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公開番号
2025014476
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023117058
出願日
2023-07-18
発明の名称
半導体モジュールおよび半導体モジュールの製造方法
出願人
富士電機株式会社
代理人
弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類
H01L
23/29 20060101AFI20250123BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】半導体モジュールの絶縁破壊を防ぎつつ、防水性を高める。
【解決手段】半導体モジュール200は、積層基板150と、積層基板上に設けられた複数の半導体チップ100と、複数の半導体チップに接続されたボンディングワイヤ240と、複数の半導体チップ、ボンディングワイヤおよび積層基板を収容する筐体210と、筐体の内部において、複数の半導体チップ、ボンディングワイヤおよび前記積層基板を覆う第1封止層221と、第1封止層の上方に設けられた第2封止層222と、第2封止層の上方に設けられた第3封止層223と、を備える。第1封止層は、筐体の内部において、ボンディングワイヤの上面よりも高い位置まで充填され、第2封止層の硬度は、第1封止層の硬度よりも大きく、第3封止層の硬度よりも小さい。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
半導体モジュールであって、
積層基板と、
前記積層基板上に設けられた複数の半導体チップと、
前記複数の半導体チップに接続されたボンディングワイヤと、
前記複数の半導体チップ、前記ボンディングワイヤおよび前記積層基板を収容する筐体と、
前記筐体の内部において、前記複数の半導体チップ、前記ボンディングワイヤおよび前記積層基板を覆う第1封止層と、
前記第1封止層の上方に設けられた第2封止層と、
前記第2封止層の上方に設けられた第3封止層と
を備え、
前記第1封止層は、前記筐体の内部において、前記ボンディングワイヤの上面よりも高い位置まで充填され、
前記第2封止層の硬度は、前記第1封止層の硬度よりも大きく、前記第3封止層の硬度よりも小さい
半導体モジュール。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記第1封止層の上端と、前記ボンディングワイヤの上端との距離は、0.5mm以上、1.5mm以下である
請求項1に記載の半導体モジュール。
【請求項3】
前記第1封止層の膜厚は、3.5mm以上、4.5mm以下である
請求項1に記載の半導体モジュール。
【請求項4】
前記第1封止層は、シリコーンゲル材料またはフッ素ゲル材料を含む
請求項1に記載の半導体モジュール。
【請求項5】
前記第2封止層は、シリコーンエラストマー材料を含む
請求項1に記載の半導体モジュール。
【請求項6】
前記第2封止層の厚さは、前記第1封止層の厚さよりも薄い
請求項1に記載の半導体モジュール。
【請求項7】
前記第3封止層は、シリコーンゲル材料を含む
請求項1に記載の半導体モジュール。
【請求項8】
前記第3封止層の厚さは、前記第1封止層の厚さよりも薄い
請求項1に記載の半導体モジュール。
【請求項9】
前記第3封止層の厚さは、前記第2封止層の厚さと同一である
請求項1に記載の半導体モジュール。
【請求項10】
前記第2封止層の熱膨張率は、前記第1封止層の熱膨張率よりも小さく、前記第3封止層の熱膨張率よりも大きい
請求項1から9のいずれか一項に記載の半導体モジュール。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体モジュールおよび半導体モジュールの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、「第1封止材7を被覆する態様で、第1実施形態による樹脂組成物を含んでなる第2封止材8」が設けられた半導体モジュールが、特許文献2には「封止層20と接触して、保護層21が設けられている」構成の半導体モジュールが、特許文献3には第1樹脂42より相対的に柔らかい第2樹脂44と、第2樹脂44より相対的に硬い第3樹脂46とを含む半導体モジュールが、それぞれ記載されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特開2017-171714号公報
[特許文献2] 特開2022-148684号公報
[特許文献3] 特開2022-64191号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
半導体モジュールの絶縁破壊を防ぎつつ、防水性を高めることが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の第1の態様においては、半導体モジュールであって、積層基板と、前記積層基板上に設けられた複数の半導体チップと、前記複数の半導体チップに接続されたボンディングワイヤと、前記複数の半導体チップ、前記ボンディングワイヤおよび前記積層基板を収容する筐体と、前記筐体の内部において、前記複数の半導体チップ、前記ボンディングワイヤおよび前記積層基板を覆う第1封止層と、前記第1封止層の上方に設けられた第2封止層と、前記第2封止層の上方に設けられた第3封止層とを備え、前記第1封止層は、前記筐体の内部において、前記ボンディングワイヤの上面よりも高い位置まで充填され、前記第2封止層の硬度は、前記第1封止層の硬度よりも大きく、前記第3封止層の硬度よりも小さい半導体モジュールを提供する。
【0005】
上記半導体モジュールにおいて、前記第1封止層の上端と、前記ボンディングワイヤの上端との距離は、0.5mm以上であってよく、1.5mm以下であってよい。
【0006】
上記いずれかの半導体モジュールにおいて、前記第1封止層の膜厚は、3.5mm以上であってよく、4.5mm以下であってよい。
【0007】
上記いずれかの半導体モジュールにおいて、前記第1封止層は、シリコーンゲル材料またはフッ素ゲル材料を含んでよい。
【0008】
上記いずれかの半導体モジュールにおいて、前記第2封止層は、シリコーンエラストマー材料を含んでよい。
【0009】
上記いずれかの半導体モジュールにおいて、前記第2封止層の厚さは、前記第1封止層の厚さよりも薄くてよい。
【0010】
上記いずれかの半導体モジュールにおいて、前記第3封止層は、シリコーンゲル材料を含んでよい。
(【0011】以降は省略されています)
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