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公開番号2025038716
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-19
出願番号2023145493
出願日2023-09-07
発明の名称シュミットトリガ回路
出願人日清紡マイクロデバイス株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類H03K 3/027 20060101AFI20250312BHJP(基本電子回路)
要約【課題】ノイズによる誤動作耐性を改善したシュミットトリガ回路を提供する
【解決手段】入力制御部2が、入力信号VINと閾値電圧VthHとを比較し、比較結果を出力する。入力制御部3が、入力信号VINと閾値電圧VthL(<VthH)とを比較し、比較結果を出力する。RSフリップフロップ40が、入力制御部2の比較結果に基づいてセットされ、入力制御部3の比較結果に基づいてリセットされる。遅延回路41、NORゲート42が、RSフリップフロップ40がセット状態からリセット状態へ変化してから一定期間Td経過するまで、入力制御部2の比較結果のRSフリップフロップ40への入力を遮断する。遅延回路43、NORゲート44が、RSフリップフロップ40がリセット状態からセット状態へ変化してから一定期間Td経過するまで、入力制御部3の比較結果のRSフリップフロップ40への入力を遮断する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
入力信号と第1の閾値電圧とを比較し、比較結果を出力する第1の入力制御部と、
前記入力信号と前記第1の閾値電圧とは異なる第2の閾値電圧とを比較し、比較結果を出力する第2の入力制御部と、
前記第1の入力制御部の前記比較結果に基づいてセットされ、前記第2の入力制御部の前記比較結果に基づいてリセットされるラッチ回路を有する波形整形部とを備えた
シュミットトリガ回路であって、
前記波形整形部は、
前記ラッチ回路がセット状態からリセット状態へ変化してから一定期間経過するまで、前記第1の入力制御部の前記比較結果の前記ラッチ回路への入力を遮断する第1の遮断部と、
前記ラッチ回路が前記リセット状態から前記セット状態へ変化してから前記一定期間経過するまで、前記第2の入力制御部の前記比較結果の前記ラッチ回路への入力を遮断する第2の遮断部とを有する、
シュミットトリガ回路。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
請求項1に記載のシュミットトリガ回路において、
前記第1の遮断部は、
前記ラッチ回路が前記セット状態から前記リセット状態に変化した際の前記ラッチ回路の出力信号の変化を前記一定期間遅延させた第1の遅延信号を出力する第1の遅延回路と、
前記第1の遅延回路の出力及び前記第1の入力制御部の前記比較結果が入力され、出力が前記ラッチ回路のセット入力に接続された第1の論理ゲートとを有し、
前記第2の遮断部は、
前記ラッチ回路が前記リセット状態から前記セット状態に変化した際の前記ラッチ回路の出力信号の変化を前記一定期間遅延させた第2の遅延信号を出力する第2の遅延回路と、
前記第2の遅延回路の出力及び前記第2の入力制御部の前記比較結果が入力され、出力が前記ラッチ回路のリセット入力に接続された第2の論理ゲートとを有する、
シュミットトリガ回路。
【請求項3】
請求項1に記載のシュミットトリガ回路において、
前記第2の閾値電圧よりも低い第1の電源電圧が供給される第1の電源端子と前記第1の入力制御部及び前記第2の入力制御部の入力端子との間に設けられる第1のスイッチ素子と、
前記第1の閾値電圧よりも高い第2の電源電圧が供給される第2の電源端子と前記第1の入力制御部及び前記第2の入力制御部の入力端子との間に設けられる第2のスイッチ素子とを備え、
前記ラッチ回路が前記リセット状態から前記セット状態に変化してから前記一定期間経過するまで、前記第2のスイッチ素子をオンし、前記ラッチ回路が前記セット状態から前記リセット状態に変化してから前記一定期間経過するまで、前記第1のスイッチ素子をオンする、
シュミットトリガ回路。
【請求項4】
請求項2に記載のシュミットトリガ回路において、
前記第2の閾値電圧よりも低い第1の電源電圧が供給される第1の電源端子と前記第1の入力制御部及び前記第2の入力制御部の入力端子との間に設けられ、互いに直列接続された第1のトランジスタ及び第2のトランジスタと、
前記第1の閾値電圧よりも高い第2の電源電圧が供給される第2の電源端子と前記第1の入力制御部及び前記第2の入力制御部の入力端子との間に設けられ、互いに直列接続された第3のトランジスタ及び第4のトランジスタとを備え、
前記第1のトランジスタのゲート又はベースが、前記ラッチ回路の出力に接続され、
前記第2のトランジスタのゲート又はベースが、前記第1の遅延回路の出力に接続され、
前記第3のトランジスタのゲート又はベースが、前記ラッチ回路の出力に接続され、
前記第4のトランジスタのゲート又はベースが、前記第2の遅延回路の出力に接続された、
シュミットトリガ回路。
【請求項5】
請求項3に記載のシュミットトリガ回路において、
前記第1のスイッチ素子及び前記第2のスイッチ素子は、少なくとも1つが電界効果トランジスタから構成された、
シュミットトリガ回路。
【請求項6】
請求項3に記載のシュミットトリガ回路において、
前記第1のスイッチ素子及び前記第2のスイッチ素子は、少なくとも1つがバイポーラトランジスタから構成された、
シュミットトリガ回路。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シュミットトリガ回路に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
地球温暖化の原因は、CO

のような温暖効果ガスの濃度上昇により、大気の温室効果が強まったことによると考えられており、通信情報化社会の急速な進展に伴い、電子機器の低消費電力化も大きな課題になってきている。電子機器には多くの半導体集積回路が使用されており、本発明は、半導体集積回路に幅広く使われるシュミットトリガ回路への入力信号を生成する差動増幅回路などのアナログ回路部の消費電力を低減し、地球温暖化の抑制に貢献しようとするものである。
【0003】
従来、半導体集積回路に用いられるシュミットトリガ回路として、図5に示すような回路が知られている(例えば特許文献1、2など参照)。図5に示されているシュミットトリガ回路100は、入力制御部102,103と、RSフリップフロップ40と、出力バッファ部106とを主たる構成要素として構成されている。シュミットトリガ回路100は、入力信号に重畳したノイズによる誤動作防止などのために用いられる。
【0004】
入力制御部102は、インバータ21と、インバータ21の出力を論理反転するインバータ22と、抵抗器R21とにより構成され、入力制御部103は、インバータ31と、抵抗器R31とにより構成されている。
【0005】
インバータ21,31は、各々の入力が入力端子T1に接続され、互いに異なる閾値電圧に設定されている。インバータ21とインバータ31の閾値電圧の差がシュミットトリガ回路100のヒステリシス幅となる。インバータ22は、入力がインバータ21の出力に接続されている。
【0006】
抵抗器R21は、インバータ21の負電源入力と負電源電圧VSSとの間に接続されている。抵抗器R21が接続されていない場合のインバータ21の閾値電圧は、正電源電圧VDDと負電源電圧VSSの電位差のほぼ中点である。これに対して、抵抗器R21を設けることにより、負電源電圧VSSから抵抗器R21での電圧降下を加えた電圧がインバータ21の負電源として供給され、閾値電圧VthHが高く設定される。
【0007】
抵抗器R31は、インバータ31の正電源入力と正電源電圧VDDとの間に接続されている。抵抗器R31が接続されていない場合のインバータ31の閾値電圧は、正電源電圧VDDと負電源電圧VSSの電位差のほぼ中点である。これに対して、抵抗器R31を設けることにより、正電源電圧VDDに抵抗器R31での電圧降下を差し引いた電圧がインバータ31の正電源として供給され、閾値電圧VthLが低く設定される。
【0008】
RSフリップフロップ40は、セット入力Sがインバータ22の出力に接続され、リセット入力Rがインバータ31の出力に接続され、反転出力QBから出力バッファ部106を介して出力信号VOUTを取り出すように構成されている。また、図5では記載されていないが出力バッファ部106の後段には、様々な論理ゲート回路などが接続される。
【0009】
次に、図5に示す従来のシュミットトリガ回路100の動作について、図6に示すタイムチャートを参照しながら以下に説明する。図6は、一番上のタイムチャートに示す信号源からの出力波形が入力端子T1に入力された場合のシュミットトリガ回路100の各ノードの変化の様子を示している。
【0010】
最初に、入力信号VINの電位が閾値電圧VthLよりも低い(VIN<VthL)状態では、インバータ21,31の出力は共にHigh状態(ほぼ正電源電圧VDDとなる状態)、インバータ22の出力がLow状態(ほぼ負電源電圧VSSとなっている状態)であり、RSフリップフロップ40はリセット状態にあって、出力QはLow状態、反転出力QBはHigh状態となっている。
(【0011】以降は省略されています)

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