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公開番号
2025033717
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023139639
出願日
2023-08-30
発明の名称
電気光学装置および電子機器
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類
G09G
3/36 20060101AFI20250306BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】低消費電力を図るとともに、表示品位の低下を抑える。
【解決手段】第1プリチャージに用いる電位Vpr1を供給するデータ線の系列を水平走査期間(H)毎に異ならせるとともに、ある画素について第2プリチャージを代替するプリチャージ電位を、当該画素に近接する画素に対応する液晶素子120への階調レベルに応じたデータ信号の電位とする。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の走査線と、
所定数ずつブロック化された複数のデータ線と、
前記複数の走査線および前記複数のデータ線の各交差に対応して設けられ、対応する一の走査線が選択されたときに、対応する一のデータ線の電位を保持する複数の画素と、
前記複数の走査線のうち、2本の走査線を水平走査期間において選択する走査線駆動回路と、
一のブロックにおける前記所定数のデータ線を前記水平走査期間において時分割で1つずつ選択するデマルチプレクサと、
前記デマルチプレクサにより選択されたデータ線に、プリチャージ電位、または、階調レベルに応じた電位、を供給するデータ信号供給回路と、
を含み、
前記走査線駆動回路は、
第1水平走査期間において、前記複数の走査線のうち、第1走査線および第2走査線を選択し、
前記第1水平走査期間の後の第2水平走査期間において、前記第2走査線を選択し、
前記デマルチプレクサは、
前記第1水平走査期間において、前記一のブロックにおける前記所定数のデータ線を所定の順番で選択し、
前記第2水平走査期間において、前記所定数のデータ線を前記所定の順番とは異なる順番で選択し、
前記データ信号供給回路は、
前記第1水平走査期間において、
前記所定数のデータ線のうち、第1特定データ線が選択されたときに、当該第1特定データ線に、
前記プリチャージ電位を供給し、この後、前記第1走査線および前記第1特定データ線との交差に対応する画素の階調レベルに応じた電位を供給し、
前記所定数のデータ線のうち、前記第1特定データ線以外の他のデータ線が選択されたときに、前記第1走査線および当該他のデータ線との交差に対応する画素の階調レベルに応じた電位を供給し、
前記第2水平走査期間において、
前記所定数のデータ線のうち、前記第1特定データ線以外の第2特定データ線が選択されたときに当該第2特定データ線に、前記プリチャージ電位を供給し、この後、前記第2走査線および前記第2特定データ線との交差に対応する画素の階調レベルに応じた電位を供給し、
前記所定数のデータ線のうち、前記第2特定データ線以外の他のデータ線が選択されたときに、前記第2走査線および当該他のデータ線との交差に対応する画素の階調レベルに応じた電位を供給する
電気光学装置。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
前記第1水平走査期間において、
前記第1特定データ線に、
前記第1走査線および前記第1特定データ線との交差に対応する画素の階調レベルに応じた電位を供給する第1期間は、
前記第1特定データ線以外の他のデータ線に、
前記第1走査線および当該他のデータ線に対応する画素の階調レベルに応じた電位を供給する第2期間よりも
長い
請求項1に記載の電気光学装置。
【請求項3】
前記デマルチプレクサは、
前記第1水平走査期間において、前記一のブロックにおける所定数のデータ線のうち、前記第1特定データ線を最初に選択する
請求項1に記載の電気光学装置。
【請求項4】
前記第1特定データ線および前記第2特定データ線は、1または2以上である
請求項1に記載の電気光学装置。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれかに記載の電気光学装置を有する電子機器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気光学装置および電子機器に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)
【背景技術】
【0002】
表示素子として液晶素子などを用いた電気光学装置では、階調レベルに応じた電位のデータ信号が、データ線を介して表示素子に供給される構成が一般的である。電気光学装置では、データ線に容量が寄生し、また、表示素子が容量性を有するので、表示素子に、データ線を介して、階調レベルに応じた電位のデータ信号が供給されるときに、以前に供給されたデータ信号が残存している。データ線に残存しているデータ信号の影響を少なくするため、階調レベルに応じた電位のデータ信号がデータ線に供給される前に、データ線等に所定の電位を供給する技術、すなわちプリチャージが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
この技術は、すべてのデータ線にプリチャージ電位を供給した後に、複数本のデータ線を順次選択し、選択したデータ線に、階調レベルに応じた電位のデータ信号を供給する、という技術である。また、この特許文献1には、プリチャージを実行するライン(行)とプリチャージを実行しないラインとを、フレーム(垂直走査期間)毎にシフトすることも記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-152609号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1に記載された技術では、すべてのデータ線へのプリチャージによる電位の変化が、ノイズの発生源になる、という課題がある。また、上記特許文献1に記載された技術では、プリチャージされるラインが、フレームという比較的長い周期でシフトするので、プリチャージを実行するラインと、プリチャージを実行しないラインとにおける輝度差の移動が視認されやすい、という課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示の一態様に係る電気光学装置は、複数の走査線と、所定数ずつブロック化された複数のデータ線と、前記複数の走査線および前記複数のデータ線の各交差に対応して設けられ、対応する一の走査線が選択されたときに、対応する一のデータ線の電位を保持する複数の画素と、前記複数の走査線のうち、2本の走査線を水平走査期間において選択する走査線駆動回路と、一のブロックにおける所定数のデータ線を前記水平走査期間において時分割で1つずつ選択するマルチプレクサと、前記マルチプレクサにより選択されたデータ線に、プリチャージ電位、または、階調レベルに応じた電位、を供給するデータ信号供給回路と、を含み、前記走査線駆動回路は、第1水平走査期間において、前記複数の走査線のうち、第1走査線および第2走査線とを選択し、前記第1水平走査期間の後の第2水平走査期間において、前記第2走査線を選択し、前記デマルチプレクサは、前記第1水平走査期間において、前記一のブロックにおける所定数のデータ線を所定の順番で選択し、前記第2水平走査期間において、前記所定数のデータ線を前記所定の順番とは異なる順番で選択し、前記データ信号供給回路は、前記第1水平走査期間において、前記所定数のデータ線のうち、第1特定データ線が選択されたときに、当該第1特定データ線に、前記プリチャージ電位を供給し、この後、前記第1走査線および前記第1特定データ線との交差に対応する画素の階調レベルに応じた電位を供給し、前記所定数のデータ線のうち、前記第1特定データ線以外の他のデータ線が選択されたときに、前記第1走査線および当該他のデータ線との交差に対応する画素の階調レベルに応じた電位を供給し、前記第2水平走査期間において、前記所定数のデータ線のうち、前記第1特定データ線以外の第2特定データ線が選択されたときに当該第2特定データ線に、前記プリチャージ電位を供給し、この後、前記第2走査線および前記第2特定データ線との交差に対応する画素の階調レベルに応じた電位を供給し、前記所定数のデータ線のうち、前記第2特定データ線以外の他のデータ線が選択されたときに、前記第2走査線および当該他データ線との交差に対応する画素の階調レベルに応じた電位を供給する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係る電気光学装置を示す斜視図である。
電気光学装置の電気的な構成を示すブロック図である。
電気光学装置における画素回路の構成を示す図である。
電気光学装置に設けられる要素の配置を示す図である。
電気光学装置におけるプリチャージ等の電位を示す図である。
電気光学装置の動作を説明するための図である。
電気光学装置におけるプリチャージ等の動作を説明するための図である。
電気光学装置におけるプリチャージ等の動作を説明するための図である。
電気光学装置におけるプリチャージ等の動作を説明するための図である。
電気光学装置におけるプリチャージ等の動作を説明するための図である。
電気光学装置におけるプリチャージ等の動作を説明するための図である。
電気光学装置におけるプリチャージ等の動作を説明するための図である。
変形例に係る電気光学装置におけるプリチャージ等の動作を説明するための図である。
電気光学装置を用いた電子機器の一例である投射型表示装置を示す図である。
比較例に係る電気光学装置の動作を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、実施形態に電気光学装置について図面を参照して説明する。なお、各図において、各部の寸法および縮尺は、実際のものと適宜に異ならせてある。また、以下に述べる実施の形態は、好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本開示の範囲は、以下の説明において特に本開示を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
【0009】
図1は、実施形態に係る電気光学装置100を含む表示モジュール1の構成を示す斜視図である。
電気光学装置100は、例えば、投射型表示装置、いわゆるプロジェクターのライトバルブとして用いられる透過型の液晶パネルである。電気光学装置100は、表示領域10で開口する枠状のケース72に収納される。電気光学装置100には、FPC基板74の一端が接続されている。なお、FPCは、Flexible Printed Circuitsの略語である。FPC基板74の他端には、複数の端子76が設けられて、図示省略された上位回路に接続される。
【0010】
FPC基板74には、半導体チップの表示制御回路30が実装されるとともに、当該上位回路から複数の端子76を介して映像データが同期信号に同期して供給される。映像データとは、表示すべき画像における画素の階調レベルを例えば8ビットで規定する。
(【0011】以降は省略されています)
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