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公開番号2025030440
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023135731
出願日2023-08-23
発明の名称磁気テープカートリッジ、磁気テープドライブシステム、及び磁気テープカートリッジ製造方法
出願人富士フイルム株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類G11B 23/40 20060101AFI20250228BHJP(情報記憶)
要約【課題】磁気テープカートリッジの改ざんを抑制可能な磁気テープカートリッジ、磁気テープドライブシステム、及び磁気テープカートリッジ製造方法を提供する。
【解決手段】ケースの表面に設けられ、かつ識別子が表示されたラベルを備え、ラベルとケースとに亘って形成された目印であって、ケースに対するラベルの貼り付け状態を視認するためのマーキングが施されている磁気テープカートリッジ。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
ケースの表面に設けられ、かつ識別子が表示されたラベルを備え、
前記ラベルと前記ケースとに亘って形成された目印であって、前記ケースに対する前記ラベルの貼り付け状態を視認するためのマーキングが施されている
磁気テープカートリッジ。
続きを表示（約 850 文字）【請求項２】
前記マーキングは、レーザマーキングにより施されている
請求項１に記載の磁気テープカートリッジ。
【請求項３】
前記識別子は、一次元画像及び／又は二次元マトリクス画像と、文字列とを含み、
前記ラベルにおいて前記文字列の表示された領域と前記ケースとに亘って前記マーキングが施されている
請求項１に記載の磁気テープカートリッジ。
【請求項４】
前記ラベルは、矩形状を有し、
前記マーキングは、前記ラベルにおいて隣接する２辺の各々と交差する線状とされている
請求項１に記載の磁気テープカートリッジ。
【請求項５】
前記ラベルは、矩形状を有し、
前記マーキングは、前記ラベルの四隅のうちの少なくとも何れか一つを囲んだ線状に形成されている
請求項１に記載の磁気テープカートリッジ。
【請求項６】
前記マーキングは、Ｌ字状に形成されている
請求項５に記載の磁気テープカートリッジ。
【請求項７】
前記識別子に含まれる文字列を第１文字列とした場合に、
前記ケースの前記表面において、前記ラベルが貼り付けられた領域以外に前記第１文字列に対応した文字列である第２文字列が表示されている
請求項１に記載の磁気テープカートリッジ。
【請求項８】
前記第２文字列は、前記ケースにおける前記ラベルが貼り付けられた面に表示されている
請求項７に記載の磁気テープカートリッジ。
【請求項９】
前記ラベルは、前記ラベルが剥がされた場合に痕跡が残るセキュリティラベルである
請求項１に記載の磁気テープカートリッジ。
【請求項１０】
前記ラベルは、前記識別子を示す情報が格納された非接触式通信媒体を備える
請求項１に記載の磁気テープカートリッジ。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示の技術は、磁気テープカートリッジ、磁気テープドライブシステム、及び磁気テープカートリッジ製造方法に関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、記録テープカートリッジに内蔵され、かつ記録された情報を非接触で読み取り可能な第１記録媒体に記録された情報を読み取る読取部と、読取部により読み取られた情報を、記録された情報を外部から視認可能な第２記録媒体に記録する記録部と、を備えた記録システムが記載されている。
【０００３】
特許文献２には、記録媒体が収容されたカセット型記録媒体に貼着するカセットラベルであって、記憶部と信号処理部を有する集積回路と、集積回路に対して少なくとも信号の転送を行うアンテナ手段と、貼着対象のカセット型記録媒体のいずれのカセットラベル貼着部にも貼着可能な形状で、集積回路とアンテナ手段を収容し、任意の文字・図形等が記載可能な表面を有し、当該カセットラベルの長手方向において、収容されているアンテナ手段と所定の距離の位置に、該所定の距離であることを明示するマークが付されているラベル基体と、当該ラベル基体の表面とは反対側の面に設けられ、当該カセットラベルをカセット型記録媒体に貼着するための接着部材とを有するカセットラベルが記載されている。
【０００４】
特許文献３には、上ケースと下ケースとが互いの周壁を当接させて接合され、記録メディアを収容するケースを備えた記録メディアカートリッジにおいて、ケースの周壁に、上ケースと下ケースとに跨る凹部を形成するとともに、該凹部内に、上ケースと下ケースとに跨って再接着不可能なシール部材を貼付したことを特徴とする記録メディアカートリッジが記載されている。
【０００５】
特許文献４には、記憶部と信号処理部を有する集積回路と、集積回路に対して少なくとも信号の転送を行うアンテナ手段と、集積回路とアンテナ手段を収容し、ビデオカセットテープの背面に装着されるラベル基体とを有するカセットラベルが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００６】
特開２０１８－１２９１０３号公報
特開平１０－２６９７４４号公報
特開２００５－１３５４８７号公報
特開平１０－１４４０４８号公報
【発明の概要】
【０００７】
本開示の技術に係る一つの実施形態は、磁気テープカートリッジの改ざんを抑制可能な磁気テープカートリッジ、磁気テープドライブシステム、及び磁気テープカートリッジ製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
本開示の技術に係る第１の態様は、ケースの表面に設けられ、かつ識別子が表示されたラベルを備え、ラベルとケースとに亘って形成された目印であって、ケースに対するラベルの貼り付け状態を視認するためのマーキングが施されている磁気テープカートリッジである。
【０００９】
本開示の技術に係る第２の態様は、マーキングは、レーザマーキングにより施されている第１の態様に係る磁気テープカートリッジである。
【００１０】
本開示の技術に係る第３の態様は、識別子は、一次元画像及び／又は二次元マトリクス画像と、文字列とを含み、ラベルにおいて文字列の表示された領域とケースとに亘ってマーキングが施されている第１の態様に係る磁気テープカートリッジである。
（【００１１】以降は省略されています）

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