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公開番号2025027783
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-28
出願番号2023132916
出願日2023-08-17
発明の名称投写用光学系および投写型表示装置
出願人富士フイルム株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類G02B 13/00 20060101AFI20250220BHJP(光学)
要約【課題】小型に構成され、良好な光学性能を有する投写用光学系、およびこの投写用光学系を備えた投写型表示装置を提供する。
【解決手段】投写用光学系は、縮小側の画像を拡大側に投写し、パワーを有する反射面を含まず、拡大側から縮小側へ光路に沿って順に、第1光学系と、第2光学系とからなる。第1光学系と第2光学系との間に中間像が形成され、第1光学系は光路を折り曲げる光路偏向面を含む。縮小側の最大有効像円の半径をImax、第1光学系の最も拡大側のレンズ面から光路偏向面までの光軸上の距離をDdefとした場合、投写用光学系は、0.2<Imax/Ddef<0.7を満足する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
縮小側の画像を拡大側に投写する投写用光学系であって、
パワーを有する反射面を含まず、
拡大側から縮小側へ光路に沿って順に、第1光学系と、第2光学系とからなり、
前記第1光学系と前記第2光学系との間に中間像が形成され、
前記第1光学系は光路を折り曲げる光路偏向面を含み、
縮小側の最大有効像円の半径をImax、
前記第1光学系の最も拡大側のレンズ面から前記光路偏向面までの光軸上の距離をDdefとし、
前記投写用光学系が変倍光学系の場合はDdefを広角端における値とした場合、
0.2<Imax/Ddef<0.7 (1)
で表される条件式(1)を満足する投写用光学系。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
前記第1光学系は、拡大側から縮小側へ光路に沿って順に、負のパワーを有する前群と、前記光路偏向面を含む光路偏向部材と、正のパワーを有する後群とからなる請求項1に記載の投写用光学系。
【請求項3】
前記前群は1枚以上の正レンズを含む請求項2に記載の投写用光学系。
【請求項4】
前記第1光学系の最も拡大側の光学有効面の最外周は、前記光学有効面と光軸との交点より光軸方向において縮小側に位置する請求項2に記載の投写用光学系。
【請求項5】
前記前群が含む全ての負レンズのd線基準のアッベ数の平均値をνnave、
前記前群が含む全ての正レンズのd線基準のアッベ数の平均値をνpaveとした場合、
10<νnave-νpave<40 (2)
で表される条件式(2)を満足する請求項3に記載の投写用光学系。
【請求項6】
前記前群が含む全ての負レンズのd線に対する屈折率の平均値をNnave、
前記前群が含む全ての正レンズのd線に対する屈折率の平均値をNpaveとした場合、
0.15<Npave-Nnave<0.45 (3)
で表される条件式(3)を満足する請求項3に記載の投写用光学系。
【請求項7】
前記後群の少なくとも一部は合焦の際に移動する請求項2に記載の投写用光学系。
【請求項8】
前記第2光学系は、変倍の際に光軸に沿って移動する2つ以上の移動群を含む請求項1に記載の投写用光学系。
【請求項9】
前記第2光学系の前記移動群のうち、最も拡大側の前記移動群は正のパワーを有する請求項8に記載の投写用光学系。
【請求項10】
前記前群の最も縮小側の面から前記後群の最も拡大側の面までの光軸上の空気換算距離をDfrとし、
前記投写用光学系が変倍光学系の場合はDfrを広角端における値とした場合、
0.5<Imax/Dfr<0.9 (4)
で表される条件式(4)を満足する請求項2に記載の投写用光学系。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示の技術は、投写用光学系、および投写型表示装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
投写型表示装置に適用可能な光学系として下記の特許文献1に記載の光学系が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-029392号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
小型に構成され、良好な光学性能を有する投写用光学系が要望されている。これらの要求レベルは、年々、高まっている。
【0005】
本開示は、上記事情に鑑みてなされたものであり、小型に構成され、良好な光学性能を有する投写用光学系、およびこの投写用光学系を備えた投写型表示装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1の態様は、縮小側の画像を拡大側に投写する投写用光学系であって、パワーを有する反射面を含まず、拡大側から縮小側へ光路に沿って順に、第1光学系と、第2光学系とからなり、第1光学系と第2光学系との間に中間像が形成され、第1光学系は光路を折り曲げる光路偏向面を含み、
0.2<Imax/Ddef<0.7 (1)
で表される条件式(1)を満足する。本開示では、以下のように条件式の記号を定めている。縮小側の最大有効像円の半径をImaxとしている。第1光学系の最も拡大側のレンズ面から光路偏向面までの光軸上の距離をDdefとしている。なお、投写用光学系が変倍光学系の場合はDdefを広角端における値とする。
【0007】
本開示の第2の態様は、第1の態様の投写用光学系において、第1光学系が、拡大側から縮小側へ光路に沿って順に、負のパワーを有する前群と、光路偏向面を含む光路偏向部材と、正のパワーを有する後群とからなる。
【0008】
本開示の第3の態様は、第2の態様の投写用光学系において、前群が1枚以上の正レンズを含む。
【0009】
本開示の第4の態様は、第2の態様の投写用光学系において、第1光学系の最も拡大側の光学有効面の最外周が、光学有効面と光軸との交点より光軸方向において縮小側に位置する。
【0010】
本開示の第5の態様は、第3の態様の投写用光学系において、前群が含む全ての負レンズのd線基準のアッベ数の平均値をνnave、前群が含む全ての正レンズのd線基準のアッベ数の平均値をνpaveとした場合、
10<νnave-νpave<40 (2)
で表される条件式(2)を満足する。
(【0011】以降は省略されています)

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