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公開番号
2025031316
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023137460
出願日
2023-08-25
発明の名称
ブラケット補強構造
出願人
富士電機株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F16B
1/00 20060101AFI20250228BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】容易にブラケットの剛性を向上させる。
【解決手段】ブラケット12と、補強板13と、を備えている。ブラケット12は、軸線Laに沿って屈曲し、一方の板部21及び他方の板部22によってL字状に形成され、一方の板部21及び他方の板部22の双方に凹部23が形成されている。補強板13は、軸線方向から見てブラケット12の内角に嵌まり合う三角形状で、肉抜き部としての切欠31が形成された平板であり、縁部に形成された凸部34が凹部23に嵌め合わされて接合されることでブラケット12を補強する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
軸線に沿って屈曲し、一方の板部及び他方の板部によってL字状に形成され、一方の前記板部及び他方の前記板部の双方に凹部が形成されたブラケットと、
軸線方向から見て前記ブラケットの内角に嵌まり合う三角形状で、肉抜き部が形成された平板であり、縁部に形成された凸部が前記凹部に嵌め合わされて接合されることで前記ブラケットを補強する補強板と、を備えることを特徴とするブラケット補強構造。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
軸線方向から見て前記ブラケットの内角二等分線と直交する方向を接続方向とし、
前記肉抜き部は、厚さ方向に貫通し、軸線方向から見て接続方向と直交する方向に沿って形成された切欠又は穴であることを特徴とする請求項1に記載のブラケット補強構造。
【請求項3】
前記肉抜き部によって接続方向と平行に延び、一方の前記板部側と他方の前記板部側とを接続するアームが形成されていることを特徴とする請求項2に記載のブラケット補強構造。
【請求項4】
前記アームは、複数ある場合、軸線方向から見て、接続方向の寸法、及び接続方向と直交する方向の寸法の少なくとも一方が、全て共通であることを特徴とする請求項3に記載のブラケット補強構造。
【請求項5】
前記凹部は、軸線方向に沿って延び、一端側より他端側が狭くされ、
前記凸部は、前記凹部における軸線方向の一端側から他端側へ押し込まれ、かしめられて接合されることを特徴とする請求項1に記載のブラケット補強構造。
【請求項6】
前記補強板は、軸線方向に沿って複数設けられていることを特徴とする請求項1に記載のブラケット補強構造。
【請求項7】
前記ブラケットは、一方の前記板部が構造部材に連結され、他方の前記板部が他の構造部材に連結され、
前記構造部材の少なくとも一方は、振動する又は振動を受けることを特徴とする請求項1に記載のブラケット補強構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ブラケット補強構造に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、一枚の鋼板を直角に折り曲げ、当接面及び受面によって断面形状がL字状となる支持ブラケットについて開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-115565号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
断面形状がL字状のブラケットは、剛性を向上させるために厚さを大きくすると、板金加工が困難になる。
本発明の目的は、容易にブラケットの剛性を向上させることである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様に係るブラケット補強構造は、ブラケットと、補強板と、を備えている。ブラケットは、軸線に沿って屈曲し、一方の板部及び他方の板部によってL字状に形成され、一方の板部及び他方の板部の双方に凹部が形成されている。補強板は、軸線方向から見てブラケットの内角に嵌まり合う三角形状で、肉抜き部が形成された平板であり、縁部に形成された凸部が凹部に嵌め合わされて接合されることでブラケットを補強する。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、補強板によってブラケットを補強することができるので、容易にブラケットの剛性を向上させることができる。また肉抜き部により、容易にブラケットの剛性を調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
ブラケット補強構造を示す図である。
ブラケット補強構造を示す図である。
ブラケットを示す図である。
ブラケットを示す図である。
補強板を示す図である。
ブラケット補強構造の取付けを示す図である。
比較例を示す図である。
補強板の変形例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図面は模式的なものであって、現実のものとは異なる場合がある。また、以下の実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであり、構成を下記のものに特定するものでない。すなわち、本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
【0009】
《実施形態》
《構成》
以下の説明では、互いに直交する三方向を、軸線方向、x方向、及びy方向とする。x方向及びy方向は、夫々、軸線Laに近い側を内側とし、軸線Laから遠い側を外側とする。
図1は、ブラケット補強構造11を示す図である。
図中の(a)は、ブラケット補強構造11を、軸線方向の一方、x方向の内側、y方向の内側から見た状態を示している。図中の(b)は、ブラケット補強構造11を、軸線方向の一方、x方向の外側、及びy方向の外側から見た状態を示している。
図2は、ブラケット補強構造11を示す図である。
ここでは、ブラケット補強構造11を、軸線方向の一方から見た状態を示している。ブラケット補強構造11は、ブラケット12と、補強板13と、を備えている。
【0010】
図3は、ブラケット12を示す図である。
ここでは、ブラケット12を、軸線方向の一方、x方向の外側、及びy方向の外側から見た状態を示している。
図4は、ブラケット12を示す図である。
図中の(a)は、ブラケット12を、軸線方向の一方から見た状態を示している。図中の(b)は、ブラケット12を、y方向の外側から見た状態を示している。ブラケット12は、プレス加工された鋼板であり、軸線Laに沿って直角に屈曲し、一方の板部21及び他方の板部22によってL字状に形成され、一般にアングルブラケットやアングルピースと呼ばれている。一方の板部21は、軸線方向及びx方向に沿った平板であり、y方向から見て軸線方向を長手方向とした長方形である。他方の板部22は、軸線方向及びy方向に沿った平板であり、x方向から見て軸線方向を長手方向とした長方形である。軸線方向から見てブラケット12の内角二等分線Lbと直交する方向、つまりx方向及びy方向の双方に対して45度をなす方向を接続方向とする。
(【0011】以降は省略されています)
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