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公開番号
2025024337
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-20
出願番号
2023128371
出願日
2023-08-07
発明の名称
信号送信装置
出願人
日本電信電話株式会社
,
パナソニックコネクト株式会社
代理人
弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類
H04B
17/19 20150101AFI20250213BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】回路規模の増大と装置コストを抑制すること。
【解決手段】入力信号における特定の周波数帯のレベル異常検出のために用いる監視用のパイロット信号として、複数の異なる周波数のパイロット信号を生成するパイロット信号生成部と、複数の異なる周波数のパイロット信号を分波する分波部と、分波部により分波された信号を用いて複数の異なる周波数のパイロット信号の少なくとも2つ以上のパイロット信号を検波する1以上の検波部と、分波部により分波された複数の異なる周波数のパイロット信号それぞれを所定の周期で1以上の検波部へ出力するように出力対象を切り替える切替部と、切替部の出力対象と、出力先とを所定の周期で接続するように切替部を制御する制御部と、を備える信号送信装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
入力信号における特定の周波数帯のレベル異常検出のために用いる監視用のパイロット信号として、複数の異なる周波数のパイロット信号を生成するパイロット信号生成部と、
前記複数の異なる周波数のパイロット信号を分波する分波部と、
前記分波部により分波された信号を用いて前記複数の異なる周波数のパイロット信号の少なくとも2つ以上のパイロット信号を検波する1以上の検波部と、
前記分波部により分波された複数の異なる周波数のパイロット信号それぞれを所定の周期で前記1以上の検波部へ出力するように出力対象を切り替える切替部と、
前記切替部の出力対象と、出力先とを前記所定の周期で接続するように前記切替部を制御する制御部と、
を備える信号送信装置。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記パイロット信号生成部が生成するパイロット信号の生成周期と同期をとることによって、前記切替部の出力対象と、出力先とを前記所定の周期で接続するように前記切替部を制御する、
請求項1に記載の信号送信装置。
【請求項3】
入力信号と、前記パイロット信号生成部が生成する前記複数の異なる周波数のパイロット信号とを合波する合波部と、
前記合波部によって合波された信号を光変調して光信号に変換する第1変換部と、
前記第1変換部により変換された前記光信号を電気信号に変換する第2変換部と、
をさらに備え、
前記分波部は、前記第2変換部により変換された前記電気信号に含まれる前記複数の異なる周波数のパイロット信号を分波する、
請求項1又は2に記載の信号送信装置。
【請求項4】
入力信号と、前記パイロット信号生成部が生成する前記複数の異なる周波数のパイロット信号とを合波する合波部と、
前記合波部によって合波された信号をFM(Frequency Modulation)一括変換してFM一括変換信号を生成するFM一括変換部と、
前記FM一括変換部によって生成された前記FM一括変換信号を復調する復調部と、
をさらに備え、
前記分波部は、前記復調部により復調された前記FM一括変換信号に含まれる前記複数の異なる周波数のパイロット信号を分波する、
請求項1又は2に記載の信号送信装置。
【請求項5】
前記1以上の検波部は、複数の検波部であり、
前記分波部は、前記複数の検波部のうち一部の検波部と直接接続され、前記複数の検波部のうち残りの検波部と前記切替部を介して接続され、前記複数の異なる周波数のパイロット信号を分波した一部のパイロット信号を直接接続される前記一部の検波部に出力し、前記複数の異なる周波数のパイロット信号を分波した残りのパイロット信号を、前記切替部を介して前記残りの検波部に出力する、
請求項1又は2に記載の信号送信装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、信号送信装置に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、信号送信装置として、入力信号の内部処理を行う処理部の異常を検出するために用いるパイロット信号を生成するパイロット信号生成部を備える信号送信装置が知られている(例えば、非特許文献1及び2参照)。このような信号送信装置では、入力信号の周波数帯域が広帯域に及ぶ場合、帯域の異なる複数のパイロット信号を生成するために複数のパイロット信号生成部を備える。パイロット信号は、信号送信装置の内部で検波され、途中の処理部の異常検出の判断のために用いられることがある。この仕組みは受信装置に備わる仕組みと同等である。
【0003】
図11は、従来の信号送信装置100の構成例を示す図である。図8では、信号送信装置の一例として、FM(Frequency Modulation)一括変換方式が適用される通信システムが備える信号送信装置100を示している。信号送信装置100は、電気信号分岐部110と、パイロット信号生成部120と、合波部130と、電気信号異常検出部140と、電気信号増幅部150と、FM一括変換信号生成部160と、電気・光変換部170と、光信号増幅部180と、光信号分岐部190と、復調信号異常検出部200と、監視部210と、警報処理部220とを備える。なお、一部の機能部から監視部210に延びている点線は、制御信号を表す。
【0004】
信号送信装置100には、入力信号として、複数の周波数帯の信号が入力される。例えば、信号送信装置100には、入力信号として、周波数帯域が70~770MHzの信号(なお、非特許文献1では47~864MHz)と、1000~2100MHzの信号(なお、非特許文献1では1000~2150MHz)とが入力されたとする。なお、信号送信装置100に入力される入力信号の周波数帯は一例である。以下では、一例として、周波数帯域が70~770MHzの信号と、1000~2100MHzの信号とが入力信号として信号送信装置100に入力されるものとして説明する。電気信号分岐部110は、外部から入力された入力信号を分岐して合波部130と電気信号異常検出部140とに出力する。パイロット信号生成部120は、複数の異なる周波数のパイロット信号を生成する。パイロット信号生成部120は、例えば70MHz近傍の周波数のパイロット信号と、885MHz近傍の周波数のパイロット信号と、2100MHz近傍の周波数のパイロット信号を生成する。
【0005】
合波部130は、電気信号分岐部110により分岐された入力信号と、パイロット信号生成部120から出力された複数のパイロット信号とを合波して多重信号を生成する。合波部130は、生成した多重信号を電気信号増幅部150に出力する。電気信号増幅部150は、合波部130から出力された多重信号を増幅してFM一括変換信号生成部160に出力する。
【0006】
電気信号異常検出部140は、入力信号の電力レベルの異常を検出する。電気信号異常検出部140は、入力信号の電力レベルの異常の有無を示す検出結果を監視部210に出力する。FM一括変換信号生成部160は、電気信号増幅部150により増幅された多重信号をFM一括変換して、広帯域FM信号であるFM一括変換信号を生成して電気・光変換部170及び監視部210に出力する。電気・光変換部170は、FM一括変換信号生成部160により生成されたFM一括変換信号を光信号に変換して光信号増幅部180及び監視部210に出力する。光信号増幅部180は、電気・光変換部170から出力された光信号を増幅して光信号分岐部190及び監視部210に出力する。
【0007】
光信号分岐部190は、光信号増幅部180によって増幅された光信号を分岐して外部及び復調信号異常検出部200に出力する。復調信号異常検出部200は、光信号分岐部190により分岐された光信号を再度電気信号に変換して、FM復調をした後、復調信号の状態検出を行う。例えば、復調信号異常検出部200が行う状態検出は、入力された復調信号に含まれるパイロット信号の周波数帯のレベル異常検出である。復調信号異常検出部200は、測定レベルの情報を監視部210に出力する。
【0008】
監視部210は、電気信号異常検出部140、FM一括変換信号生成部160、電気・光変換部170、光信号増幅部180及び復調信号異常検出部200から出力された各信号に基づいて各機能部の異常を検出する。例えば、監視部210は、以下の異常を検出する。監視部210は、電気信号異常検出部140から出力された信号に基づいて、入力されたキャリア信号の電力レベルの異常を検出する。さらに、監視部210は、FM一括変換信号生成部160から出力された信号に基づいて、入力されたFM一括変換信号の中心周波数の異常を検出する。さらに、監視部210は、電気・光変換部170から出力された信号に基づいて、電気・光変換部170における光変換レベルの異常を検出する。さらに、監視部210は、光信号増幅部180から出力された信号に基づいて、光増幅出力の異常を検出する。さらに、監視部210は、メモリに保持している正常状態の信号のレベルの情報と、復調信号異常検出部200により復調された信号のレベルの情報とを比較して、異常状態を判別している。監視部210は、異常を検出した場合、警報処理部220により警報を出力させる。
【0009】
図12は、従来の復調信号異常検出部200の構成例を示す図である。復調信号異常検出部200は、光・電気変換部201と、復調部202と、分波部203と、複数の検波部204-1~204-3とを備える。光・電気変換部201は、光信号分岐部190により分岐された光信号を電気信号に変換する。これにより、FM一括変換信号が復元される。復調部202は、光・電気変換部201により変換された電気信号(FM一括変換信号)に対してFM復調を行う。これにより、合波部130から出力された多重信号が復調される。
【0010】
分波部203は、復調部202により復調された多重信号を周波数帯に応じて分波する。例えば、分波部203は、70MHz~770MHzの周波数帯の信号を検波部204-1に分波し、770MHz~960MHzの周波数帯の信号を検波部204-2に分波し、960MHz~2100MHzの周波数帯の信号を検波部204-3に分波する。検波部204-1~204-3は、分波部203により分波された信号に含まれるパイロット信号を検波する。
【先行技術文献】
【非特許文献】
(【0011】以降は省略されています)
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