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公開番号
2025036963
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-17
出願番号
2023143651
出願日
2023-09-05
発明の名称
制御装置及び制御方法
出願人
いすゞ自動車株式会社
代理人
弁理士法人創光国際特許事務所
主分類
B60W
20/10 20160101AFI20250310BHJP(車両一般)
要約
【課題】ノッキングを抑制しつつ、エンジントルクの低下を軽減する。
【解決手段】ガスエンジンと、ガスエンジンが発生するエンジントルクを補助する電動トルクを発生するモータによる車両の走行を制御する制御装置8であって、車両に収容された液化天然ガスのメタン価を特定する特定部822と、特定部822が特定したメタン価に基づいて、ガスエンジンの点火タイミングを基準タイミングから遅延させるタイミング制御部823と、タイミング制御部823が点火タイミングを遅延させる遅延量に基づいて、モータにより発生させる電動トルクを決定する決定部825と、決定部825が決定した電動トルクをモータに出力させる駆動制御部826と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ガスエンジンと、前記ガスエンジンが発生するエンジントルクを補助する電動トルクを発生するモータによる車両の走行を制御する制御装置であって、
前記車両に収容された液化天然ガスのメタン価を特定する特定部と、
前記特定部が特定したメタン価に基づいて、前記ガスエンジンの点火タイミングを基準タイミングから遅延させるタイミング制御部と、
前記タイミング制御部が前記点火タイミングを遅延させる遅延量に基づいて、前記モータにより発生させる前記電動トルクを決定する決定部と、
前記決定部が決定した前記電動トルクを前記モータに出力させる駆動制御部と、
を備える制御装置。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
運転者によるアクセル操作を検出するアクセル開度センサの検出結果を取得する取得部をさらに備え、
前記特定部は、前記アクセル開度センサの検出結果に基づいて、前記ガスエンジンが発生させるトルクの目標値を特定し、
前記決定部は、前記タイミング制御部が前記点火タイミングを遅延させた遅延量と、前記特定部が特定した前記トルクの目標値とに基づいて、前記電動トルクを決定する、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
点火タイミングを遅延させる遅延量と、エンジントルクの減少量とを関連付けて記憶する記憶部をさらに備え、
前記決定部は、前記タイミング制御部が前記点火タイミングを前記基準タイミングから遅延させる遅延量に関連付けて前記記憶部に記憶されている前記エンジントルクの減少量と同じ量の前記電動トルクを決定する、
請求項1又は2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記タイミング制御部が前記点火タイミングを前記基準タイミングから遅延させた場合に前記エンジントルクが減少する減少量を算出する算出部をさらに備え、
前記決定部は、前記算出部が算出した前記減少量に基づいて、前記電動トルクを決定する、
請求項1又は2に記載の制御装置。
【請求項5】
ガスエンジンと、前記ガスエンジンが発生するエンジントルクを補助する電動トルクを発生するモータによる車両の走行を制御する制御方法であって、
前記車両に収容された液化天然ガスのメタン価を特定するステップと、
特定したメタン価に基づいて、前記ガスエンジンの点火タイミングを基準タイミングから遅延させるステップと、
前記点火タイミングを遅延させる遅延量に基づいて、前記モータにより発生させる前記電動トルクを決定するステップと、
決定した前記電動トルクを前記モータに出力させるステップと、
を備える制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両が走行するためのトルクの発生を制御する制御装置及び制御方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
LNG(Liquefied Natural Gas:液化天然ガス)を燃料として走行する車両が知られている。LNGの主成分であるメタンが気化することによりLNGが重質化した場合、ガスエンジンのノッキングが発生しやすくなる。特許文献1では、ノッキングを抑制するために点火タイミングを遅めに設定することが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-148052号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された発明では、点火タイミングを遅めに設定することにより、ノッキングを抑制することが可能である。しかしながら、特許文献1に記載された発明では、点火タイミングを遅めに設定した場合に、エンジントルクが低下するという問題があった。
【0005】
本発明はこの点に鑑みてなされたものであり、ノッキングを抑制しつつ、エンジントルクの低下を軽減することができる車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様の制御装置は、ガスエンジンと、前記ガスエンジンが発生するエンジントルクを補助する電動トルクを発生するモータによる車両の走行を制御する制御装置であって、前記車両に収容された液化天然ガスのメタン価を特定する特定部と、前記特定部が特定したメタン価に基づいて、前記ガスエンジンの点火タイミングを基準タイミングから遅延させるタイミング制御部と、前記タイミング制御部が前記点火タイミングを遅延させる遅延量に基づいて、前記モータにより発生させる前記電動トルクを決定する決定部と、前記決定部が決定した前記電動トルクを前記モータに出力させる駆動制御部と、を備える。
【0007】
前記制御装置は、運転者によるアクセル操作を検出するアクセル開度センサの検出結果を取得する取得部をさらに備え、前記特定部は、前記アクセル開度センサの検出結果に基づいて、前記ガスエンジンが発生させるトルクの目標値を特定し、前記決定部は、前記タイミング制御部が前記点火タイミングを遅延させた遅延量と、前記特定部が特定した前記トルクの目標値とに基づいて、前記電動トルクを決定してもよい。
【0008】
前記制御装置は、点火タイミングを遅延させる遅延量と、エンジントルクの減少量とを関連付けて記憶する記憶部をさらに備え、前記決定部は、前記タイミング制御部が前記点火タイミングを前記基準タイミングから遅延させる遅延量に関連付けて前記記憶部に記憶されている前記エンジントルクの減少量と同じ量の前記電動トルクを決定してもよい。
【0009】
前記制御装置は、前記タイミング制御部が前記点火タイミングを前記基準タイミングから遅延させた場合に前記エンジントルクが減少する減少量を算出する算出部をさらに備え、前記決定部は、前記算出部が算出した前記減少量に基づいて、前記電動トルクを決定してもよい。
【0010】
本発明の第2の態様の制御方法は、ガスエンジンと、前記ガスエンジンが発生するエンジントルクを補助する電動トルクを発生するモータによる車両の走行を制御する制御方法であって、前記車両に収容された液化天然ガスのメタン価を特定するステップと、特定したメタン価に基づいて、前記ガスエンジンの点火タイミングを基準タイミングから遅延させるステップと、前記点火タイミングを遅延させる遅延量に基づいて、前記モータにより発生させる前記電動トルクを決定するステップと、決定した前記電動トルクを前記モータに出力させるステップと、を備える。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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