機構の大型化を抑制できる建設機械を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、作業装置が取付けられた車体構成部材と、前記車体構成部材に取付けられた原動機と、前記原動機を上から覆う閉位置と前記原動機を外部に露出する開位置との間で上下方向に回動可能に前記車体構成部材に取付けられ、上部かつ幅方向の中央に対応する位置に運転席が設けられた原動機カバーと、前記原動機カバーが前記開位置のときに前記原動機カバーが前記閉位置に向けて回動するのを規制する回動規制機構と、を備えた建設機械において、前記車体構成部材または前記原動機カバーの一方には、前記原動機カバーの回動中心側でかつ、幅方向の中央に対応する位置に、前記車体構成部材または前記原動機カバーの他方と当接することにより前記原動機カバーが所定の開き角度以上に回動することを規制するストッパ機構が設けられている。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、原動機カバーが回動するのを規制する回動規制機構の大型化を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態による油圧ショベルを示す斜視図である。
カウンタウエイト一体型旋回フレーム、エンジン、作動油タンク、バッテリ、バッテリブラケット等を示す斜視図である。
運転席、原動機カバー、バッテリブラケット、回動規制機構、連結装置等を示す断面図である。
原動機カバーを下側からみた斜視図である。
回動規制機構を示す斜視図である。
連結装置を構成する車体側ブラケットおよびゴムストッパを示す斜視図である。
原動機カバーおよびこれに付随する部材の全体の重心Gが原動機カバーの回動中心Oを通る垂線(仮想線A-A)を超える位置まで原動機カバーが開いた状態を示す図3と同方向からみた断面図である。
図7中の回動規制機構、連結装置等を拡大して示す断面図である。
原動機カバーが最大開位置まで開いた状態を示す図3と同方向からみた断面図である。
図9中の回動規制機構、連結装置等を拡大して示す断面図である。
カウンタウエイト一体型旋回フレーム、エンジン、連結装置(車体側ブラケット、ゴムストッパ)等を示す斜視図である。
図11中の連結装置(車体側ブラケット、ゴムストッパ)等を拡大して示す断面図である。
原動機カバーが閉位置のときの連結装置等を示す斜視図である。
原動機カバーが開位置のときの連結装置等を示す斜視図である。
原動機カバーが閉位置のときの連結装置等を示す断面図である。
原動機カバーが開位置のときの連結装置等を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
耐震原子炉設備
11日前
FKS株式会社
擁壁
16日前
株式会社forch
土採取装置
17日前
鹿島建設株式会社
基礎構造
10日前
株式会社クボタ
作業車
2日前
株式会社竹中工務店
建築方法
8日前
株式会社富田製作所
継手部構造
10日前
住友建機株式会社
作業機械
3日前
住友建機株式会社
ショベル
2日前
住友建機株式会社
ショベル
2日前
住友建機株式会社
作業機械
1日前
住友建機株式会社
ショベル
2日前
住友建機株式会社
ショベル
9日前
住友建機株式会社
ショベル
15日前
住友建機株式会社
ショベル
15日前
住友建機株式会社
ショベル
1日前
住友建機株式会社
ショベル
15日前
日立建機株式会社
建設機械
10日前
株式会社クボタ
作業機
10日前
株式会社クボタ
作業車両
8日前
日本車輌製造株式会社
建設機械
1日前
住友重機械工業株式会社
ショベル
4日前
エバタ株式会社
下水道施設の再構築方法
15日前
大仲建設株式会社
スコップ
8日前
住友重機械工業株式会社
ショベル
2日前
住友重機械工業株式会社
ショベル
16日前
大成建設株式会社
杭基礎構造
16日前
戸田建設株式会社
杭頭空間形成装置
4日前
ヤンマーホールディングス株式会社
作業機械
9日前
株式会社小松製作所
作業機械
2日前
住友重機械工業株式会社
作業機械の制御装置
8日前
株式会社マキタ
打撃工具
2日前
大和ハウス工業株式会社
補強用鉄筋籠および作製方法
15日前
日立建機株式会社
作業機械
8日前
日立建機株式会社
作業機械
15日前
日立建機株式会社
作業車両
15日前
続きを見る
他の特許を見る